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意志答の"べし" [ケータハム セブン160]

整備手帳

作業日:2021年3月20日

開けてびっくり踏足箱(ペダルボックス)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
160はクラッチトラブル成る物が多発している(新車時から?)との情報がありましたので、取あえず開けて見ました。(3月10日納車の新車です)
クラッチバーは画像の様にワイヤー取付部分が二股に成っており、ワイヤーの金具は厚い(6mm)本体部分に取付られておりました。
しかし、ワイヤー通し穴とは正対しておらず(黄色の線)赤い矢印の部分に強い負荷を掛けながらスライドします。
この状態で使っていれば、ワイヤーの破断は時間の問題でしょう。
ここは「触らぬ神に祟りなし」では無く「臭い物に蓋をする」でも無く、「転ばぬ先の杖」d(^^)
で対処しようと思います。
2
色々と調べて見ますと・・・
他の方のワイヤー取付場所は、本体バーに溶接で取り付けた薄い(3mm)L型バーが殆どでした。通し穴には正対しておりますので、ワイヤーに負担は有りません。
ところが・・・d(ーー)
3
リンク部分からワイヤー取付部とペダルの距離を測定して見ますと、ペダルまで 約20cm・ワイヤー取付部まで 約5cm でした。
小学生の時、支点・力点・作用点と言うのを習いましたが、これはテコの原理で良いしょうか?
このリンク機能は踏力の4倍の力でワイヤーを曳く事が出来ます。
ですので、リンクから上(ワイヤーを曳く部分)は下(ペダル部分)に比べ4倍の強度が必要と言う事になります。
本体バーの厚みは6mm、しかし溶接されたL金具は3mmしかありません。d(ーー)
4
弱い部分が破損した画像を(黒シュナさんから)頂きました。本体バーの穴とは完全にズレております。
160は純正の状態で長期間使用すると、ワイヤーかL形金具のどちらかの不具合が発生する運命にあると思われます。

初期型(L形金具無し)でワイヤーの破損が多発した?
中期型ではL形金具を付けたが、今度はL形金具が破損した?
後期型では(私の車両)太いバーに戻した?
と言うのが真相かと思われます。
5
薄いだけで無く、L形にすると強度は更に弱く成ります。この車両の年式は2019年で、使用されてまだ2年程度です。
160以外の現行モデルを調べて見ますと、クラッチは油圧式でボックスから後ろに設置されております。(ここは十分な空間があります)
セブンのペダルボックスは台形で前細りと成っており、ワイヤー式である160のクラッチは、取り付けにメーカーがとても苦労したのだと思われます。
少量生産の、その一車種の為に沢山の開発費や長時間の耐久テストは難しかったのでしょう。
これは少量生産による弊害でありますから、ディーラーやメーカーを責めるモノではありません。
イギリス本国では、バックヤードビルダー成るものがあって、裏庭にて車を整備したり、改良したり、製作している人が沢山居るそうで、メーカーとしても「こんなモンで作っといてやったから、後は自分でなんとかしろ」ってな感じかもしれません。
この度の生産終了も、日本や他の国からのクレームが多すぎて「やってらんねーよ」かもしれませんし(^^;)
ですので、オーナーの皆様が、耐久テスト者と成り開発者と成って、情報を提供し協力し合って、160を維持して行くしか有りません。
6
そこで、有難い事にTG-craftさんの強化クラッチが有ります。これは、ワイヤーが2mmから3mmに太く成っただけの強化クラッチではありません。
ワイヤーの捻じれと取付バーの2つの弱点を同時に解決した。とても良く考えて作られた強化クラッチワイヤーであると思われます。
ワイヤー取付ネジは本体バーとL型金具(黒)両方に通してあります。
更に、ワイヤー通し穴に正対する様にワイヤー側の金具(銀)もL形と成っております。
7
しかし、多く方が注文しても TG-craft さんもご都合があるでしょうし、注文から時間も必要だと思われます。
そこで、画像の様な改良を施して見ました。
施工をされる方は良く読んで理解してから行ってください。
全て、自己責任と成ります。d(^^)

純正2mmのワイヤーですが、通し穴に正対しており、ネジは本体バーとL形バー両方に通してあります。
一番最初の画像を確認して下さい。ブレーキセンサーの接続端子は横向きでしたが、ここでは縦にしました。
これをしないとネジの頭と接触します。
TGさんの場合、端子は横向きでも大丈夫そうですが、純正の金具では、厚みの分だけ外に出ます。
片方の端子が外れているのは、ネジをセンサーの下から通す為です。
後でちゃんと接続しました。
8
改良に必要な部品です。ステンレスのネジですが、ワイヤーからの金具と接触する部分は、ネジ状に成って無い方が良いです。M6・45mmのネジを30mmに切断して切断部分は研磨しました。
頭は六角が使い易いと思います。
強く締め付けると、金具が固定されて、逆にワイヤーを痛めますので、緩み止めナットを使います。
取付後に自由に動くか確認して下さい。
又、クラッチを踏みながら、リンク部分の動きやワイヤーの状態も確認が必要ですから、助っ人が必要です。
他の部分に接触して破損しない様に注意して下さい。
部品は画像の他にワッシャが数枚必要ですが、全部で300円程度ですd(^^)
TG-craft 製の強化クラッチワイヤーが届くまで、これで凌ぎましょう。
因みに、ディーラーが近くにあり、時間とお金に余裕が有る方は「触らぬ神に祟りなし」かもしれません。

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