
林道を走ってきた。よほど荒れた林道でなければジムニーと遜色なく走れる。ところが林道から下りて河原でテントを張ろうとするとコイツでは河原に下りることが出来ないことがわかった。
物理的に下れても直感的に傾斜角と車底までのクリアランスで「上れない」と感じた。
既に河原へ下りてテントを張ってるパーティーも居たが、プラド2台、ジムニー3台、ディフェンダー1台、シエラ2台。いずれも本格的なSUV車。
ディフェンダーのドライバーに「下りますか?」と聞かれたが「やめときます・・」と。
コイツはFFの2WD。
更にシエラの2台は本格的なリフトアップ、ゴッツイMTタイヤを履いて、躊躇なく川を横断して向こう岸へ行きテントを張りだした。理想だと思った。コイツにはとてもそんな芸当はできない。
カテゴリーはSUVだが根本的な部分で全く異なる。例えコイツが4WDでも河原から上がってこれる保証はないと感じたが4WDならたぶん河原に下る挑戦はしていたと思う。
翌日撤収する際、ジムニーやプラドはノーマルだったが何の問題もなく簡単に河原から林道へと駆け上っていく。
アウトドアを趣味にしている私としては少なからず嫉妬を感じた。
とは言えジムニーに比して魅力はコイツにもある。4ドアによる車内アクセスのメリット。圧倒的な積載量。燃費。車としての希少価値等々。
それでもアウトドアを突き詰めていくとコイツでは踏み入れることの出来ない領域があることを改めて認識させられた。
私一人の趣味での「遊び車」なので「軽」以外は家族の承諾が得られない。じゃあジムニーやパジェロミニ、テリオスキッドを選ぶかというとコイツの存在感にはやはり及ばない。
「ネイキッドの4WDを探すか・・」とは思ったがアーミーグリーンで4WD、過給機付きのMT車になると「絶滅種」のようにほぼ流通していない。
何かを犠牲にしないと・・。
出来ればみんなと同じ車には乗りたくない。
敢えて4WDにのみ拘るなら「ホンダZ」でも探してみるか・・。維持費が高いだろうな・・。