昨年12月、NSX購入のため身の回りを断捨離しました。
そして代わりにやってきたのがワゴンRです。
NSX購入資金の足しにするため、その年の9月、初めての1泊ツーリングを共にしたVFR750Fも、自分が乗れなくなってもガレージの置物として所有しておこうと思ったドゥカティ998Rもその対象となりました。
それまで乗っていたアルファードは、NSX購入後もしばらく2台体制、とも考えたのですが、双方とも割り増しの自動車税、そして燃費をはじめとする維持費を考えると現実的ではなく、あっさり売却を決断しました。
アルファードは、まだまだ乗るつもりだったで、3月の車検の際、走行距離が10万kmに届きそうだったのでタイミングベルトを交換したばかりだったのでした。
足代わりになるクルマが必要だったので、候補にあげたのはアルファードを処分したお金で買える維持費の安い軽自動車、それも5速マニュアルに狙いを定めてネットで検索する毎日でした。
さすがにタマ数が少なく選択肢はそれほどありませんでしたので、県内で現車を確認した2台のうち1台をその場で契約しました。さすがにお店の人も驚いていました(^^;;
ちなみにアルファードは値がつけられない、と言われてしまいました。。。
そして別の買取業者に引き取られることになったのでした。
予算はかなりオーバーしてしまいましたが、10年落ちとはいえ走行距離が6,000km台であること、内装、エンジンルームは新車と言っても信じてしまうほど使用感が全くないこと、そして色がシルバーだったことも大きな要因でした。
初めて所有する軽自動車は、小回りが効いてどんな狭い道でもどんな狭い駐車場でも困ることはなく、買い物に行けばドアが90度近く開き、カートを車内に寄せることが出来て買ったものを詰め込むのも便利です。
主な使い道は通勤ですが、交差点手前で回転を合わせてシフトダウン、交差点を曲がった後のシフトアップも意のままに操れ通勤さえも楽しめます(^^)
アルファードにあってワゴンRにない装備がいくつもりありますが、なくても全く不便を感じません。
あったとしても足クルマと割り切れば全く気になりません。それだけ現代のクルマって便利になりすぎたのでしょうか。
そういえば私が免許を取得した頃は、パワーウィンドウさえ標準でないクルマがまだまだありました。
軽自動車の最大の魅力はやはり維持費でしょう。
燃費はアルファードの約2倍走り、自動車税は今のところ7,200円で約8分の1、点検費用も消耗品も比べものにならないくらい維持費がかかりません。
遠出するつもりはなかったのでETCを装着する予定はなかったのですが、こんなに便利なら遠出に行っても高速代も安く上がるし、ポイントも付くしで目下検討中であります。
あれこれ考えると、やはり私の身分ではNSXは不相応なのだと改めて思いました(^^;;
S660にしておけば、アルファードも、そしてバイクも998Rだけは処分せずに済んだかなぁとも思います。
ところで、アルファードを処分して一番心に刺さったのは、主宰するスポーツ団体の教え子たちに言われた、「一緒に遠征に行ったアルファード、なくなっちゃったんですかぁ⁉️」でした。。。
自分や自分の家族、そして教え子たちにとってもたくさんの思い出が詰まったアルファードを処分してしまった後めたさが心の奥につっかえてしまいました。。。
なんか湿っぽくなってしまいましたが、まだまだ軽自動車の、ワゴンRの魅力はたくさんあります!
Posted at 2021/12/21 21:47:33 | |
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