昨日、車のボディに小さな赤い虫がいっぱい動きまわっていました。
調べてみたらどうやら
タカラダニらしいです。
コンクリートに大量発生するようですが、なぜタカラダニが車のボディに上がっているのか?
駐車場の床面はコンクリートですし、先日建設したカーポートの柱の固定にコンクリートが使われています。
コンクリートなど多孔質の材質にたまり、くっついている
花粉や有機物をタカラダニが食べているのではないかと考えられています。
よく考えてみたら人間の目には見えない花粉がボディに付着していれば、それを食べに来ているのかもしれません。
タカラダニの体の赤色の色素は抗酸化作用をもつカロテノイド由来であり、アスタキサンチンの濃度が非常に高く、
太陽光の紫外線や放射熱に晒される厳しい生息環境での高温を耐えるのに役立つとされています。
赤い体色は人間から見ると目立っても、
天敵である捕食性昆虫(アリや捕食性カメムシなど)の目は通常赤を識別できないため、これらの捕食者に狙われる確率に影響はないと考えられています。
危険を感じると警戒フェロモンと防御アロモンの作用をもつ液体を噴出するとのことで、見つけたら早めに対処する必要性があります。
屋外であれば水で流してしまう方法がありますが、水で流した場合は時間が経つと再発する可能性があるため、一時しのぎでしかありません。
タカラダニはエサの花粉があれば屋内にも入り込んで、洗濯物に付着しているケースもあるようです。
実はこれが一番やばいかも知れません。
洗濯物に付着したタカラダニを見たら、自然と手で払い落としたくなりますし、洗濯物をたたんでいるときだったらもっと嫌ですよね?
タカラダニを見かけた場合、絶対にやってはいけないのは「潰す」ことです。
タカラダニを潰すと赤い体液が飛び出すため、衣服や壁などが汚れてしまうだけでなく、
素手で潰してしまった場合人によってはタカラダニの体液と触れたことで肌荒れや発疹などのアレルギー反応が出る可能性があるそうです。
タカラダニを下手に落とそうとして潰してしまったら、ボディへの影響がありそうなので、私はガソリンスタンドへ向かった際に風圧で飛んでいかないかな?と考えたんですが、吹き飛ぶことはなくタカラダニは固まっていました。
帰宅後、毛足の長いマイクロファイバーモップで軽くはらって落としました。
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2024/06/01 12:58:20