2023年11月08日
<10.初めての車検を4ケ月後に控えた昨今の私のA110>
<10.初めての車検を4ケ月後に控えた昨今の私のA110>
今年の、A110の相棒たるSUVが7月に並び、もっぱら出番はそのSUVとなってきました。それにはやはり以前の燃料ポンプでのエンストでドタバタとなった遠出時の出来事が頭をかすめ、率先してA110でという気持ちが薄らいでいます。それに拍車をかけて、神さんはSUVの後部座席が気に入ったみたいで、A110のパセンジャー席は「体を動かせないので嫌い。」と私にSUVでのお出かけを希望します。相棒の後継車探しに真逆のSUVの選択は間違ってなかった様で、ガタイ大きいSUVでありながら大きさを苦にしない取り回しで、神さんだけでなく運転者の私もラクチンなのです。そんな事で、A110の出番は、私単独で遠出する時以外なく、オドは進みません。今でも燃料ポンプでのエンスト騒ぎのトラウマから信頼性的にかけ、心安らかに出かけるという訳には行きません。そして、発売の当初から初期オーナーで騒がれていたオルタネーターのリコールもやっと来ました。これで、オーナーたちで話題となっていた大きな課題の2つが区切りとなり、あとはマイナートラブルの報告だけなので、信頼回復に向かっているといった感じです。これは、距離を走り、自分の気持ちの中に安心を積み重ねながら信頼としていくしかないのでしょう。そんな折ヤッチマッターが起こりました。ヤッチマッターはA110ではなく、クラシックサルーンの替わりとなったSUVの方なのです。近くスパーマーケットの駐車場に左折で入る際、内輪差による縁石への接触をしてまったのです。まだ3000km走っていないSUVのホイールは見事に傷、おまけにタイヤの側面に薄利傷を負う始末です。実は、以前のクラシックサルーンでも同じ場所で、ヤッチマッターなのです。学習能力の無い自分にだいぶ自己嫌悪で落ち込みました。これは言い訳ですが、以前住んでいた浦和市の町ではガードレールがありました。しかし、今の自宅の地域では、ガードレールはなく縁石なのです。そんな事で、クラシックサルーンでも新相棒SUVでも、A110でも縁石位置は直前で姿を消します。町の至ところの幹線道路と枝道路の交差点縁石には、擦った後が見て取れます。中には、縁石が盛り上がっている所もあり、どなたか達も相当激しく多くのヤッチマッターがありそうです。そんな事で、これは注意不足の自分へのペナルティーとして、ホイールとタイヤを新品換装すべくディラーに依頼しました。ところが、納品されるまでそうとう時間がかかるとの事です。ホイールは傷でも使えるので、タイヤだけでもと話ましたが、納期がかかるのはタイヤの方とのことなのです。そんな事で、11月初旬の二泊三日で紅葉遠征を飛騨方面に控えていた計画は、急きょA110の出番となったのです。神さんにお詫びで「私のミスで、SUVのタイヤ傷では高速での長距離はリスクがある。故にグリーン席から一般席に変わってもらう!」と言う、と神さんはしかたなく了承です。そんな事で、SUVでは大きさも気にせず放り込むスーツケースから、入れた荷物をA110のフロントトランクに納まるバックに小分けにして、搭載しなおす結果になりました。一日目は5時の早朝出発で渋滞を交わしてのスタートです。一日目は、上高地から高山のコースです。上高地へは9時に到着、専用バスで大正池から河童橋を歩き昼には駐車場に戻りました。しかし午後予定にお目当だった新穂高ロープウェイーが緊急の点検運転休業となっており、上高地から高山に向かい途中にある鍾乳洞に向かいました。しかし、鍾乳洞は神さんから「どこの鍾乳洞も一緒」というアッケナイ興味なしの一言で却下されました。時間には余裕あるので、現地確認とばかり、鍾乳洞の駐車場を回り、高山市内へとなりました。ですからBプランに移行です。Bプランは高山市内の「飛騨の里」です。ここは神さんも及第点のようでした。紅葉が好きな神さんですが、人工的に作られたお寺や、屋敷は赤色が映えます。ですが、自然の山の中では、緑・黄色・オレンジ・赤のバランスの良い紅葉はめったに見れません。ですが、飛騨の里は人工的に植林されているので納得の紅葉の様でした。早めのホテル到着で、翌日も朝食済ませ早々の8時には今回のお目当ての白川郷に向かいます。白川郷には、9時半ごろには到着ですが、すでに駐車場は満杯寸前のギリセーフです。昼に白川郷を出ると、驚くことに駐車場から白川ICまでの駐車場空待ちの長い渋滞なのです。そんな渋滞を横目で、どのくらいで入れるのだろうと?考えながら可愛そうな気がしてきました。ですが、ここは他人の不幸は自分の幸せで、朝早くからの行動の自分達の判断を褒める事にしました。二日目の宿は、郡上八幡です。郡上八幡には午後2時過ぎには到着です。古い町並みが売りなので、街並みの駐車場はどこも満車です。車に乗ったままで街並み拝見とばかり走っていると、タイミング良く駐車場を出そうな車が目につきつかさず空待で5分程で駐車出来ました。郡上八幡の街中で助かったのは、道は狭いですが一方通行が無くコンパクトなA110は走りやすいのです。最後に狙ったお城へ向かいます。山登りを経験している私に対して、歩くのを嫌う神さんなので、駐車場から出てお城へ向かいます。案の定駐車の空待ちの列で断念しました。早めのホテルに向かい、最終日に備えガソリンを満タンでホテルです。A110は450Km程で30Lの給油で、燃料代的には財布に優しい給油量です。たぶん相棒のSUVでは40L以上は簡単に飲み込んだでしょう。ホテルで温泉につかりで最終日に備えます。そのホテルでTV見ていたら「日本デンソーの燃料ポンプによるTOYOTA車60万台のリコールで、2,800億円の業績下方修正」というニュースが目に止まりました。A110を悩ませた燃料ポンプ問題がやっと社会表面化した訳です。当初、「燃料ポンプ!仏の部品だからダメなのだ!」とほざいた私でしたが、部品はデンソー製。灯台元暮らしとは良く言ったものですが、日本のモノ作り精神は何処へ行ったのでしょうか?とガッカリでした。旅の最終日は、馬籠宿からの木曽路ドライブです。馬籠を散策し、妻籠宿➡奈良井宿と周り昼食の予定です。さすがに昼の奈良井宿の駐車場は満杯でした。一旦空待ちに並びましたが、諦めてスルーしょうとしたら幅員が広い道(車や歩行者にも全く往来に邪魔にならない路肩)に路駐していた一台が出たの、でラッキーとばかり車を入れて、奈良宿も散策出来ました。あとは昼食し、帰路です。この木曽路の道はドライブには快適です。幹線道路としてバイパスは整備され、信号で止まる事が少なく山々を眺めながらの快適ドライブでお薦めです。奈良井の道の駅で昼食のボリューム満点のカレーを頂き、野菜を買いこみます。A110はフロントもリアーのトランクも熱をもつので、野菜はパセジャー席を前に出し、シートの裏に上手に押し込みました。最終日は中央高速小仏渋滞を覚悟でした。午後3時頃からの予想が残念ながら外れ、予想より1時間も早い渋滞の始まりだった様です。談合坂から渋滞が始まりトロトロです。渋滞は覚悟でしたが、以前走った山道経路が頭に浮かび、上野原ICで降り、和田峠超えて西八王子IC経由で、圏央道で埼玉の自宅を目すことにしました。心配した20号の渋滞はなく、A110は山の奥に登っていきます。その先は車がすれ違うのに一苦労する狭さですが、コンパクカーのA110は持ち前の足と共に軽快にヌケます。2回程のすれ違いでヒヤリとし、バス路線にはいり先行のバスの30Km走行にペースを落とされましたが、50分で上野原ICから西八王子ICに抜けました。上野原ICでの渋滞表示は、「14Km渋滞通過に50分」でしたので、ほぼほぼ同タイムで抜けられたことになります。そこに山道のヒルクライムドライブが加わりA110の本領発揮の楽しい時間でした。家に帰った翌日は洗車してA110にご苦労様です。神さんはクラシックサルーンやSUVでは単に後部座席で何事も無い感じで乗っていますが、A110のパセンジャーシートで過ごすと、決まって、「アルピーノ頑張ったたね!」とつぶやきます。たぶん静かで気楽な以前のサルーンや、新相棒のSUVに比べ、A110は吠えるしサスの硬さから乗っているという実感からくるのだと思います。私自身も、A110に乗る時は気合が入りますが、サルーンやSUVでは何の気もなく乗りこみます。それだけ、五感に訴えるのがスポーツカーなのだと思いました。そして、新相棒のSUVですが、ディラーにタイヤ&ホイールの納期を確認したら6週間もかかるとの事です。タイヤはA110と同じ「ミシュランパイロットスポーツ」で、サイズは235/50R21です。以前のクラシックサルーンでは、ポテンザやレグノを履いていましたが、このミシュランのパイロットスポーツは腰もありグリップもあり静かで私的には好みなタイヤです。ですから、履き替える時も同じものしようと今から決めています。そんな事で、SUVの遠出はしばらく無く、次の遠出を電車に、その先の遠出はA110でと計画しています。現在A110のオドは12,000kmで、あと3ケ月で初めての車検を迎えますが、ボディの艶は全く衰えず、燃料ポンプのトラウマと、オルタネーターの不安も徐々に気持ちの中から減ってきているといった感じです。この先のオドの伸びは、冬の時期となり山方面は雪の心配で行動範囲は限られますが、せいぜい私がソロドライブにどれだけ引き出せるかといったところです。運転楽しいA110!
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Posted at
2023/11/08 14:15:21
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