2021年03月14日
軽さの思い出、A110乗り心地
1,980年台、若い女性がデートカーで乗りたい車はソアラでした。まだ、3ナンバーが高価で、やっとデートに誘うために買ったHONDAの初代プレリュード。東京女子大のアンケートで、ソアラの次に票を得られたのがそのプレリュードでした。たぶん、量産車初めてのサンルーフが女の子に受けたのだろうと思います。そんなプレリュードを車検に持って行っていって、発売されたばかりの車を試乗、そのままオーダーを入れたのがCR―X1.5iでした。排ガス規制でパワーが削がれた時代から、脱却を示した初期の1台です。パワーは110Psですが、車重が800Kgと軽く軽快な車でした。東北縦貫道で400のベンツを相手にバトルしても、相手を諦めさせる程の軽さを武器にした逸車でした。CGに寄稿していたかのポールフレールは、CR―XSiを所有し、生涯手放さなかったといわれるほど楽しい車でした。A110も軽さが武器。そんな軽さからくるフィーリングや燃費の良さなど、CRXと過ごした時の軽さのフィーリングを思い出しながら若かりし頃に思いを馳せ、A110を眺めています。そのA110は、サーキットで試されるだろうジャンルに足を入れているスポーツカーとしては、それなり固い足回りなのでしょう。そんな走りは私には不要で、数百キロ北上の実家に帰る時、気合を入れな覚悟しなければ的な乗り心地ではなく、楽しい範囲の固さで快適と感じています。サスの固さと言えば私の子供のF-1時代、沈むサスのスチュアートとズルと滑る様に走るエマーソン。どちらも早いのだから、固さだけで語れないと思った次第です。CGの評論でも、4Cなどより柔らかく比較的スポーツカーとしてはロールを許す方だと記されています。押しなべて、評論家の皆さんはこのA110を実用的な車と多くの方が評しています。私個人的には、しばらく大型サルーンしか経験していない、旦那仕様のラクチン車から乗り換えても、さほど常用に違和感がの範囲ではない感じです。ロングドライブの快適性はたぶんサスの固さなどより、運転手との好みのマッチングも関係するのだろうと思っています。ひと月先に東北遠征予定ですので、実際にどう感じるか楽しみです。
次回は、慣らし中での様々な感想! スポーツカーが初めての方々に参考になれば!
Posted at 2021/03/14 07:53:42 | |
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