NGK IRIDUM IX #7  

中心電極に「イリジウム」を使用した５ＫΩレジスター内臓型スパークプラグです。
「イリジウム」という素材は、従来の「白金」と比較して耐酸化性／耐磨耗性／耐腐食性に優れ、材料強度が優れる為、中心電極を小径化する事が可能。
中心電極小径化のメリットとして、スパーク要求電圧（発生電圧）が低くなる為、電圧変動時の失火の発生率が低くなると共に、電極表面積の減少により、着火後の火球成長を妨げる「消炎作用」が減少する。
その為、火炎伝播がスムーズになり混合ガスを効率的に燃焼する事が出来ます。
装着する事で理論上、エンジン振動の減少／加速性能の向上／少燃費化ｅｔｃメリットがあります。

今回装着したのは「標準タイプ」に位置付けされている「ＩＸ」と呼ばれるプラグです。

通常、チューニングカー用には「ＩＲＩシリーズ」を選択する事が多いですが、私的にはスペック的には絶縁性能＆メッキ仕様／耐振動性能以外は「ＩＸ」とほぼ同じ様に思え、点火性能は変わらないと判断して装着。

型番：ＢＫＲ７ＥＩＸ－１１
中心電極：ＩＲＩＲＩＵＭΦ０．６ｍｍ
ギャップ：１．１ｍｍ

ちなみに、私的経験では信頼性はＮＧＫ製が一番高いです。

交換前は、装着していたプラグ「ＩＲＩＷＡＹ７」の電極消耗が進み、電極間ギャップが広がった為と思われる失火により「エンジンの脈動」が発生。
同時に燃費も低下（０．８ｋｍ／Ｌ程度）していました。

交換後は「エンジンの脈動」は解消。
同時に燃費も以前と同レベルに戻りました。
アイドリングは極めてスムーズです。

私的に、点火系強化している場合は１年毎のプラグ交換をお勧めします。