BRIDGESTONE POTENZA POTENZA RE-11  

言わずと知れたＢＳのスポーツラジアルタイヤ（ストリート）のフラッグシップモデルです。
交換後ソコソコ走った＆最近車壊したので（笑）思い出しつつインプレなんぞｗ
ちなみに交換前は同社製タイヤＲＥ－０１Ｒだったので新旧比較になりますが、あくまで私的インプレです。

・ハンドリング
０１Ｒと比較してステア初期・微小舵角の反応は凄く良くなっている様に感じました。
反面、さらに大きく切り込むような操作（小Ｒコーナー）ｏｒ速いステア操作に対する反応がダルく感じられ、その時のタイヤのヨレ感も大きく感じてます。

・グリップ
縦方向は０１Ｒと同等か少し良い程度。
横方向は結構進歩してる様で突然グリップが抜ける事も無く、コジった上にさらに切り込んでも反応はしてくれます。
また、新品時ウエット路面での耐ハイドロ性能はかなり高く感じました。

・ライフ
今現在常用＆数回ミニサーキットしてますが、０１Ｒに見られたショルダー落ち＆独特のトレッド磨耗＆荒れは見られません。
ショルダー剛性が落ちた代わりにトレッド剛性が大幅に上がっている？
結果、０１Ｒよりはライフは長いと見込んでます。

以下、実際に今まで使ってきた中で感じた事。

特に尖った部分が無く「一般ストリートラジアル」として進化したのかな。と。
なので、サーキット走行を主とした「スポーツラジアル」として考えるとチョット微妙？

私的にはタイヤ構造・キャラクター的に、０１Ｒの様に荷重を掛けてグリップ力を高めつつ縦へ横へと使い分け、メリハリつけて一気に向きを変えて走る様な使い方をするのが難しいタイヤの様に感じてます。
また、エア圧をかなり上げれば近い動きを見せそうではあるが、結局は腰砕け気味の乗り味で落ち着くんかな。。とも。

メーカーキャッチに「舵角が減る」とあるが、きついコーナーＲ＆操舵の仕方によっては逆に舵角は増える傾向（どのタイヤもそうではあるが）、且つ「美味しい部分」が狭い？、ある意味難しいタイヤ？と感じてます。
ただなんとなく、０１Ｒの時より荷重抜き気味で初期回頭させてダラダラとコーナリングさせる方がタイヤに合っている様な。。。（様子見中に車壊したｗ）

メーカーキャッチの「誰でも安全にスポーツ走行」はウソではないと思っています。
私的には「グリップ」と「操作許容性」が高い次元でバランスされた超高性能タイヤだと思います。

サーキット走行（タイム狙い）で使うには、かなり難しい印象を受けてます。
タイヤ自体はかなり早い周回で「出来上がる」様な気がしてますが、その持続性は短く幅も無い様な印象も受けてます。（と言うよりエア圧変化に凄く敏感なのかも？）
ただ、タレても操舵感＆グリップ感の変化が少なく、磨耗が少なそうな事もあるので「長く楽しむ」には最適だと思っています。
発売前に某業界から流れてきた情報（以前のブログで少し触れた）と、かなり違う結果。。。マイナーチェンジしたのかな？？

ちなみに、今現在の各社ラインナップの中からアタックタイヤ選ぶなら、私はＤＬ☆ＳＰＥＣを選びます。
以前ブログで比較じみた事をかいてます（履いて走った訳ではない）が、その時の感触では一番素直そう＆グリップしそうな印象だったので。。