ＳＣＨＲＩＣＫ Ｃａｍｓｈａｆｔ（Ｈｉ－Ｃａｍ）  

ドイツのエンジンコンポーネンツ・メーカー　AVL SCHRICK GmbH製の
カムシャフトです。

取り付ける前にＤＩＹにてバリ＆面取り加工。
さらに、専門業者にてＷＰＣ＆ＭｏＳ２ショット追加工後装着しました。
なお、装着はＤＩＹにて。

取り付けに際して特にパーツ交換の必要も無く、ＨＬＡ対応品の為
パルブクリアランスの調整も必要ありません。
ベースサークルも純正カムシャフトと寸法的には同じでしたので、
サージ耐性も純正カムと変わらないでしょう。
従って、近年国内チューニングメーカーから国産車用として多数販売
され出した「ポンカム」と呼ばれるチューニングカムシャフトと同じレベル
のカムシャフトとして考えて問題無いです。

以下は今回装着したカムシャフトのスペック。

Intake: Duration 264, Lift 9.5mm, overlap 0.5, peak timing 114, open at 18, close at 66.
Exhaust: Duration 272, Lift 9.0mm, overlap 0.65, peak timing 114, open at 70, close at 22.

恐らくＭＩＮＩＭＡＮＩＡ／ＵＬＴＲＩＣＫ製も同じ数値でしょう。
パクったのはどちら？（笑

作用角だけ見る限り、ポンカムとしては結構攻めた？数値ですが、
実際は完全暖機後に多少アイドリングがバラつく程度です。
恐らくＲ５０系ＭＩＮＩは元々ＥＸポートが小さく細い為、この数値でも大し
て影響ないんでしょう。（ＪＣＷヘッドだともう少しバラつくかも？）
しかし、ほぼノーマルＣＰＵ（ＤＭＥ）で制御できる限界値でしょうね。

インプレは
　　ストリート編：http://minkara.carview.co.jp/userid/334393/blog/16848901/
　　サーキット編：http://minkara.carview.co.jp/userid/334393/blog/16871619/
にて。

サーキット走行重視される方にオススメします。
ストリート走行メインの方には。。。金銭的に余裕のある方はドウゾｗ