
さて、久しぶりのブログ更新ですが、今回は車の話題とかじゃありません。
私の所有するヘッドホンアンプを改造して音質向上を狙おうというわけです。
今回参考にさせていただいたのは、下記のTALK..さんの記事です。
部品調達コストを抑えるため、同容量のコンデンサが多数みられるのはよくあることで、それを耐圧・容量・特性を最適化して部品を選別すれば最善です。
しかし、私は電気回路図を読んだり出来る子じゃないので、設計者の意図を尊重します。
DrHEADの改造として一般的なものを除き、基本的に耐圧・容量は大きく変更しませんです。
彼らとて、コストを意識するとはいえ、それ以前に、確実かつ安全に回路が駆動する設計をなすべきでしょうから。
その辺は、電気保安的に私より圧倒的に信頼できるでしょう。たぶん。
基盤の位置と部品名を書いておきましょう。
ACアダプタ 15V1.2A スイッチング式
U1 L7812CV(電源レギュレータ、12V1A出力)
標準は9V出力だったかな?
C1,C2,C4,C5 ニチコン MUSE FG 100uF,25V
基盤上の印刷はなぜかどちらも「C2」
サイズや容量的にFGで妥協。
C39,C44 ニチコン MUSE KZ 22uF,50V
MUSEのグレードは FW<FG<KZ ってことで最上グレードをもってきました。
C7,C11 ニチコン 導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ LG 470uF,16V
ここに低ESRのコンデンサを突っ込むといいよって誰か言ってた気がした。ソースはないけど。
最初、発振が怖くて標準品を突っ込んで一通り聞いてみてから交換しました。
結果的に発振もなく、高音がよりストレートな印象(?)です。
※ACアダプタを純正品に戻したら、力不足なのか発振しました。
C23,C32 ニチコン? 積層セラミックコンデンサ 0.1uF,100V
電解コンデンサからの交換です。
DrHEAD改造流行ったときから不思議なんですが、この積セラとポリプロフィルムの容量を取り間違えて表記してる方多くないですか?
C26,C34 ニチコン? ポリプロピレンフィルムコンデンサ 0.68uF,100V
空きパターンに挿しました。
C25,C33 WIMA フィルムコンデンサ? 680pF,100V
後から付けました。カップリングコン交換で弱くなった低音が元に戻る感じ。
ここまでの交換で、だいぶ音の印象や解像度が改善されます。
入力元の品質が気になってきます。
OPAMPは、
ナショナルセミコンダクタ LM5172IN
バーブラウン OPA2604PA
JRC 4580DD
の3つを試しましたが、私の耳はスルーレートのより高いOPAMPを選ぶようで、LM5172で決定です。
リバーブやスネア、高めの女性ボーカルなんかを見事に再生してくれます。
2604はダイナミックな感じですが、高音がささくれた感じで少し耳が痛いです。
4580DDは耳に優しい感じ。ひどく言えばモッサリ。
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Posted at
2009/09/21 13:52:05