はてさて、魔都銀座を後にしまして・・・
向かうは赤坂!アストンマーティン!!
目的はラピードです!
経験薄い、若輩が好き勝手述べているだけの「あほボケ感想文」です
文面には細心の注意を払いますが
ご無礼あればご指摘頂ければ訂正・削除等を致します。
それでは始まり始まり~
【前提条件】
やはりポルシェパナメーラターボと比較したいです。
5m前後の4ドアスポーツクーペ
こう考えた場合
この車以外には車格、価格含め同一セグメントが
思い浮かびませんでした。
名前 全長 全幅 全高 車重量 馬力 価格
パナメーラターボ 4970 1930 1420 2010kg 500PS 2016
ラピード 5020 1930 1360 1950kg 470PS 2268
【エクステリア】
全く持って、実物は写真よりもかっこ良いです!
まずはフロントマスク・・・
こりゃ押し出しが強いです
幅が広くて、一発でアストンってわかりそうなほど
個性的ですね
さらにヘッドライト・・・
光った目玉はLEDが手伝って凄くスタイリッシュです
釣り上がったマユゲ(?)・・・
BMWの5シリーズ(E60)のヘッドライトに似てますね
このフロントマスクで一気に距離を詰められたら・・・
凄いプレッシャーでしょうか
スタイリングは・・・
流麗かつ重厚と表現したいです。
それは何故か・・・
まず車高が低いです!
パナメーラより6cm低く、参考までにLS460より10cm以上も低いのです。
フェンダーダクト部分から・・・
グィ~っ
とラインを伸ばし・・・
そのままフロントドアまでプレスラインを伸ばす事で・・・
視覚的に伸び感を与えてきますね
加えて窓の縦幅を小さく、そして横幅を長くしている事で
さらに伸び感を感じます
それは逆から見てもよくわかります・・・
そしてリア!!
ここの造詣は本当に重要だと
個人的に思っております!!
なぜならリア部分の処理を失敗すると
全体が破綻するからと思っているからです!
少しだけ残したリアトランクとダックテイル・・・
ほんの少しで良いのです
リアトランクを残す事で・・・
伸び感+動きのあるスタイリングとフィニッシュになるんですね~
このプリンプリンおけつですが 、きっちり動きがあってかっこ良いと思います。
う~ん・・・
流麗っす!
パナメーラはリア部分をマルッとまるめてしまったので・・・
のっぺりした、ちょっと辛いリアスタイリングになってますね
では重厚とは?
僕は最初、
美し過ぎて、少し貧弱か?
と感じたのですが・・・
フロントフェンダー部分を斜め後ろから見ると・・・
流麗なサイドと同時に力強い抑揚を
内包しており
なんたる重厚さ・・・
真横からのスタイリングとは
打って変わって、
威風堂々の力感・・・
正直、惚れました・・・
妻「これは文句の無いスタイリングだわ~。
完璧や無いかいな?」
妻も惚れてました・・・
【インテリア】
リアの美しいラインから
「4ドアDB9」そして・・・
きっと後席の狭さもDB9級 (ノД`、)
と決め付けておりましたが・・・
後席のクリアランスは意外や意外
結構ありました!
ヘッドレストと窓の位置関係から少し
想像がつくかもしれませんが
シートが相当、地面近くに位置しており
ヘッドクリアランスを稼いでいる感じです。
「後部座席の人は、外からほとんど顔が見えないよ」
って妻の言葉が印象的でした
シートは薄くやや固めであり・・・
ちょっと長時間は辛そうな印象を受けました・・・
こういうシートに長時間乗ったこと無いのでよくわからないのですが・・・
どうなんでしょう、疲れないんでしょうか?
そしてセンターコンソール・・・
限度があるやろ!
って高さのはずが・・・
意外ともたれ易くてびっくり!!
リアシートを倒して、専用のボードを敷くと・・・
ゴルフバッグ積めます?・・・
愚問ですね!
とんでもない容量に早変わり・・・
内装の素晴らしさは言わずもがな・・・
「アストンマーティン」です。
そのクラフトマンシップに文句付ける所など
僕如きにはありません。
これがフランフルトでデビューした車体を証明するプレートですね
【機能】
僕の印象ですが、アストンはDBS、V12ヴァンテージ、そして今回のラピードと
少なくとも日本での売り方を変えて来ている
のかもしれません。
オプションプライスがスペシャルオーダーを除けば
10万以下がほとんでとても安く。
さらにオプションの選択肢が少ないです。
言い換えればほとんどが標準装備なんですね。
密かに約80万の1000Wの
Bang&Olufsenが
標準装備です。 こりゃびっくり!
好感の持てる売り方だと感じております
【走行性能】【ミッション】【ハンドリング】
【コーナリング】【ブレーキ】【官能性】
これは乗ってみない事にはわかりませんです・・・
パナメーラも最初見た時は・・・
これで走行性能が辛かったら相当厳しくなるだろうな・・・
と思っていたら
素晴らしい加速と、気持ちよいコーナリングでした、心配無用のストッピングパワーも引っさげて
雑誌でも速い実績を残しているみたいですし・・・
ここを凌駕もしくは同等レベルまで持って来てたら・・・
とんでも無く恐ろしい車ですね~
ただ・・・
トルコン6ATでズバンズバン変速が
決まるあのPDKに太刀打てるとは
ちょっと想像できませんです。
実用性をほんの少し削ってでも・・・
価格を上げてでも・・・
アストンの2ペダルMT「スポーツシフト」でも
良かったのではないかと考えました。
もし「スポーツクーペ」であるならば・・・
まあそこは非常に難しい判断なのですが・・・
スポーツシフトはクロール機能といってATみたいに
アクセルはなしても少しなら進みますし・・・
回転半径も6mオーバー・・・
これは厳しそうですが・・・
割り切りでOKの範囲です!
【総論】
・スタイリングはピカ一!我が家の4ドア部門ではダントツNo.1です
・ミッションと運転する楽しさは?
シート形状と疲れ具合は?(要はロングドライブに耐え得るか?)
官能性はどうか?(変に削ったりしていないか?)
って所が個人的に気になりましたが
それ以外はもう
アストンマーティンという伝統と
この稀有なスタイリングが
全てを黙らせてくれます
売り方も良心的だと感じました。
もしも購入を考えるなら、どうしても試乗したいと思いました。
これでキビキビした動きが決まらず、中距離が楽しくなかったら?
これで疲れるシートで長距離も辛かったら?
どんな用途でこの車を使えば良いのか・・・
我が家では想像出来なかったからです・・・
足車にしては贅沢過ぎです!
というか不可能です(ノД`、)
まだ結論は早いですが
我が家の中で2010年を代表する素晴らしい1台だと思いました^-^
Posted at 2010/02/07 12:29:20 | |
トラックバック(0) |
世界の車 | 日記