僕と妻にとって、4月29日はこれ以上無い特別な日です。
結婚記念日(1周年)&初めてレクサスを訪れた日&
僕の誕生日でございます。
午前中は洗車にディーラー殿へ
さすがはレクサス!!(なのでしょうか)
顧客データベースが仕上がってます。
僕と妻が初めて訪れた日である事すら、認識しておりました。
MySCとの昔話(と言っても1年前ですが)に華が咲きます。
慣れでずうずうしくならない様に、自分を戒めました。
ディーラ殿からの有難い誕生日祝いの電報
車に乗り込むとお祝いのメールもディーラー殿より頂いておりました。
いつも本当にありがとうございます。
午後はディナーも兼ねているので、ベタベタに六本木へGO。
妻の準備が遅れて、14時ごろに出発!!
妻はトシヨロイヅカに行きたいと言っていたのですが
この時点でナメてます!
僕「絶対、普通の時間に入れないよ。」
妻「大丈夫ったい(*^ー゜)v、今日は大丈夫そうな気がするったいがねー」
完全に疑いの眼差しです。ジィィー (;¬_¬)
なんだかんだで到着して、真っ直ぐ直行しますと・・・
19時入店ですがナニカ・・・?
(´д`メ)y-~~~
全くの読みの甘い生物でございます。
さて・・・
いつもさんざん扱使われて、尽くしまくっている
僕の誕生日です。
ちょっと来いや・・・(-_☆)フフフ
さーて、ここで・・・
この中から・・・
これでも
買ってもらいましょうかね!!
100年後に買ってくれるそうです^-^
時計にあんまり詳しくないので、レジャー用クロノグラフは
パテックかヴァシュロンかなーと思ってたのですが
意外や意外。なかなかどうして。実際はめてみると写真よりもっと良い感じでした。
ラバーの茶色がなんともローズゴールドとマッチしてました。
メンテナンス、部品の保存も頑張っているようで
時計の歴史が20年そこそこと浅い所に並み居る老舗達の市場に挑もうとする気概に
レクサスと同じ様な心意気を感じましたっす。
ミッドタウンのお店は時計が中心らしいので、男性にもお勧めでございます。
(別途、心温まるプレゼントを頂きました。)
そして最後はディナーでございます。
訪れたお店は
「厲家菜(レイカサイ)」

中国最後の清王朝に君臨した西太后が日頃食べていた料理を
再現し供してくれる中華料理店です。
ミシュランガイドに2つ星で紹介されております。
中国の映画のセットの様な個室で2人。
音楽もかかっておりません。
何か悪い密談でもしないといけない様な雰囲気です(´д`;)
妻「あんび君・・・料理撮っとかんね」
僕「やだよ。こんな所で」
妻「個室やし大丈夫やって!思い出にならんやろ?」
僕「じゃあ、じゃんけんだ!いいな?じゃんけん、ぽん!!」
・・・
漢(おとこ)の気合の拳(グー)は脆くも敗れ去れました・・・
と言うわけで写真とずぶのド素人感想です。
(美食家の御方におきましては、突っ込みは勘弁して下さい(ノД`、))
前菜①
「牛フィレ肉の揚げ物香味ソース」

最初に口にしたのはこれでした。
油が完全に落ちており、ソースの香りが口いっぱいに広がりました。
脳天に唐竹割り喰らった様な衝撃でした・・・
「蒸し鶏の葱山椒ソース」

たぶん葱山椒ソースがこの鶏と最高の相性なんでしょうね・・・
よく思い付くよなー。
「鱈の網脂揚げ物」

口の中での身の崩れ方が、
サラサラサラって感じで印象的でした。
絶対に旨みを逃がしていないのがポイントです。
「豚肉と豆腐の炒め」

中国では豆を使うと全て豆腐と言うらしいです。
全ての肉料理に共通するのですが、油が全くと言っていい程存在せず
そのくせ旨みが逃げていないのです。
どうやって作ってんだ?
「人参、香草、筍、すぐき菜、胡瓜の炒め」

色んな味が一度に口に入ってくるのですが、調和しつつ主張してきます。
これ炒め料理ですよね?って聞いてしまった程シャキシャキしてました。
前菜②
「海老の錦糸卵揚げ」

見た瞬間に何巻いてるんだ?と思ったのが印象的。
その正体は卵なのですが、その卵が後から主張してきます。
色々思いつくもんですのぅ
「蓮根はさみ揚げ」

揚げと蓮根の主張が素晴らしい一品でした。
妻一押しの一品だそうで、帰途は蓮根料理食べにいったんですか?ってくらい
「あの蓮根は最高だった」を繰り返してました・・・
「鴨肉と海老のすり身揚げ」

鴨⇒海老⇒鴨⇒海老っと交互にやってきます。
濃厚の一言。
「羊肉の焼き物」

さらに20切れ食べさせて下さい!!とお願いしたくなる羊。
僕・妻「これ牛みたい」
と同じ発言を同じタイミングで言ってしまったのが良い思い出です。
あなたは羊と名の付く牛ですか?
「セロリと海老子の酢和え」

養殖をしてっらしゃったのでしょうか?赤いのは海老の子供だそうです。
海老の味は当然しませんが・・・
セロリの一部分のみを使っている様で、胡瓜の姿をしたセロリでした(?)
前菜③
「骨付き豚肉の甘酢味」

御飯と一緒に50切れぐらい食べてみたい一品です。甘酢の味が絶妙で
テカテカしてるのが、油ではなくコラーゲンだから絶句っす
「翡翠のような豆腐料理」

ホタテと一緒に作ってあるそうで、口に入れるとふわっと海鮮の香りが広がります。
そして後からインゲン豆が主張して参ります。
妻、一押しの一品だそうで、帰途は豆料理食べにいったんですか?ってくらい
「あの翡翠豆腐は最高だった」を繰り返してました・・・
「緑豆餅の揚げ物」

お醤油ベースのタレが最高でした。
たくさんタレをかけても味のバランスが崩れないから不思議なものです。
「北京風豚バラ肉の薫製」

くさみやかたさなどとは無縁の柔らかさ。
これ薫製なんですよね?と聞き返してしまった程。
赤い部分は着色料では無いそうです(材料は忘れました)
「白菜の芥子漬け」

芥子は山葵大好きの僕には最高の一品でした。
主張せず、しかしホドホドに効いてきます。
1パック売ってくれないかな・・・
どうやって作ってるんだ・・・?
主菜①「フカヒレの蒸し物」

最初はこれがスープかと勘違いしておりました。
老鶏と貝柱のソースと極太のフカヒレ(まるでラーメン)
右にある赤いのが金華ハムだそうで、このハムのアクセントが
ぬこってりコラーゲンソースを飽きさせません。
主菜②「ほろほろ鳥の炒め物、御飯」

がっつり食べれて最高でした。
御飯は国産でございます。おかわりも出来ちゃいました。
鳥とは思えない柔らかさです。
この後、ピーマン嫌いの妻の為に全部ピーマンを最初に食べてあげました(´д`;)
妻がピーマン嫌いの為、我が家に食卓にはピーマンが並びません・・・
久しぶりに食べたピーマン・・・
最高ヽ(゜∀゜ )ノ
主菜③「海老さん」

この海老殿は鼻にまで風味が残る程、濃厚な味を落として来ます。
「タレを御飯にかけても最高です」と勧められたので言う通りにして見ると
御飯がさらに進みました。
四角いのはクルトンでは無く饅頭だそうです。
スープ「蛤と木に住む蛙の卵巣のスープ」

名前は若干抵抗ありですが、蛤嫌いの妻ですら完食?したスープ
蛙の卵巣はコラーゲンたっぷりだそうです。
デザート①「三不粘(サンプータン)」

(皿に付かず、箸に付かず、歯に付かずという意味のデザート。
鍋の中で六百回ほど回して作り、この料理を作れるのが世界に数人らしいです。
素材は玉蜀黍と卵と砂糖なんですが、
経験の無い不思議な食感。お菓子というよりスィーツ。
おなか一杯食べてみたいです。
デザート②「北京風ヨーグルト」

記念日という事でお店から頂きました。
騎馬民族から伝わったヨーグルトだそうです。
仄かな甘さと酸っぱさが、印象的なヨーグルト。
言葉で全く表現出来ませんでした(´д`;)
(上の文章だと全く普通のヨーグルトの感想ですもんね)
緑色がかぼちゃの種なのですが、噛むとすごい甘くてびっくり。
デザート③「メロン」

「丁度食べごろでございます」とサービスで出されたメロンです。
仰るとおり熟してます。今年の初メロンは今年最高のメロン確定です。
持って来た瞬間から甘い香りが漂ってました。有り得ん(´д`;)
大紅袍(だいこうほう)(烏龍茶の一種)

世界に三本しか残っていない古木から取れるお茶だそうです。
市場に出回ることもほとんど無く
烏龍茶と思って飲むと他の烏龍茶が飲めなくなりますです。
同じ急須を使っているので時間が経つとさらに
香りと味が深まるのが、僕ですらわかりました。
茶渋のつき方も半端では無いらしく、下げたら速攻洗うそうです・・・
料理全体の印象は、薄めで優しい味です。
薫製然り、お茶然りどれも今までの経験した味やイメージと
高い方向にずれた美味しさが印象的でした。
主菜は絶品な上に御飯と一緒に食べる事が出来て
大喰らいの僕でも十分過ぎるボリュームで満足ヽ(゜∀゜ )ノ
スタッフも3名らしく担当が1人ついてのサービスは素晴らしいです。
個室なのにカメラがあるのでは?と思えるほど絶妙のタイミングで部屋に入って来てくれます。
知識も豊富でこちらの質問には的確に回答してくれました。
中華なのに油っぽく無く、上品なのにボリューム満点。
リピーターや常連客も多いそうですが、納得です。
記念日など特別な日の食事には自信を持ってお勧め出来ます。