
彼女たちが日本デビューした当時は何の興味もありませんでした。
単身赴任で郡山にきてWOWOW加入直後に彼女たちの1st、2ed、3rdジャパンツアーの放送があり録画して見てからファンになりました。
9人のパフォーマンスは完璧でした!!! 色々興味が出てきて自分なりに調べ更に好きになりました。
ただ残念なのはメンバーのジェシカ(リードボーカル担当)の脱退があり8人での活動であるという事です。
昨年末9日に彼女たちの夢の一つでもあった東京ドームライブが行われました。8人態勢で初の日本公演です。
その中で「DIVINE」アンコール以外のセットリスト最後の「into the new world」で流したメンバーの涙…
TV情報番組での間違った解釈、韓国での数日後の特集番組でも事実とは違った放送がされていたと思います。
少しだけ彼女たちの歴史を紐解きたいと思います。
2001年から所属プロダクションSMエンターテインメントで練習生として小学生から厳しい練習を重ね、社内オーデション、社内ショーケースを積み重ねメンバーを絞り最終で9名のメンバーが少女時代としてデビューすることになりました。
因みにBoA,東方神起、スーパージュニア等といったアーティストが所属しています。
彼女たちがデビューするに当たってプロダクションの慣わし?マンションでの共同生活がここから始まり、厳しい練習で流してきた汗や涙に加えてより強い絆を築いて行きました。
※サニーというメインボーカルの子は2007年の最終オーデションで選ばれた女の子で違うユニットでデビューが決まっていたのですが、父親の経営するプロダクションが経営不振で叔父の経営するSMに名前と出身を伝えオーデション受けて合格したようです。もちろん担当者は会長の姪という事は知らなかったようです。
2007年8月に「into the new world」でデビューする1年前からこの曲の振り付けなど練習し、手の角度からすべて完璧に合わせたらしいです。ですから当時の韓国の音楽番組でも振り付けは完璧にあっています。
そして2009年に「GEE」「願いを言ってみて」で韓国でもトップガールズグループに成長し、翌年8月有明コロシアムでプレミアムショーケースを1day開催の予定があまりにも反響が大きく急遽3dayになり、そこからは皆さんも知ってのとおりブームもあり日本国内でも大人気グループに成長しました。
2010年から1年くらいでしょうか、彼女たちは日本のとある高級マンションを寮にして日本に滞在していました。当時のPVは日本で撮影されたものも多数あります。
翌年にはアメリカデビューも果たし韓国で一番のグループに成長し、アジアツアーだけでなくワールドツアーも行うようになりましたね。。。
ジェシカ。。。 彼女は脱退をした?追放された?このことに関しては何が事実なのか共同での会見は無かったので真実はわかりませんが、2007年デビュー時に7年契約であったという事は事実であり、ジェシカのファッションビジネスでのウエイトが大きくなったのと恋愛へのウエイトも大きくなり、少女時代の現場にも彼が来るようになったのも事実のようです。
当然プロダクションやメンバー間との行き違いや軋轢もあったようです。
プロダクション側としてはジェシカにも本人が主幹デザイナーであるブランドからの撤退を希望し「少女時代」として活動を望んでいたようです。
彼女達の夢でもあった、DOME単独ライブを企画したのですが、8月の契約更新をしてからの年末に開催… メンバーに契約更新してもらいたいがためのスケジュールだったらしいです。
ジェシカを除く8人のメンバー2年契約を更新しジェシカの動向をうかがっていたようです。
が、残念な事に分裂してしまいました。。。
リーダーのテヨンいわく「少女時代を守るための選択だった」というコメントが痛々しいです。
プロダクション側は脱退したジェシカのバックアップはこれからもしていくとプロダクションに所属している旨のコメント出していますが…
当のジェシカは追放されたと発表しています。。。
何が事実なのか知りたいですが、もう元には戻らないのでどうでもいいかなぁ…
前置きが長くなりましたが、DOMEでの涙、最初は「DIVIE」という曲のラストでティパ(ティファニー)が感極まって顔を抑えて歌う場面が…
特ダネだったかな? 念願の東京ドームでのライブで感極まっての涙… なんて言っていますが、絶対に違います。
ティパとジェシカはアメリカ国籍で同じ病院で生まれた中なんです。ジェシカいわくティパとはタイプが違いから合わないとはじめは思っていいたらしいのですが、とても仲のいい親友だったようです。
そして「DIVIEN」の歌詞を読むと納得します。大好きだったジェシカがもうそこにいない…
「思いはひとつ」の前から顔を抑えていました。。。 特にティパの家族はアメリカ在住なので、余計同じ国籍のジェシカの事が好きだったのでしょう。。。
脱退するにしても最後のステージとしてジェシカも東京ドームにたちこの「DIVINE」を歌ってファンの前で脱退の正式発表をする段取りだったらしいので余計ティパには辛かったんでしょう。
そしてセットリスト最後の曲(アンコールを除く)でデビュー曲の「into the new world」のバラードバージョン… この曲では全員が涙を流していましたね…
韓国では念願の東京ドームでの… と本人たちを前にして言っていましたが、絶対に違う…
伝えたいの 悲しい時間が 全部散り去ったあとに聞こえるけれど
目を閉じて感じてみて 動いている心
君に向かう私の眼差しを
特別な奇跡を待ったりしないで 目の前の私たちの厳しい道は
分からない未来と壁 変わらず諦められないの
変わらない愛で守ってよ
傷ついた私の心まで
視線の中に言葉は必要ない
止められてしまったこの時間
愛してる 君をこの感じこのままに
描いてきた彷徨いの終わり
この世界の中で繰り返される悲しみはもうさようなら
数多くの分からない道の中で ぼんやりとした光を追いかけていく
いつまでも一緒にいるわ
また逢った私の世界
特別な奇跡を待ったりしないで 目の前の私たちの厳しい道は
分からない未来と壁 変わらず諦められないの
変わらない愛で守ってよ
傷ついた私の心まで
視線の中に言葉は必要ない
止められてしまったこの時間
愛してる 君をこの感じこのままに
描いてきた彷徨いの終わり
この世界の中で繰り返される悲しみはもうさようなら
数多くの分からない道の中で ぼんやりとした光を追いかけていく
いつまでも一緒にいるわ
また逢った私たちの
こんなに暗い夜 ひとり感じる
君のあったかい息遣いが
この瞬間 あたたかく感じるわ
すべての私の震え 伝わるかな
愛してる 君をこの感じこのままに
描いてきた彷徨いの終わり
この世界の中で繰り返される悲しみはもうさようなら
君を考えてばかりでもわたしは強くなれた
泣かないように私を助けてよ (助けてよ)
この瞬間の感覚 一緒に
また逢う私たちの
以上が歌詞ですが、練習生として子供の頃からずっと汗と涙を流してきた頃の思いが去来したのでしょう。スクリーンにはオーデション当時の自己紹介のVが流されましたので…
そして歌詞の内容とそこにいないジェシカ…
因みに歌い始めのフォーメーションは4×4でセンターに一人分開けていました。(そこに偶然かピンスポットあたってました)一番を歌ってから間を詰めるように一列に並び変え新しい少女時代を物語っているかのようでした。
共同生活と共に過ごした時間、喜び、涙、すべて共有していた少女から大人の女性への時間。家族と同じでしょうからね。ドームでのあの涙は彼女たちの歴史が詰まっていたんですね…
特に韓国の国民性を考えると余計胸にくるんでしょうね。。。
その場のファンたちも同じ思いで涙を流していた方が多かったようです。
もう9人の少女時代が見れないのが非常に悲しいです。。。
私はこれからも「少女時代」を見守り続けて行きたいと思います。
皆さんも機会があったら、韓国のバラエティやドキュメント番組を検索して見てみて下さい。
きっと彼女たちに気持ちがわかるはず…
最後に私の推しメンはスヨン(リードダンサー・ルートヨンで日本デビュー経験あり)とテヨン(リードボーカル)です♪
基本的にみんな大好きですがね…!!!