2013年10月04日
精神・知的障碍者が起こす事件の匿名報道ついて
京都の綾部で起こった、自分の息子の足を切断したうえ河原でたたきつけて殺害するというニュースを見ました。
心の中から震える怒りと恐怖を感じました。
マスコミは今回の事件も精神病院への通院履歴があることなどから匿名扱いとなり、ニュースもこれだけ重大かつ残虐な事件なのにテレビでは小さく扱われています。
思い起こせば知的・精神障碍者の起こす事件は多いのですが、ほとんどが大きく扱われることはなく匿名でスルーされている気がします。
過去には大阪の八尾で障碍者団体がクッキーを販売していたところ、販売員の一人が急に通行人の子供を抱きかかえ、歩道橋から投げ落とすという事件がありました。この犯人は以前に子供の誘拐などの事件を数回おこしています。この時も匿名でしたね。
シンポジウム「触法」障害者の地域生活支援を考えるhttp://kurumaisyu.exblog.jp/17599025
では、支援が足りないからこういった再犯が起こりやすいと訴えていると思われます。
では、そんな支援が必要な方の名前が出ないで、どうして匿名なのでしょうか?広く知ってもらう必要があるのではないでしょうか?保護や支援が必要なのに匿名で誰かわからない・・・。どうしろというの?ノーマライゼーションって障害者をステルス化することではなく、障害を本人が受け入れ、他者がその人の障害を知ったうえで人間らしくいきることだと思いますが。
そんな人が社会に復帰したら誰が支援するの?社会で支援しなくてはといいつつ、その人がだれかすら知らされない・・・。社会といいつつ一部の団体と公務員に丸投げですか?
それでも、普通の一般人として町に出て急に子供を殺されたりしたら、この人は匿名で支援が必要な人なんですって・・・。
一般人はどうやって、そういう人を支援するんでしょうね?そして自分の家族をどう守ればいいんでしょうか?
国民の知る権利ってなんなんでしょうかね?支援が必要な人の名前もださないんですか?マスコミは容疑者といって、犯罪者か確定していない状態でも名前を出すのに、なぜ特定の人たちの名前は匿名にするのでしょうか?そこらへんに差別の根があるのではないでしょうか。
☆まとめ
1、障害者団体は社会が障害者支える仕組みというが、匿名で外見では判断が付かない障害者をどうやって支援しろというのか?障害者自身が障害があることアピールしないといけないのではないか。(ノーマライゼーションの基本を今一度再考したい。)
2、障害者の犯罪者に対して、我々は情報(知る権利が阻害されている)がなさすぎ自衛することが出来ず無防備な状態に置かれている。もっと障害に対する理解を深める教育や広報が必要なのではないか。お互いの無理解、疑心暗鬼、隠すことが不幸や差別を生んでいるのではないか。
怒りに任せて書いてしまいました。乱文、乱筆にて失礼しました。
あ、こんな本もありますね。http://blog.goo.ne.jp/konstanze/e/bd37a8d458a87e883b2ed309f7ce2cf8
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2013/10/04 17:34:00
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