
このたび、12月31日に我が家のエコキュートが故障しました。故障の症状としては、「お湯を沸かさなくなった」です。そして、故障の直接の原因は「ヒートポンプの基盤に水蒸気が入ったことで、基盤が濡れたことが原因」と結論付けされました。ダイキンの方が言うことが本当であれば、今回の故障は、未然に防ぐことができる故障なので、利用されているかたはご自宅のエコキュートを一度、確認された方が良いかも知れません。以下、経緯や対策を記載します。
経緯
12月31日 朝、まったくお湯が出ないため、台所側リモコンを確認したところ、表示上では「お湯が50㍑以下」となっており、昨夜から一向に増えてない。リモコン上に「エラー表示」は何もありませんでした。屋外にあるヒートポンプとタンクを確認したところ、ヒートポンプはファンが稼働しておらず、お湯を沸かしている様子がない。タンクを確認したところ、なんと本体とのつなぎ目配管から漏水している! それも、結構な勢い。当然、最初はこの漏水が原因だろうと思っていました。
まずは、電源を落としタンクの給水元栓を閉じて、漏水箇所の袋ナットを外し、ホームセンターで購入したパッキンに交換し再接続しました。元栓を開いたところ、漏水が発生しないことを確認し、再度電源を投入しました。
が! リモコン上は先程と変化がまったくなく、ヒートポンプもいつまで経っても起動します。リモコン操作において、説明書どおり試運転を行うも、試運転は正常に終了。エアー抜きも何度もやる。一向に、ヒートポンプが動かない。。。 リモコン上はエラー表示もなく「湯沸かし中」の表示になっており、リモコンだけを見れば、正常にお湯を沸かしていることになっている。
どうにも、原因が分からず、結局メーカーに修理依頼をすることになりました。
原因
紆余曲折あったものの、最終的にはメーカーが1月9日に来てくれ、点検をしたところ、程なくして原因が判明。「ヒートポンプの基盤カバーを開けて確認したところ、基盤が濡れていた」とのことです。タイトル写真を見ていただければ、確かにそのとおり、基盤が逝ってます。。。
考察
基盤が濡れた原因として、メーカー曰く、「ヒートポンプの下部にあるトレーに水が溜まり、その水を抜くためのドレン用の穴に葉っぱやホコリなどが詰まると、トレーに溜まった水がヒートポンプの熱で蒸発し、基盤のカバーから入って基盤を濡らす」と言っていました。
正直、あんまり納得感がありません。まず、トレーの水がヒートポンプの熱で蒸発する」ことについて、「は?」と言った感じです。基盤は基盤カバーに守られており、ちょっとやそっと、水蒸気が触れただけで中に入る構造になっていません。スチームアイロン並にガンガン当てたとしても、どうだか… 加えて、トレーと言っても鉄のため、熱伝導率は高い。夏の時期は湿度も高いため、それこそヒートポンプの側を兼ねている鉄が100度以上にならないと水蒸気は発生しないだろう。冬の時期は、鉄が外気に極度に冷やされるため、溜まった水も外気と同じように冷やされている。ヒートポンプ作動時に発生する輻射熱で、それを超える温度になるとは思えない…
ただ… 現実として、写真のように基盤が損傷しているのは紛れもない事実。素人の私としては、メーカーの作業員が言っていることを信じるほかありません。
対策
ヒートポンプ内にあるトレーのドレンとして機能している穴を落葉や砂ぼこり等によって詰まらせないこと。そして、ドレンとしての穴が1箇所しか空いていないため、ドリルで複数箇所に穴を開け、水を排出しやすくする対策も有効だと思います。後日、改めてヒートポンプの改良作業はブログに掲載したいと思います。
Posted at 2025/01/10 12:44:39 | |
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