
もう9月なのに厳しい暑さが続きますが皆さんお元気でお過ごしでしょうか?
引き続き暑さ対策をしながら無理せずお過ごし下さいね。
先日、頂いた夏休みを利用して、避暑も兼ねて群馬県の北軽井沢へオートキャンプに行って来ました。
ブログやフォトギャラリーで時々キャンプ場のご紹介をしていて、今回も似た感じのニッチなブログになりますが、涼しい気分になれたり、ポータルサイトのレビューでは伝わりにくい部分で役に立てる方が少しでもいたら嬉しいです。
▪️遠出の車中では音楽を♪
家族での遠出の際は、家族が好きな曲やアップテンポな曲を中心に音楽を楽しみながらドライブしますが、中でも、シティポップの女王との異名を持つ土岐麻子さんがVo.の、惜しまれながらも解散してしまったCymbalsの曲
「
Highway Star,Speed Star」
は、夜の首都高のイメージではありますがおしゃれで疾走感があって高速ドライブでは我が家の常連です。
ファンである連れ合いによればCDのジャケットの帯に 「誰一人として運転免許を持っていないシンバルズが放つ至高のドライブソング」 みたいな事が書いてあって、発売当時、CDショップで心穏やかでなかったようです 笑
PVも自虐が結構面白いのでもし興味があれば…
改めてPVを見直すと、免許を持っていないだけに助手席目線な映像な気がするのは敢えてでしょうか⁉︎
▪️疲れない連泊に...
1泊2日だと慌ただしくなってしまうキャンプも、2泊3日になると2日目にのんびりできる事で大分、時間と気持ちのゆとりが出来て疲労感も違います。
準備や片付けなどが大変でキャンプが嫌いになりそうな方は、連泊のキャンプもおすすめです。
今回は自宅からの距離もあるため、気になっていながら遠くて諦めていた人気の高規格キャンプ場、北軽井沢スウィートグラス に2泊3日でお邪魔しました。
群馬を訪れたのは記憶を辿ると意外に学生時代以来のようでした。
▪️いざキャンプ場へ
上信越道の碓氷軽井沢ICを降りて、中軽井沢市街を通り、国道146号を30-40分程度北上して浅間山の北麓の高原に向かいます。
3日間とも、住んでいる関東平野部では軒並み猛暑日を記録していましたが、国道146号を北上するに従いメーターに表示される外気温がみるみる涼しくなって、昼過ぎに現地に着いた頃には27度前後になっていました。
寒がりな家族がいて身軽で良いので夏キャンプも良くするのですが、夏の高原の林間や川辺は気持ち良くてやめられません。
▪️猛暑でも爽やかな林間サイト
予約して割り当てられたサイトにひとまず駐車。
このキャンプ場のおすすめポイントの一つとして、多彩な環境で雰囲気も異なるテントサイトや、キャビン、コテージ、ツリーハウスなどの様々なスタイルの宿泊施設があり、オールシーズン、色々な楽しみ方が出来る点が挙げられますが、夏キャンプと言う事で今回は林間サイトをお借りしました。

※公式サイトより
場内マップですが、赤丸が今回お借りした林間サイトです。
電源がないシンプルなエリアでしたが、木漏れ日や近くの小川のせせらぎが心地良く、100平米あって大きめのツールームテントやCX-8も余裕で入りました。
期間中、別のCX-8乗りの方も同じエリアの少し離れた場所で過ごされていました。
サイトから見える位置に安全なアスレチックなどの遊具や芝の広場などがあって、準備や片付けなど、小さな子どもが暇を持て余す時に遊ばせておける点や、水遊びが出来る川や「おしぎっぱの森」という遊べる雑木林も近い点、炊事場やトイレなどへのアクセスも良い点など、ファミリーにもおすすめポイントの多いエリアです。
▪️トムソーヤの世界のようなアスレチック
サイトに着いたら目に飛び込んできたツリーハウス。
ひとまず子供がじっとしていられないのでツリーハウスのあるアスレチックへ。
ツリーハウスがいくつもあって、その間はウッドデッキや吊り橋、階段などで橋渡しされていたり、滑り台で降りられたりと、子どもも大喜びでした。
自分も童心に帰ってワクワク。
紹介しきれない遊具、遊びきれていない遊具もまだまだあるようです。
▪️買い出しはチェックイン前に?
テントを設営した後、国道146号の来た道を今度は南下して中軽井沢の大型スーパー、ツルヤ軽井沢店に買い出しに行きましたが、片道30分ちょっとかかります。
近くに大きなスーパーがないので、チェックイン前に食材などは調達しておいて良いかも知れません。
146号は緑が気持ち良い道ですが、ところによってカーブがきついところもあります。
ただ、キャンプ場内で食材、調理器具が調達、レンタル出来るので、それらを十分に活用するのもありですね。
▪️初日は贅沢に焼肉三昧
サイトの近くのサニタリー(コインランドリー&シャワー、トイレ、自販機等)。
同じく向かいの炊事棟。
どこも施設は綺麗に整備、清掃されていてとても気持ち良いです。
写真を撮り忘れましたが、初日の夕飯は子どものリクエストで焼肉メインで…
その後、場内のシャワーを浴び、歯を磨いて就寝しましたが、静寂に包まれて小川のせせらぎだけが聞こえる夜でした。
▪️2日目はのんびりキャンプ場内で遊び&散策
2日目の朝。
朝もやのサイト近くの広場とその先のドッグラン…
もやが出る日の昼間は晴れが多いようですが、この日も日中は良い天気でした。
ブランチには我が家の常連のホットサンド。
カットサラダとハム、とろけるチーズとピザソースをパンに挟んで焚き火に入れるだけで、自宅のホットサンドメーカーで作るより不思議と美味しく作れて我が家では好評です。
火力が強くてこんがり焼けるからかも⁉︎
写真よりもっと焦げて真っ黒になっていても文句を言わ
せ れません。
その後は舵輪のある船の形のツリーハウスで遊んだり。
原っぱで野球や鬼ごっこをしたり。
空の見える開放的で本格的なトランポリンで遊んだり (大人も大はしゃぎ…) 。
川で水遊びをしたり。
まさしく清流で、足を入れたままだとジンジンして来て麻痺しそう…
こんなところで足を付けて一日中のんびりしたいね、と、昔から天然水のCMの清流でのんびりするシーンに憧れている連れ合いも言っていました。
買い出しで仕入れたお馴染みのサントリーの天然水、今まで「南アルプスの天然水」だとばかり思っていたのですが、2年前から「サントリー天然水」に名前が変わって、北アルプスのものもラインナップに追加されていたようです。ご存じでしたか⁇

※サントリー食品インターナショナル提供
地域により異なるようで群馬以北でサントリー天然水を買った事が無く新鮮でした。
現地では気づきませんでしたが、一見同じに見えるラベルの背景の山や鳥、花がそれぞれ違ってます!
4つの中で硬度が一番低く、味も確かにマイルドな印象でした。
炊飯にも適しているかもしれません。
ちなみに、北アルプスのものが出る少し前にネーミングが変更され、それと同時に全ての水源のものの識別番号(バーコード)も統一されたようですが、自然災害時などでも全国からスムーズに取り寄せが出来るようにとのサントリーの思いがあったようです。
川に浸かって見上げた空…
その後起こした焚き火越しの愛車…
焚き火の煙を浴び続けながら、謎に子ども達の野球のバットやボールにも痛めつけられる愛車…

※イラストはイメージです
ついにCX-8の年内販売終了がアナウンスされましたね。
それ以降、大事に乗り続けたいという思いがより強まった我が愛車ですが、様々なやり口で迫害されたのは今回のキャンプの唯一の残念ポイントです 笑
そう言えば、去年のキャンプではボディにえげつない数のシャボン玉をくっつけて嬉しそうに報告して来たような…
作ったり食べたりに夢中で、やっぱり写真を撮り忘れてしまいましたが、この日は焚き火に入れて作ったじゃがバターや炭火で焼いた焼き鳥やアヒージョ、炭火で焼き直したフランスパンなどで夕飯を…
中でもじゃがバターは洗って芽を取ったじゃがいもをキッチンペーパーとアルミホイルで巻いて焚き火に入れるだけで作れて好評です。
▪️汗を流しに地元の温泉へ
日も暮れて良い時間になり、お風呂タイムに。
家族はみな、お風呂や温泉が好きなので2日連続シャワーだけだと寂しいよね、と言う事で、車で10分程度の温泉「御所平温泉 かくれの湯」へ。

※Google MAPより
国道146号から1本入るとかなり細い道となり、一部、確実に離合困難な道を真っ暗な中、不安や恐怖を意識下に追いやって突き進みます…
上の写真はストリートビューで、実際は真っ暗です。
訪問したのが夜だったので、本当に「かくれ」感が半端なく…訪問時はスタッフも含めて無人……券売機で大人1000円のチケットを購入して箱に入れるだけ………大丈夫なのか…どうなのか………どんどん心細くなって来る(@_@)
でも暖簾を潜ると良い意味で裏切られ、中規模な良い温泉宿の大浴場という印象でした。
少し古さは感じるもののシャワーや備え付けのボディソープやシャンプー、コンディショナーなども完備、清潔感もちゃんとあります。
お湯も適温で、子供も何とか浸かれる湯温でした。
そして露天風呂は、掛け流しの源泉がしっかりじゃぶじゃぶと音を立てて出ていてかなりワイルド!
ナトリウム・炭酸水素塩泉で、子どもの美肌がもっとすべすべに 笑
最後まで貸切り状態でしたが、雨の予報で、最近併設されたキャンプサイトもまばらな印象だったのも関係していたかも知れません。
兎に角、泉質や雰囲気を含めて大満足な温泉でした。
建物も古民家風で良い感じです。 無人だったので入浴料がちょっと高く感じでしまったのが玉に傷⁉︎
温泉成分表と…
待合の色紙と写真ですが有名人も訪れていたようです。
泊まったキャンプ場内には薪ボイラー式の貸切風呂(セルフ式)があったり、車で30分も走れば草津温泉に行けるのでそれらの利用も良さそうですが、貸切風呂は早期に予約が埋まるので要注意です。
▪️3日目は場内のカフェの軽食をテイクアウト
最終日の朝は、キャンプ場内のカフェ&マルシェ「アサマヒュッテ」で買った朝限定メニュー、はちみつバタートーストとホットドッグ、百蜜(はちみつ)バナナ・オーレをテイクアウしてテント内でいただきました。
ホットドッグはキャベツをちゃんと良い具合に茹でてあってソーセージはしっかりとジューシーだし、パンはサクフワで中まではちみつとバターが染み込んでいて…
特に自然な甘みや食材の良さが活きている優しい味で、想像以上に美味しかったです。
アサマヒュッテはランチやカフェメニュー、各種食材や調理器具などの貸し出しなど、食と言う切り口でキャンパーをサポートしてくれる施設です。
もしまた訪れる機会があったらぜひ他のランチメニューやクラフトビール、機械の故障で食べられなかったソフトクリームなどにチャレンジしたいです。
▪️高規格キャンプ場、スウィートグラスの魅力
今回行ってみて感じたこのキャンプ場の良さを列挙、まとめると…(あくまで個人的な感想です)
・充実した施設・設備とサービス
・スタッフさんが皆感じが良く親切
・24時間スタッフ常駐で安心
・清潔感のある不便さを感じない水回り(子どもも使える高さのものも)
・食材、カフェメニューが美味しい
・多種多様なサイト、宿泊施設があり、季節を問わず楽しめる
・子どもが喜ぶ遊び場やイベントが盛り沢山
・高規格ながら自然も豊か
・高原で夏でも過ごしやすい環境
・近くに温泉が多く草津も車で30分
反対に少し気になった点として…
・軽井沢価格で価格設定がやや高めに感じることも。
・変わりやすい山の天気で、林間サイトを含めて地面が土のところはテントが汚れやすい(3日目に一時豪雨になってちょっと大変でした)
・サイトの細かい指定が出来ない。
気になったことは頑張って思い出してもそのくらいで、静寂や自然感を一番に求めるソロキャンパーさんなどには場合によっては合わないかも知れませんが、我が家もそうであるように、小さなお子さんや女性の方を中心に根強い人気があるのも頷けるキャンプ場でした。

※お借りした林間サイトからの眺め
日差しが上手く遮られ、小雨からも守ってくれます。
雨が小降りになった隙に急いでテントをビニール袋に詰め込むなどして撤収、退散。同じ群馬の四万温泉へと向かいましたが、こちらもとても素敵な場所だったので、時間があったらブログにしたいなと思っています。