ユーザー車検整備2、サイドスリップ（トゥーイン）調整

走行中に僅かに左に流れるクセが最近気になってきました。
タイヤの片減りとかは特にありませんが、ジョイント部品の経年変化もあるのかも知れません。
舗装道路に溜まる雨水を流す為の、かまぼこ状の道路設計の左傾斜の為だけではない様なので今回はトゥーイン調整に挑戦。
水平を出して整地した我が家の青空整備スペース、いつもの畑の駐車場でハンドルをセンターにして、フロントタイヤの前部と後部の直線トレッド外側をメジャー先端をガムテープで止めて簡易計測しました。
地面から約　10センチ程上のところで、
前部1364ミリ
後部1365ミリ
僅かに１ミリ程のトゥーイン状態です。

手を入れ易い様にジャッキアップしたあと、ハンドルを左一杯に切って助手席側タイロッドにアクセスし易い状態にします。
大きめのモンキーレンチ2本で作業しました。
マジックでタイロッドにマーキングをしています。

１本のレンチのみでロックナットを回そうとするとタイロッドエンドに無理な力がかかります。ですのでタイロッドエンドをもう一本のレンチで保持しつつロックナットを緩めます。

ロックナットを緩めたら、タイロッドをボルトを締める方向におよそ半回転締め込みました。これでタイヤ外周では、おおかた１ミリ程のトゥーイン状態になると予測してロックナットを締め、その辺を試乗しました。
その結果直進性はかなり改善されましたが、少し足りなかった様です。
もう一度ロックナットを緩めタイロッドを更に４分の1程締め込みました。念のためメジャーでもう一度計測すると、なんと今度は３ミリのトゥーイン状態。www
ロックナットを締めて試乗してみると、これでOKでした。
それにしても計測誤差多すぎ(^_^；

今回は助手席側前輪のみの調整にとどめます。しばらく乗ってみてタイヤの片減り等があれば運転席側もやってみるつもりです。