『Latvala: I blame myself for Toyota’s Monte crashes』
スタートから僅か数秒前、勝田貴元は携帯電話を手に暗闇の中から現れた
懐中電灯を点灯し、彼は#1 ヒュンダイ i20 N Rally1のタイヤを確認したが、現世界チャンピオンが別の戦略をとっていることを知った
ベルギー人ドライバーは、勝田が選んだスタッド付き冬用タイヤとスーパーソフトクロスタイヤを避け、代わりにハンコックのスパイク付きタイヤを4本選択していた
疑いなく、後から考えればヌービルの選択は最良の選択だったことが証明されるだろう
日曜の午前6時45分に始まったオープニングステージでは特にそうで、スタートから1マイルも経たないうちに、勝田は滑り落ち、トヨタ GR ヤリス Rally1を生垣に打ち付けてしまった
チームメイトのセバスチャン・オジエとエルフィン・エバンスは4本のスタッドを狙い、ラリーを1位と2位で終えた
勝田はシーズン開幕前に体調不良を感じていた
勝田のモンテカルロは、いずれにしても期待外れで、土曜日のステージウインは、勝田がひどく体調を崩し、調子を崩していた週末のハイライトとなった
今シーズンの日本人ドライバーにかかっているプレッシャーを考えると、第1戦を生垣で終えることは、彼にとって本当に許されないことだったが、トヨタのチーム代表ヤリ₌マティ・ラトバラは、勝田にすべての責任を押し付けたくない
「彼にスタッズ付きタイヤを4本履かせるべきだったので、少し自分を責めています。サミ(パジャリ)も同じです」と、ラトバラはDirtFishに語った
「私としては、彼らの選択は少し勇敢すぎたと思う。なぜなら、セーフティクルーがステージを通過した後、凍結が始まることはわかっていたし、そう言う状況だとわかっていたからだ」
「エルフィンとセブにはより安全な選択をするよう説得できたが、タカとサミをもっと説得すべきだった。そして、それはおそらく2人にとってリスクが大きすぎる選択だったと思う」
パヤリも、ずっと先のステージではあったが、同じステージでクラッシュした
下り坂で橋を渡る際にブレーキを間違え、端から落ちて、その下の小さな溝に落ちたのだ
ラトバラは、4本のスタッドレスタイヤがあれば勝田のミスは防げたと感じているが、パヤリは単に積極的過ぎただけだ」
「サミの場合、スピードが速すぎたのだと思います。あの橋を渡った先は、いつも凍っているんです」と、彼は説明した
「サミにとって、モンテカルロの橋はいつも凍っていて滑りやすいということを知るのは、ちょっとした新しい経験だったと思います。彼はそのような状況に遭遇したことがなかったと思いますので、経験を通じて学ぶべきことでもあると思います」
トップカテゴリーのマシンで初めてモンテを走ったパジャリのパフォーマンスは、事故前から落ち込んでおり、7人のドライバーがステージウインした週末に、フィンランド人ドライバーはトップのステージタイムを飾る事が出来なかった
「そうだね、彼は非常に慎重にスタートし、ステップアップしてどんどん良くなり、速くなっていた。それは良かった」と、ラトバラは語った
パヤリは日曜朝のレース前は7位とかなり離れていた
「最後に、結果はあまり重要ではないと彼と話しました。良い感触を得てレースを完走しようとすれば、スウェーデンではもっと快適に過ごせるでしょう。でも、今回はそうはならなかったので、今はスウェーデンをゼロから始めるだけです」
「いずれにせよ、サミにとって今年は学びの年であり、私たちは経験を積むためにここにいる。これらは学習曲線の一部であり、来年ここに来たら、彼はもっと多くのことを知ることになると思う」
「しかし、スウェーデンでは、彼はより快適な状態で、より快適に運転できると思う」
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まぁ、ラトバラがもっと強めにタイヤ選択に意見すれば良かったと言う様な事を言ってますが、果たしてそうだったのでしょうか?
勝田の気持ちの中に、サンデーポイントを獲得してチームに貢献しようと言う気持ちがあったんじゃないんですかねぇ
後、今回マニュファクチャラー登録されなかった事でも、速く走れると見せたかったんじゃないでしょうかね
Posted at 2025/01/29 21:06:06 | |
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