マツダさん雑感　20S・X編

例によって随分前に試乗した時の覚書です。
今回は短時間短距離での試乗につき簡単に。
デラとか写っちゃってるので写真も割愛。

●外観
今回の外装色はマシングレーと紺色(正式名忘れた)。
マシングレーの金属感が有機的なデザインと相まって滅茶苦茶カッコイイ！
ただファストバックの場合シグネチャーウィングが強制的に黒色になる関係で濃色系だと顔が真っ黒になってしまうのが個人的に残念ポイント。
シグネチャーの色もユーザーがメッキと黒を選べたらいいのにね。

●内装
今回はBurgundy SelectionとL-pkgでした。
豪華グレードと言ってもパッと見の差異はああシートが革になったんスね程度の感想。
改めてベースグレードの内装の作り込みと質感の高さに驚かされます。

●エンジン
・20S
街乗りや流れの良いバイパスでは必要にして十分以上。排気量なりに速い流れにもついていけます。
普段乗っている2.2dからだとやや物足りなさを感じますが普通に乗る分には全く不足ないと思う。
巡航時のエンジン音の静かさはシリーズ随一。
4000回転以上のもうひと伸びがあればかなり購買意欲をそそられるのですが環境基準的に色々厳しいのでしょうねきっと。
普段そこまで回す事ないでしょと言われたらそれまでですが。

・X ： VerUP前 (デビュー当時に試乗)
なるほどわからん。
さあクルマオンチと罵って！

・X ： SPIRIT1.1 verUP後車
Gと同時に比較試乗させていただきました（感謝）。
巡航状態からクイっとアクセルを踏み込んだ際のレスポンスの良さとトルクの厚さは確かに少し上。
verUP前と比べるとアクセル操作に対する車の反応がよくなりトルクバンドも広くなった印象。


高速での巡航からの追い越しや登坂路では20S比で余裕がありそうな雰囲気はありました。
上もVerUPで気持ちよく伸びるようになったらしいですね。
試乗コースが短く車両も走行距離3ケタkmの車だったので遠慮して4000手前までしか回せませんでしたけど。

●乗り心地とか
試乗コースは舗装の良い道オンリーな上にカーブが交差点しかなくてわからんちん。
Xは完全停止しきる前にアイストでエンジンがストンと落ちちゃうのはホンダIMA搭載車を思い出しました。正直あまり好きじゃないですこの制御。
復帰時にISGを作動させてスルっとエンジンが始動するのは〇

●その他
Xは比較試乗すると確かに20Sとの差異はあるのですが相当に分かりくいと言うのが正直な感想。
ちょっと乗りの試乗の後に見積額を見せられて納得する人は少ないのではないでしょうか（汗）。

いわゆる第6世代マツダ車で高額なSKY-Dが受けたのってやっぱり分かり易いモリモリトルクのインパクトと省燃費性、あとまあそれなりに納得のいくガソリン車との価格差とかその辺りひっくるめての事だったんだろうなぁと。
分かり易さって大事だなあとしみじみ思うすつーかおじさんでしたとさ。

エンジン4種乗った感じ個人的ベストバイは20S系ですねやっぱり。