スーパーだいちのブログ一覧

面白い面白くないで言ったら、まあ、ギリ面白いかな（笑）

キアヌ・リーブス主演ですね。

ざっくり話は、、、

父親殺害容疑で逮捕された息子を弁護する為に、父子共通の知人である弁護士（主人公）が弁護人として法廷に立つも、被告人である息子は黙秘を続けたまま、何一つ弁護に役立つ情報無しで開廷。
この状況の中、主人公は被告人の無罪を勝ち取る為に頭脳戦を繰り広げる、、、

的な。

表面的には法廷物なんですけど、狙い所はリーガルミステリ、、、なんですけど、ぶっちゃけると、冒頭30分くらいで真意というか本質というかがバレバレです（笑）

ミステリにすらなってません。
※個人の感想

ジョン・トラボルタ主演の弁護士物である「シビル・アクション」でも、トラボルタが言ってた様な気がしますが、「裁判は真実を追求するのが目的ではなく、依頼人の利益を追求するビジネスだ」、と。
※そんな事言ってなかったらごめんなさい（笑）

本作の主人公（キアヌ）も、事実はどうでもよく、容疑者である息子の無実を勝ち取ることに特化した弁護作戦を貫くんですけど、かえってその点が作品のクオリティを下げてしまってますね。

作品的にはラスト数分での「大どんでん返し」があるんですけど、冒頭三十分でラストが想像出来ちゃうので、チープさは否めません。

この「大どんでん返し」に固執した作風が寧ろアダになってる感じです。

いっそ刑事コロンボ的に、「何が真実なのかを冒頭に開示してしまう」展開の方がスリル満点に進行できたのではないかな？と思ったです。

まあ、どうしても斜めから作品を観てしまう傾向が僕にはあるですから参考にならないレビューですが、純粋に見入るとラストは「ええっ！まじか！！」と驚く事になると思います。
てか、驚いてあげて下さい（笑）