
1月26日、午前1時頃の話です。
いつもの様ににゃんだむ君と遊びに出かけました。
場所は千葉県富津市鹿野山です。そこは何度も行ってる山で、いつもと違うのは路面がかなりのウエットということでした。
山に着いて、路面の確認の為にゆっくり登って行きました。
いつもの休憩ポイントで、『ウエットだし、誰もいないから休んだら帰ろう』って話ながら休憩して、一時間しない位で帰路に着きました。
問題はそこからでした。
下りに入り、ちょっと走ると軽く回しながら走っていると、『やっぱこの音いいなぁ』と言い始めました。
にゃんだむ君は自分の100マでは出ない、フェリオ君の音がちょっとお気に入りになり始めたのか、最近そー言ってくれます。
その言葉に調子に乗った自分は、ウエット路面、山で誰も走っていないと言うことで、凍結してる箇所があるかもしれないにもかかわらず、かなりの速度でコーナーをクリアしていきました。
ある程度下ってきた所で、ズルズルっとフロントが滑っている事をにゃんだむ君に話すと、『ワリィ、シートベルト着けんのに夢中で気付かなかった…』との事……
……わずかその2コーナー後……
3速から2速へヒールトゥでブレーキ残しでヘヤピンに進入。
………!!!完全に滑っています!!
ブレーキを放し、アクセルオフでタックインを試みましたが、ステアも効かない状況に……
そのまま山肌に激突……
……更には衝撃で転覆……
気付いたらフロントガラスが割れ、宙吊り状態でした。
まずはにゃんだむ君の安否が心配だったので、ケガの確認をしました。
幸い二人とも奇跡の無傷、特に痛めたトコもありませんでした。
なんとか車外に出てフェリオ君を見ると……
フロントバンパーは砕けちり、遥か彼方へ飛んでいました。
フレームやボンネットもグッチャリ変形。
フェンダーに至っては折り紙をしわくちゃにした感じに…
ホイールも一本が軽く捲れてしまいました。
発煙筒を探し、付けようとしたらシケっていて全滅…
しかし、電気系は何とか生きていたので、ネオンや光る物は全点灯。
まずはJAFに電話して状況、場所を報告。
着いてヒックリ返してもらいました。
それから、詳しくダメージの確認。恐る恐るエンジンをかけてみたら一発始動。
白煙はスゴかったですが、ウォータハンマーも起きずにかかり、元気に吹けました。
そのまま、JAFトラックに引っ張られ、近くの駅で下ろされました。
放心状態でフェリオ君を見送り、友達に連絡。
状況を説明すると、寝てる所飛んで来てくれました。
にゃんだむ君、迎えにきた友達も自分の落ち込み度合をみかねて励ましてくれましたが、何も考えられない感じでした。
そのままほとんど寝れず、知り合いの車屋に連絡をしてローダーを出してもらい引き取りに行きました。
明るいところで見たフェリオ君は、無惨な形に変わりはててました。
只でさえ貧乏な為、修理は出来ないと判断。
泣く泣く昨日一時抹消に行って来ました。
今は何事にもやる気が起きません。
とりあえず時間を見て、使えるパーツを全て外し、解体屋行きと言うことなりそうです。
頑張ってフェリオを探し、パーツを付け換え、作り直すか、安い別の車にとりあえず乗るか、しばらくはバイク生活に戻るか検討中です。

Posted at 2008/01/31 13:26:09 | |
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フェリオ君 | クルマ