
ワックスを自作するにあたり
先人のトライ&エラーを参考にするのですが…
①カルナバ30%が限界
②カルナバとオイルの比率は1:2.5〜3がベスト
という記事を重要視しました。
自作1号では①を念頭に置きながらも、それから外れた配合で作りました。
本来なら
カルナバ蝋 30ml
ココナッツオイル 70ml
で作るところを
カルナバ蝋 30ml
モンタン蝋 10ml
パラフィン 15ml
ココナッツオイル 30ml
グレープオイル 15ml
で試作しました。
結果、硬く溶けにくいワックスになったのですが、それも当然です。
全体量100に拘るあまり、増やした蝋分をオイル分から引いたのだから。
リモネンなどの溶剤や椿油など不乾性液体油を使えば、この配合でも少しは柔らかいモノができたかもしれません。
今回の試作2号では全体量100の観念を捨てて①を遵守。
自作1号を湯煎で溶かし
ココナッツオイル 10ml
グレープオイル 15ml
を追加しました。
カルナバとオイルの分量だけで見れば①を満たしています。
結果は…
固形石鹸より少し硬いくらい。
試作1号より遥かに溶けやすい!
欠片を指に取り擦ってやると直ぐにヌルッと溶けてきます。
前進‼︎
考察
天然ココナッツオイルは低温下で結晶化してしまう。金属製スプーンを使わなければ削れないくらいの硬さ。自作ワックスが硬くなるのはコレも原因の1つかもしれない。季節が違えば結果も変わる可能性。
グレープシードオイルは乾性油。
椿油もアリか?
昔から金属の錆止めや様々な物の艶出しに使われてきた不乾性油。
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2022/01/14 12:35:58