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ヒマ杉のブログ一覧

2010年10月18日 イイね!

アンプチューニング その6 出力段

アンプチューニング その6 出力段







CRADLE RMS504

さて、アンプによってはフィルターの後
もう一段増幅したりする場合(ダーリントン回路)もあるのですが
大体、そのまま出力段(青い部分)に入っていきます

ここでのチューニングとしては
出力トランジスターの交換とか考えがちですが
個人の場合は、考えないほうが良いと思います

というのは、ほとんどのカーオーディオの場合
コンプリメンタリー出力方式を採っており
(NPN,PNPトランジスターを組み合わせて使う)
その特性を合わせるためには
かなりの数のトランジスターをチェックして
特性を合わせて
使える物を選別する必要があります。
(でないと、チューニングダウン)
という事になりかねない (汗^^)

ということで、ここでは出力を、
いかにストレス無く取り出すかという事に
なるかと思います。

音声信号の通り道という事では
出力トランジスターの
エミッター抵抗になるかと思いますが

これを、高品質の物(DALE NSタイプ等)
に変えたりすると効果的です
出力トランジスターの側で0.1~0.2Ω位の
大型の抵抗が多いと思いますが設計によっては、
もう少し大きい値の抵抗を使っている
場合もあります。
ということで、
オリジナルの値を基本にという事で^^

経験的には、ここの抵抗も耐圧を上げたほうが
良い結果が得られると思います。

また、ある意味お金もかかるところです^^
(数使うので^^)
ここの所はメーカーも良いものを使いたくても
お金がかかりすぎるので、使うのを躊躇する部分です^^

以上で、大まかな所の
アンプチューニングは終了という事になります^^。

ここで、今までの流れを読んで来られると、
御気付きかと思いますが

RCAケーブルの交換とか
電源ケーブルの交換とかとあまり
変わらない作業なんですよね、実は^^

ですので、まず大事な事は
ご自信の好みの音が、
どちらの方向を向いているのか?

色んな、ソースを聴いて、
好みのジャンルを、どの様に鳴らしたいのか
という目的がはっきりしている場合に
有効なチューニングだという事が
ご理解頂けると思います。

闇雲に、パーツ交換を施して
音の変化を楽しむだけというのは
お勧めしません^^

生意気言ってすみません^^

気に障ったら、スルーしてください。

Posted at 2010/10/18 11:17:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | カーオーディオ | 趣味
2010年10月17日 イイね!

アンプチューニング その5 フィルター

アンプチューニング その5 フィルター





CRADLE RMS504

この部分は、フィルター回路を持っている場合と
持っていない場合に分かれると思いますが
上記、黄色い部分です

カーオーディオの場合、使い勝手を考えると
フィルター回路を持っている場合が多いと思います。
特に、ローパスフィルターは
パッシブネットワークで用意しにくい部分でもあります。
(パーツが大きく、大掛かりになりがち)

ただ、最近のHUの傾向からすると、ほとんどHU側で
帯域出力しますので、必要ないとも言えますね^^

音声信号を出来るだけストレートにということで
ここでは、セレクトスイッチを固定(バイパス)する以外に
特に行う事はありません。

バイパス(ジャンプ)場所は、
セレクトスイッチをスルーの位置にしておいて
基板裏面のスイッチ部分の導通チェックですぐに分かると思います^^
ただ、回路によっては、スイッチを取り外さないと
バイパス出来ない場合もあります。

それと、バイパスしますと
当然のことながら
フィルター回路は使えません^^


強いてフィルターをチューニングという事であれば、
オペアンプ、抵抗、コンデンサー交換です、

ここで、大事な事は、
定数(各容量、値)を変えないことです^^
Posted at 2010/10/17 12:06:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーオーディオ | 趣味
2010年10月16日 イイね!

アンプチューニング その4 オペアンプ

さて、劇的といえばオペアンプですね^^


CRADLE RMS504

黄色の部分で、
カップリングコンデンサーの近くにあると思います

しかし、さすがにこれは何でもという訳には行きません

電源電圧、規格(DIP8、SOIC、TO99等)
JFET、バイポーラ等
Single,Dual等の違いがありますので

まず、お使いのアンプのオペアンプの表面に
品番(TL071、OPA627といった様に)が書いてありますので
ググってみましょう、きっとヒットしますので^^

そこでお使いのオペアンプの仕様が分かると思いますので
仕様に沿った物を選ぶという事になります。

ただ、JFETとバイポーラの違いだけですと
ポップノイズの問題は出るかも知れませんが、使えます^^

ポップノイズがひどい時は、
回路が増えてしまいますがスピーカー出力に
遅延回路(2秒~5秒)を組んでリレーで繋ぐように
すれば大丈夫だと思います。
ただ、ポップノイズの原因を理解している場合ですが

また、SingleをDualで使うには変換基板が必要ですが
DualをSingleで使う場合は
ちょっとした工夫で使える場合があります^^


この配線方法ですと、
並列にSingleオペアンプが2個入っていますね^^
ですので、2番~6番、3番~5番は繋がなくてもいいです

では何故、並列に?という事ですが^^
オペアンプを並列に入れると
(亀の子ですね、スタックと言うそうですが)

回路的にはS/Nが1/nとなりますので^^(nはオペアンプの数)

やっぱり、やりたくなってしまいますね^^
ということで上の工夫は、どうせなら^^という事です。

ただ、経験ですが2個以上の必要はあまり感じません^^

ただし、オフセット調整の必要な
Singleオペアンプの場合は
やめておいたほうが良いです。

というのは、オフセット調整が必要なレベルですと
オシロスコープが必要なレベルになってしまいますので
お勧めできません^^

基板を眺めて、
半固定ボリュームを使用しているアンプの場合
あるいはSingleオペアンプの1番、5番端子がオープンではなく
どこかに繋がっている場合は、触らないほうがいいと思います。

とまぁ、ひやひやどきどきの部分ではありますが
やりがいという部分では大きな部分でもあります^^

それと、

ここは、デバイスを基板から外す時に
もっとも危険な所ですので
半田作業に慣れてからの方が良いと思います^^

腕の伴わない、やりたがりの方はスルーして下さい^^(爆)
Posted at 2010/10/16 12:18:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | カーオーディオ | 趣味
2010年10月15日 イイね!

アンプチューニング その3 カップリングコンデンサー

アンプチューニング その3 カップリングコンデンサー








先にも書きましたが入力段(黄色部分)には
ゲインコントロールと初段増幅、フィルター、
というところなんですが

ゲインコントロールを通過した信号は
DC(直流)カット目的のコンデンサーを通過します
このコンデンサーをカップリングコンデンサーと呼んでいます^^

大体、1μF~10μF位の容量の物が多いと思います。
ここには音響用の高品位の物で決めたいところですが
なかなか良い物が見つからない所でもあります
フィルム、マイラーあたりで
見つかりやすいのではと思いますが

探すのも楽しみのうちという事で^^
ググッて見てください^^

音色に影響大な部分ですので
聞こえ方(帯域バランス)まで影響します
容量については私見ですが、
少ない容量の物は高域の特性が良くなる
大きい容量の物は低域の特性が良くなる
という感じでしょうか^^

ということで、4.7μF辺りのアンプをよく目にするようです
ちょっと、安易ですよね^^

ですので、まず、オリジナルの値を試して音色を決めて
上下ワンサイズを試すというのはいかがでしょうか^^
Posted at 2010/10/15 18:05:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーオーディオ | 趣味
2010年10月14日 イイね!

アンプチューニング その2

アンプチューニング その2CRADLE RMS504




さーて、入力部分です、
劇的な変化を楽しめる部分ですが
さわる所は意外と少ないです^^

黄色で囲った所ですね
ぼけぼけ写真ですので分りにくいかもしれませんが
此処で音質に影響大なのは
言うまでもなく、音声信号の通り道です^^

HUからの出力を受け取る訳ですから
出来る限りストレスなく受け取りたいですよね^^
という観点から見てみましょう

先ず、RCAプラグから入った信号は
アンプの増幅率に合った電圧にしてあげなくてはいけませんよね
ゲイン調整の回路に入ります、といっても
そんなに難しい回路ではなく
分圧回路を使っているのが一般的だと思います。
R1、R2の組み合わせですね^^

殆どのアンプの場合、
ここに可変抵抗(0~20K、50KΩ)位の物を使っていると思います^^
また、可変抵抗の前に1KΩ~5KΩ位の固定抵抗が入っているのが普通です。

モウ、お気付きですね、この部分の抵抗を高品位の物に変えるだけで
クオリティアップは間違いなしです^^

音色の問題もあるのですが、誤差1%以内の物を使いたいです

それと、カップリングコンデンサー、オペアンプとの組み合わせで
アンプの性格を決めてしまえる部分でもあります。

金属皮膜抵抗+シャープな音色のカップリング+高忠実度オペアンプ
というような組み合わせですと、ワイドレンジでシャープな感じ

カーボン抵抗+ナローなカップリング+中音域が得意なオペアンプ
というような組み合わせですと、ボーカル物が得意な感じ
といった具合ですね^^ 

そんなに簡単ではないですが(汗)

この3種類の組み合わせだけでも、
うんざりするぐらい違いが出ます^^


ですので、交換部位はソケットにしておいて
取っかえ引っかえというのが楽しいですよ^^

また、ゲイン調整が固定に出来るほど音作りが出来ているのでしたら
好みの音色を持った固定抵抗を選び
ゲインを固定するのも有りですね^^

一歩進めて、ロータリースイッチとかソケットを使って
半固定というのも有りですね^^
ホームオーディオの場合、
ロータリースイッチタイプが主流だと思います。

R1、R2の値の取り方ですが
普通、RCAのプラス端子からカップリングコンデンサーまでの
抵抗がR1
RCA端子のマイナス側からカップリングコンデンサーまでの
抵抗がR2となります

それと、大抵1/4W耐圧位の抵抗を使っている場合が多いと思うのですが
経験からワンサイズ上の物を使ったほうが良い感触です。

上記の説明で良く解からないという方は、スルーしてください。
Posted at 2010/10/14 12:52:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | カーオーディオ | 趣味

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