2007年11月29日
車の、特にオーディオに、のってくるノイズには
本当に、なんで???というような、
理屈じゃ計れない、ノイズがたくさんあります。
ほとんどが、なーんだという場合が多いのですが
印象に残っているのが、
ベンツW126で、アンプ、デッキの電源を切っているのに
ツィーターからオルタネーターノイズが出ている???
電話で、あれこれ、やりとりをしていたんですが
これ以上、電話だと喧嘩になってしまいそうな雰囲気
現地に出向き、早速チェック、原因はなんだったと思います?
マルチチャンネルシステムなのに
ツィーターに、パッシブネットワークが使われていて
そのネットワークが、ダッシュの中にセットされていたんです
ネットワークのコイルに、電磁誘導ノイズが乗っていたんですね!
アンプの電源を切っていても、スピーカーを駆動するだけの
電磁波が出ているんだと、初めて知りました。
それと、発振、皆さんは、まず経験した事が無いと思いますが
コーナリングの度に、ピーーーーーと、とんでもない音量で
スピーカーから発振音、原因はなんだったと思います?
スピーカーケーブルが、ボディの隙間に挟まりこんでいて
時間が経つうちに、変形してシースが薄くなり
コンデンサー現象を起こしたんだと思います。
コーナリングの度に、車のボディがねじれ、
スピーカーケーブルを押しつぶそうとしていたんですね。
スピーカーケーブルを交換したら治りましたから。
それ以外にも、おかしな現象としては、
音圧を上げたい人がいて、手伝っていたんですが
ある一定以上の音圧が出ると、ワイパーが動き出すんです(笑)
ずんずんどんずどどん、きゅっきゅっきゅっきゅっ、
さすがに、みんなで笑いましたよ。
これは、原因分からずじまい、
原因を探しているうちに、治ってしまいました。
皆さんも、こんな経験ありませんか?
Posted at 2007/11/29 13:47:09 | |
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電源 | 日記
2007年11月29日
ノイズで困っているという話を、目にしましたので
参考になればと思います。
車のオーディオノイズのほとんどが
オルタネーターノイズと言われる
エンジン回転に合わせて、ヒューンヒューンという
ノイズだと思いますが
このノイズの起こる原因は、車の電気を作っている、
オルタネーターという発電機を使っているからです。
大抵、エンジンのフロント側に付いていてベルトで
駆動されていますね。
これは交流発電機で、車で使うには直流にしなくては
なりません、この時に脈流が発生します。
車の電装品(コンピューター、ランプ、モーター等)
を使用する程度の整流であれば、バッテリーが、
この脈流を吸収してくれるのですが、
オーディオの電源としては、まだ脈流成分が残っています。
通常オーディオ機器は、この脈流対策を施していますので
ノイズは、出ないはずですが、車によって、
あるいは、高性能なヘッドユニット、アンプ等を使った
場合、通常以上のクオリティの電源を必要とします。
その電源とは、
できる限り車の電装品と共有しない、
十分な、電圧、電流を確保する事です。
ここでは、詳しい電気的な説明は省いて具体的は方法を
説明したいと思います。
まず、純正車両ハーネスはノイズの塊だと考えて下さい。
基本的に、ケーブル類は、純正車両ハーネスには添わせない。
デッキに供給する+電源は、リレーを使い(ACCアクセサリーでON OFF)
場合によっては、イルミネーションも同じく
バッテリーから直接、かつ純正ハーネスから5cm以上離して供給する
アンプに供給する+電源は、バッテリー直近に、フューズを設置し
十分な電流容量のケーブルで、かつ純正ハーネスから5cm以上離して供給する
デッキ、アンプ電源ケーブルともに、純正ハーネスに対して、
直角に交差する分にはかまわない。
注意としては、フロントエンジン・リアバッテリーあるいは
リアエンジン・フロントバッテリーの車の場合、
オルタネーターからバッテリーに繋がるケーブルには、絶対近づけない。
デッキからアンプへの、LINEケーブルは、車両中央部分あるいは
車両ハーネスの通っていないサイドを使う、固定は未だしない。
どうしても、車両ハーネスから5cm以上離せない場合は
アルミ箔テープなどで、ハーネスをシールドする。
以上、+電源ケーブルです、アースについては前記のとおり
Posted at 2007/11/29 11:34:02 | |
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電源 | 日記
2007年11月21日
電源は難しいという話、難しいですね
車においては、理想の電源は不可能に近いですからね
でも、できる限り条件はよくしたいですね
そこで、アースポイントの探し方ですが
テスターをお持ちの方は良いのですが
お持ちでない方は、友達に借りて下さい
普通、RCAケーブルでデッキとアンプが繋がっている場合
テスターを抵抗モード、レンジは最近の物は
オートになっていると思いますが、0ohmにします。
テスターの一方の端子を、アンプの電源マイナス端子
もう一方の端子を色々な場所の、アースポイントに当てます
抵抗を読みます。
抵抗の低い所をマークします、
車のエンジンをかけます、
マークした所の抵抗をもう一度、測ります
抵抗値が変わっていなければ、
ランプをつけたり、ワイパーをつけたり
クーラーをつけたりと、負荷をかけます
それでも、抵抗値が変わっていなければ、おーけーです
もちろん、エンジンをかけて抵抗値が変われば
違うアースポイントを探します、
見つけてから上と同じ作業をします
バッテリーがリアに積んである場合はデッキ側で
同じことをします。
ちなみに、抵抗が大きいと思われる場合
車のフロアーパネルの、前部と後部等
スポット溶接で繋がれている所をボンド線(銅の網線)
で繋ぐと良い結果が出せます
それと、これは車体のさび止め(電位差による)効果もあります。
追加、
アンプはボード等に設置、直接ボディに取り付けない。
リアウィンドウにシールドアンテナを使用している車の場合、
ブースターが繋がっていると思いますが
このブースターによる電圧降下で、
アンテナアースの電位が下がる場合があります、
その場合、デッキにアンテナ線を繋ぐと、
ループによるノイズを拾います。
Posted at 2007/11/21 13:56:45 | |
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電源 | 日記