久しぶりの音ネタです^^
誤解を恐れないで書いてみますね^^
過去に、
音の本質という部分で書いた事があるのですが
音における歪の成分が、
楽器、人、動物その他機械等の発する
音の個性を形成するのではないか?
という私の考え方で書いてみたんですが^^
音における歪の種類としては
混変調歪
高調波歪
位相歪
クロストーク歪
クロスオーバー歪
過度歪
という風に、いろんな分類がされている訳ですが
歪み=嫌な音
として認識出来る歪としては
クロスオーバー歪と過度歪位なのでは^^?
と思っています
これは、帰還増幅しているアンプ
(ほとんどのアンプはこのタイプです)
等が抱えている問題で
SP出力信号の一部分を
入力部分に印加する手法です
一度増幅した信号を
もう一度増幅しますので、
能率(増幅率)がとても良いですよね^^
ただ、音楽信号のダイナミックレンジが
デジタル主流になってきて
飛躍的に広がった事による弊害が
この部分に現われてきているように思います^^
信号を忠実に再生すると
大きな音の信号が大きすぎて
アンプの増幅能力を超えてしまう
といった事が起きてしまいます
この時に、耳障りな音として
スピーカーからバリバリとかビビッとかの
音が出てしまいます
しかし、それがアンプの信号による物なのか?
スピーカーの耐入力を超えた信号による物なのか?
判断が難しい所です^^
アンプの信号にしろ、スピーカーの耐入力にしろ
対処法はまず、
アンプのゲインを絞って見るという事になるでしょう^^?
そこで、私はバリバリ、とかビビッとか
耳障りな音=ノイズ
として判断する訳です^^
ノイズに対しての対処法は過去に
ノイズについてという部分で書きましたが
歪については
混変調歪 =透明感、空気感
高調波歪 =透明感、空気感
位相歪 =音の輪郭、音像定位、臨場感
クロストーク歪 =音の輪郭、音像定位、臨場感
クロスオーバー歪 =アンプのオーバーヒート
過度歪 =アンプ、SPボイスコイルのオーバーヒート
という部分に関連していると思っています^^
ですので歪=音が悪いとは思っていません^^
ただ、クロスオーバー歪と過度歪については
機器のダメージの事を考えると
気になる部分ですね^^
クロスオーバー歪はアンプの増幅段の
プラス側とマイナス側の突き合せている部分に
ずれが生じた場合に起きます
プラス側のトランジスターとマイナス側の
トランジスターがオーバーヒートする事によって
特性が変わってしまった場合ですね
ですのでA級アンプには関係ない部分です^^
ただ、A級アンプの場合は過度歪が問題になります^^
音としては、奇麗な音の楽器(ピアノ等)の音が
特定の帯域に限らず
ささくれた感じといいますか、
ザリザリするといいますか・・・です^^
その場合、
大抵アンプのオーバーヒートが原因だと思います
過度歪も症状は似ていますが
アンプ、スピーカーのリニア特性部分を
超えた信号を受けた場合に起こります
スピーカー(TWが多いと思います)
のボイスコイルのオーバーヒートの場合
ある音量以上になると
ザラザラとした音に成るという感じです
クロスを下げ過ぎている場合なんかに多いですね^^
アンプ、スピーカーを壊すのが楽しいという人は別ですが
上記のような症状を感じる方は
アンプのゲインを少し絞っておいた方が
良いと思います^^
また、余計な事書いちゃったかな、ごめんなさい^^
Posted at 2009/10/27 11:49:30 | |
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