2008年01月07日
前回の説明でお分かりのように
音階全てが倍音関係にあるという事が
理解していただけたと思いますが、
次に、1オクターブを12で割ると
半音の周波数が求められて、
それを基音に足せば(基音♯)となる訳ですが、
残念ながら、そうはならないんです
まず、12で割り切れないんです^^
それと、前回で気がついたと思うんですが
高音に行くにしたがって、
周波数は高くなっていきますね
これは、1オクターブの中でも同じ事が
いえるんです
基音に近い方の半音の周波数は
2倍音に近い方の半音よりも
周波数は少ないという事です。
ちょっと分かりにくいかも知れませんね^^
ギターのフレットを思い浮かべて頂くと
解りやすいと思いますが、1フレットが半音です、
糸巻きの方からテールピースの方向に
フレットとフレットの間隔が段々と短くなっていきますね
そして、12フレット目がちょうど弦の中間点です。
ギターとか、ヴァイオリンとかの弦楽器ですと
一本の絃を押える場所(弦の長さ)で、
音階を決められるのですが
ピアノとかハープとか木琴等は決まった周波数の
音しか出せません。ですので、
ピアノとかは平均律でチューニングされるわけです
当然、平均律ですので、純正律の楽器とは合いません^^
両方の楽器を長く鳴らすと、うなりを生じます。
一流のピアニストには
専属あるいは準専属の調律師が必要な理由です。
ピアニストの好みにチューニングする必要があるのです。
また、オーケストラであればこれに木管、金管楽器が
加わりますので・・・・・^^
チューニングだけでも気が遠くなりますね^^
しかも、完璧にはチューニングできないのです^^
こんな事言ったら怒られるかも知れませんが(笑)
ただし、音として見ると、という意味ですのでお間違いなく、
音楽としては、各パートに指揮者が指示を与えて
完璧な芸術としての意味があります。
だから、オーケストラは、同じ曲を同じ人が演奏しても
指揮者が違えば、まったくと言っていいほど違う
例えば、指揮者がチューニングを441Hzとか
442Hzとかを好んだ場合、引き締まった感じ
というか、スリリングというか^^
ちょっと表現が難しいんですが、変わります(笑)
ちょっと言い過ぎたかな(笑)
Posted at 2008/01/07 08:21:44 | |
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12音階 | 日記
2008年01月06日
12音階で数字がいっぱい出てきて
うわー、だめだめって思った人(笑)
もう少し付き合ってね^^
前回では分かりやすく(ラ)440Hzを
取り上げましたが
今回はドレミの(ド)から説明しましょう^^
それとここでの周波数は全て約です
基音 (ド) 135Hz
2倍音 (ド) 270Hz
3倍音 (ソ) 405Hz
4倍音 (ド) 540Hz
5倍音 (ミ) 675Hz
6倍音 (ソ) 810Hz
7倍音 (シ♭) 945Hz
8倍音 (ド) 1080Hz
9倍音 (レ) 1215Hz
10倍音 (ミ) 1350Hz
気がついて頂けましたか?
基音に対して2倍音と4倍音と8倍音が
1オクターブですね^^
4倍音と5倍音と6倍音がド・ミ・ソ
8倍音と9倍音と10倍音がド・レ・ミというのも
面白くないですか?^^
Posted at 2008/01/06 13:24:34 | |
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12音階 | 日記
2008年01月04日
ド・レ・ミですね
ドの音から上のドまでの7つの全音と
5つの半音です。
不思議で合理的で科学的で神秘的な世界です^^
この音階のおかげで、世界中の音楽が飛躍的に
発展したのだとも思えます。
ある意味、英語を超えた、世界語ですね(笑)
しかも、不思議な事に
和音においても、旋律においても
条件を満たせば、悲しく聴こえたり、
楽しく聴こえたりします、
なんとか短調とか、なんとか長調とか
なんとかマイナーとか、なんとかメジャーとかですね
楽器のチューニングにおける基音は(ラ)440Hzな訳ですが
1オクターブ下の(ラ)220Hzの2倍音です
ですので、(ラ)220Hzを基音としますと
3倍音は660Hzですね
660Hzは何の音でしょう?
これが、不思議ですが(ミ♭)なんですよね、
では、
4倍音の(上のラ)880Hzに
2倍音の(ラ)440Hzを足して
1320Hzの音は何でしょう?
やっぱり(上のミ♭)なんです
正確に1オクターブ上の音なんです。
不思議だと思いませんか?(笑)
Posted at 2008/01/04 22:39:37 | |
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12音階 | 日記