2007年11月23日
サブウーファーは、その大きさ故
ほとんどの場合、リアに設置することになりますが、
そのために、フロントスピーカーとの距離を生じます
これが、まず位相の問題を生じさせますね
次に、ご存じのように、音速は、
伝える物質の種類で、違うということ
これは、
空気を伝わってフロントに届くスピードと
鉄板を伝わってフロントに届くスピードが
違うという事です。
鉄板を伝わる方が、早いのです。
ですので、足もとの振動と、空気伝搬してきた振動が
合っていないと、違和感を感じ、定位が崩れるのです
特に、バスドラのアタック等ですね
合っていますと、ウッドベースの石突きが
フロアーに刺さります。
中高音域ですと、波長が短いので
あまり気にすることは、無いのですが
低音域では、波長が長いので
かなり問題になります。
低音域は、人の耳にとって、
非常に、つらい帯域なんです
たかだか10mmx0.1mm 足らずの
鼓膜が、低音で揺らされている時に
色々な帯域の音が、入ってきますと
きっと、脳が、鼓膜からくる
低音信号に、フィルターを
かけてしまうんだと、思います。
その代り、からだに感じる振動を、低音と認識する
こんな感じじゃないかなと、思っています。
ですので、これの影響を可能な限り、
避けるためには、ウーファーの振動を、
車体に伝えない、工夫をするべきです。
たとえば、ボックスでしたら、
足を付けて、4点支持するとか
トレイに、設置している場合であれば
バッフル、あるいはウーファーを
フローティング(スピーカーの音その5参照)
するとかですね。
Posted at 2007/11/23 10:24:05 | |
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サブウーファー | 日記