2007年11月27日
7000Hz -6dB/octで
クロスオーバーネットワークを作りましょう。
おいおい、逃げなくていいよ、めっちゃ、簡単だからって!!
ちょっと、パーツ代が、かかるけどね。(笑)
用意する物は、音響用コンデンサーだけ!!
必要を感じるかも知れない物は、音圧調整用抵抗、
あるいは、可変抵抗機(アッティネーター)
ボリュームっていった方が、分かりやすいかな?
これは、ツィーターのインピーダンス、対入力
に合わせる必要があります。
まず、下の表を見て下さい。
-6dB/oct at 4Ω HIPASS FILTER
5,000 Hz 7.96 μF
5,500 Hz 7.23 μF
6,000 Hz 6.63 μF
6,500 Hz 6.12 μF
7,000 Hz 5.68 μF
7,500 Hz 5.31 μF
8,000 Hz 4.97 μF
8,500 Hz 4.68 μF
9,000 Hz 4.42 μF
9,500 Hz 4.19 μF
10,000 Hz 3.98 μF
10,500 Hz 3.79 μF
11,000 Hz 3.62 μF
11,500 Hz 3.46 μF
12,000 Hz 3.32 μF
そうです、
7000Hz で作るんですから
5.68μF(マイクロファラッド)の音響用コンデンサーを使います。
ぴったりの、数字の物は、ないと思いますので
近い、数字の物を選んで下さい。
それと、最初から、買う必要もないと思っています、
物によっては、高いから(笑)
使わなくなった、
ネットワークを、ばらすとかすると、
4.7μF とか 3.3μF なんかは
けっこう、使われていますのでそれを、使ってもいいですよ、
良くいくショップの、ジャンクパーツボックス
のぞいてみて、貰っちゃう(笑)、
1000Hzくらいの違いは、まず判らないから
これを、
ツィーターのプラス側スピーカーコードに、直列につなぐ、
片方の足をアンプ、もう片方をスピーカーコード
はいっ、出来上がり、めっちゃ、簡単でしょ。
音圧調整用抵抗は
ミッドレンジスピーカーとツィーターの
能率が違う場合に、
同じ能率にしてあげるために使います
スピーカーのカタログに
音圧 MID 85dB
音圧 TWEETER 88dB
とか、書いていると思いますが、
これは、同じアンプで、駆動した場合
上の場合、ツィーターの方が、3dB能率が良いという事です
でも、3dB位だと、気にならないと思います
ツィーターの帯域は、エネルギー少ないから
気になる人は、合わせてね。
これが、大きく違ってくると、デッキのボリュームに対して
ミッドレンジスピーカーの音量と
ツィーターの音量が、合わなくなってきます。
ですので、この音量だと気持ちよく鳴ってるんだけど、
音量を上げていくとツィーターが、耳につくんだよなー、
という様な、事が起こりますので
チェックして、合わせる必要があります。
合わせ方は、音圧の高い方に抵抗を、2つ使って能率を下げます。
ちなみに、私も、よく間違うんですが、デシベル表示
電圧、電流、音圧 なんかの場合は
3dBで √2≒1.4倍
6dBで 2倍で
12dBで 4倍です
電力比の場合は
3dBは、2倍
6dBは、4倍で
12dBは、8倍ですね 違ったかな?
軽く、頭に入れといて下さい
オーディオでは、よく使う表現ですから。
音出しして見ましょう。
コンデンサーの、値を変えて聞いてみて、
気に入ったほうを、使って下さい。
そのコンデンサーの値に対応する周波数が
あなたの想像したクロスポイントの1オクターブ上の周波数で
本当のクロスポイントは、想像したクロスポイントの
1/2オクターブ上の周波数です、想像どうりでしたか?
それと、位相のチェックは、必ずして下さいね
判らなくてもいいですから。
少しでも、気持ち良く聴ける方を、選んで下さい。
そういうふうにしていくと、
頭の中に、周波数特性グラフが、勝手に出来てきて
ここをこうしようとか、チューニングの手がかりが
浮かんでくるようになります。
Posted at 2007/11/27 11:17:57 | |
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ツイーター | 日記
2007年11月27日
ここでは、2Wayシステムの
ツィーターを指します
今まで、このページを読んで下さった方のために
ミッドレンジスピーカーを
伸び伸びと、鳴らしてあげれば高音域は
かなり、出ているのでは無いかと、
推測するのですが、いかがでしょうか?
ツィーターが、シャキシャキと
がんばりすぎているように、
聞こえていませんか?
車載用ミッドレンジスピーカーは
大体、3500Hz 位で
6dB/oct あるいは12dB/octで
クロスオーバーネットワークにより
高音域をカットしている物が、
多いと思いますが
ネットワークを外しますと、
ネットワークで、カットされていた分の高音が、
出てきますね、
その分、ツィーターの低音域とかぶってしまって、
音圧が上がってしまいます。
ですので、その分、
シャキシャキしてしまいます。
しかし、ネットワークを外しても
ミッドレンジスピーカーは
3500Hz ~8000Hz (ミッドの性能によります)
辺りから高音域にかけて、
ゆっくりと、音圧が下がっていきます。
ということは、
ネットワークを入れなくても
自然にネットワークが、
働いていることになりますね
ミッドレンジスピーカーが
これ以上は無理、という帯域を
ツィーターが、助けるように働けば
お互いの、存在を主張することなく
気持のいい音で、
鳴ってくれると、思うのですが
いかがでしょう?
それと、同じ様にツィーターは、
低音域が苦手ですので、
これ以下の低音は無理、という所を
ミッドレンジスピーカーの高音域が、
助けるという事もありますね。
まず、ミッドレンジスピーカーの音を
良く聞いて下さい、
取り付け方にも、よりますが
くっきり聴こえる音域から、高音域にかけて
すこし、カーテン越しに聴いている様な
感じの音がしませんか?
そこから、ミッドレンジスピーカーの音圧が、
下がっているのです
また、位相が遅れてきているのです。
大体、6dB/octくらい落ちてくると分かります
その周波数を、xxxxHzくらいかな?
と想像して下さい。
最初は、判りませんが、チューニングを
繰り返している内に、分かるようになります。
大体、3500Hzくらいの物が、多いと思いますが
このミッドレンジスピーカーに、
ツィーターを、どうしてやればいいのでしょう?
そうですね、
今回は、ミッドレンジスピーカーを、
助けてあげるんですから
ミッドレンジスピーカーが、6dB/oct で
下がっているんだったら
ツィーターは、6dB/oct で
ミッドレンジスピーカーが下がった分
助けてあげれば、いいんですよね。
oct はオクターブの意味ですから
3500Hz のオクターブ上は 7000Hz ですね
7000Hz からゆっくり3500Hz に下がっていけば
5250Hz でミッドレンジスピーカーとツィーターが、
握手できます。
Posted at 2007/11/27 08:53:09 | |
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