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2週間程前の話ですが、個人輸入したオイル添加剤について名古屋税関から関税の問い合わせがあり、社会勉強を兼ねて名古屋税関に関税の申請に行ってきました。
ちなみに商品総額が200ドル以下であればほぼ無税ですので、普通の個人輸入レベル？では税関からの問い合わせもないです。今回は購入額が1000ドル以上であることがインボイスに書かれていたので、目をつけられました（笑

直接申請するので、事前知識のために輸入したオイル添加剤が石油由来製品のどの商品に合致するか調べようとしたら、最低でも以下に示す項目毎に細かく税率が分かれている（汗

・比重
・石油由来成分の含有量
・輸出相手国
（指定された発展途上国からの輸入は同じ製品でも無税etc・・・この制度を特恵というそうです）
・FTA（自由貿易協定）締結製品との関係

むしろ直接行って説明しないと最高税率が掛けられたらたまらないので、イザ出陣！
中部国際空港にアクセスする道路が有料道路のみと云う点にイラっ！としながら名古屋税関に無事到着し、資料を使って担当官に説明開始・・・・・しかし担当官も解らずじまい（笑
英文の資料読ませてくれっ！って言うので渡したら、コレが比重の値ですよね！と指さした所は比熱の値だし・・・（笑

で、結局今回は特別に石油由来製品中一番安い関税を収めることで終了（笑
（どの製品に合致するか解らなかったのが本音か？）
無事関税を収めて商品を受取ることができましたので、帰りに中部国際空港のロビーで食事後、jaiattさんにお誘い頂いたオフ会にちょこっと顔を出させていただいて、会社の仕事の為に帰宅（笑

それにしても、これは良い社会勉強でした。
日本に溢れかえる輸入製品に対する関税の仕組みを読み解くと、社会の縮図が現れているのですよ。
食料品の関税は農家等を守る為にとんでもなく高いし、逆に工業製品は輸出入国との関係を築くために安めになっている。ぜいたく品であるブランド製品の関税も高いなど・・・・。

みなさんも機会があれば是非経験してみてください。
良い勉強になりますよ～