
今日は風もなく晴天となる予報でしたので、毎年参拝している静岡にあるバイク神社こと「大歳神社」へお礼参りしてから、前から行きたかった「本田宗一郎ものづくり伝承館」に寄り、パラグライダーのテイクオフ場で景色が良いと聞く「七曲スカイパーク」まで走るという、久しぶりに丸一日使って全走行距離約370Kmの静岡ツーリングに行ってきました😄
行きは国道23号を使って下道で向かうので、朝食はいつも通り道の駅「にしお岡ノ山」で食べ、お昼はちょっと早い時間になると思いますが、いい機会なのでみん友のカルマンロップイヤーさんから教えていただいた「スズキラーメン」へ寄ってみる事に。

いつも多くの人が訪れる人気の道の駅「にしお岡ノ山」ですが、今日は入り口に駐車待ちの車が並んでおり、更に混雑していたようです。

もちろん朝ごはんはいっぷく亭モーニング😆 カウンター席が1つタイミングよく空いたのでラッキーでしたが、家族連れだとかなり待たされそうな盛況ぶりでした。
今日のお昼は恐らく11時頃になるので量は軽く食べたい事もあり、いつもおにぎりに釣られて和風にしていましたが、ついに洋風モーニングを注文😀 噂通りすごい厚さのトーストはそれ自体が美味しく、フルーツの甘いライチも丸ごと3つと十分な内容😋 蕎麦やうどんモーニングの方が満足度は高いですが、軽く朝食をとりたいなら丁度いい感じですな👍
豊橋市内から道の駅「潮見坂」でトイレ休憩しつつ浜名バイパスを走りましたが、総じて道が空いていてストレスなく走れました^^大体予定通りの時間に目的地の一つ、大歳神社へ到着です。

グループで来ている方達が楽しそうに撮影会をしていましたが、今日はそれほどバイクも駐車しておらず空いていました。まずは参拝し、昨年より更にステッカーが貼りまくられた大歳神社名物、バイクフレームに道楽お守りを返納してきました。

今年の道楽お守りはオレンジをチョイス。黒、赤を選んだ2年間はご利益あって事故することなく楽しく走れましたので、今年もよろしくお願いしますと願掛けしてきました🙇

大歳神社から東へ向かいスズキラーメンへ到着。聞いていた通りヤマハ発動機のお膝元にお店があって、青の斜めラインが入った看板はどうしてもSBS店を連想してしまいますが、店名がアルファベットでないカタカナ表記なのは店主なりの配慮なのかw

スープは中華そばと味噌ラーメンから選べるようでしたが、お店の力量を知るためにもここはスタンダートな中華そばを選択。スープはあっさり目の豚骨醤油で、薄切りながら結構大きなチャーシューが5枚に味の濃いメンマが乗っており、麺も腰のある中細丸麺で美味しく、私はラーメン横綱によく似た味だと思いました。遠いので中々狙わないと食べに来れませんが、今度は味噌ラーメンも食べてみたいですね😋

続いてようやく来ました「本田宗一郎ものづくり伝承館」です。天才エンジニアにして今の世界的メーカー本田技研工業株式会社の礎を築いた、本田宗一郎の出身地である天竜二俣に、国の登録有形文化財に指定されている二俣町役場を移築した施設で、入館は無料です。

入館してすぐ受付があり、ミュージアムショップが目に入ります。今日はモーターサイクルを題材に、写真と見間違うような精密な図版を手がける名古屋市の「柴田制作所」より、イラストレーター柴田賢二さんのポストカードやポスターを販売していて

2Fギャラリーにもホンダ車以外のイラストが数多く展示されていて、懐の深さにほっこりしますね。それにしても、言われなければこれがイラストだとは気がつかないクォリティですな。SV650Xやモトコンポのイラストがあればぜひ欲しいところですが、残念ながらありませんでした😅

1Fでは本田宗一郎の名言、ものづくりの歴史がわかる年譜や写真、ホンダコレクションホール所有のバイクなどが展示されており、展示バイクは不定期ながら入れ替わりも行っているそうで、50CCながらDOHC4バルブエンジンを採用し、シリンダーヘッドカバーの形状からミッキーマウスの愛称がある夢のマシーン、ドリーム50の、しかも限定カラー版が展示されていました😮 確か発売当時は30万を超える価格で、当時の原付としては非常に高価だったので手がでませんでしたが、車体の造りを考えればバーゲンプライスとも言える価格だったんですね。当時無理してでも買っておけばよかったな😥

2Fでは過去に放送されたプロジェクトXが再生されていて、1972年当時、世界一厳しいと言われたマスキー法という、排出ガス規制法の数値を初めてクリアしたCVCCエンジンのカットモデルや、今となっては逆に斬新に見える、自転車用補助エンジン等が展示されていました。

「本田宗一郎ものづくり伝承館」を出てすぐ隣に二俣諏訪神社があり、更にその隣には

徳川家康の嫡男として生まれ、勇猛果敢な戦ぶりから将来を嘱望されながらも、織田信長に武田氏との内通を疑われ(諸説有)21歳の若さで切腹した、松平信康公の菩提寺である清瀧寺があり、小学生だった本田宗一郎少年が、早弁するためお昼を知らせる鐘を30分早く鳴らしたやんちゃエピソードが紹介されていました。
結構お寺を見て回ったりして時間を使ってしまいましたが、多少遅くなってもいいやと最後の目的地、七曲スカイパークへ向かいます。ナビによるとここから約50Km、1時間半ほどかかるようです。
国道362号を北上し、県道263号から東に向かうルートが検索され、途中までは道幅も広くて綺麗な舗装に程よくカーブもあって楽しい道でしたが、川根方面から七曲スカイパークへ向かう林道に入ると一変、車同士では絶対すれ違えない狭い道が続き、落石による石の破片やボコボコの路面に、土砂崩れの跡による砂が散らばっているかなり悪条件な道ではありますが、それでももっと酷い道を走った上矢作風の森展望台とかに比べれば全然マシな方です。

パラグライダーテイクオフ場、七曲スカイパークへ到着しました。結構長い悪路を走った甲斐は十分にある、スバラシイ景色が堪能できました😊

七曲という名前通り、大きく湾曲した大井川を見下ろせる景色は素晴らしいの一言。私自身はパラグライダーをやったことはありませんが、季節によっては実際にパラグライダーでここから飛ぶ姿を見る事ができると思うので、そういう機会にまた来てみたいですね。
帰りはそのまま南側に下り島田側から林道を抜けましたが、こちらの方が川根方面より多少道が広く、路面状況も幾分かはマシで走り易い上、新東名高速道の島田金谷ICが近くてアクセス面でも有利なので、七曲スカイパークへ行ってみるなら南側の島田側から入り、帰りも来た道を戻るのをおススメします。
そんな感じで静岡ツーリングを満喫し、新東名高速道を使っての帰宅時間は大体17時過ぎぐらいになる予定だったので、明るいうちに帰れるなとお土産を買いがてら休憩に浜松SAへ寄ったのですが・・二輪駐車場へ駐車しようとギアを落としていく途中、フッと軽くなったと思ったら手応えがなくなったので、半クラでなんとか駐車してギアペダルを見てみると、チェンジロッドとシフトレバーが力なくぶらぶらしています😱
どうやらチェンジロッドとシフトレバーを接続しているボルトが緩んで落ちてしまったようで、ギアチェンジができなくなっていました・・今日林道で頻繁にギアチェンジしていたからかな😥 それにしても高速走行中ではなく、SAに入ってから外れてしまったのは本当に不幸中の幸い、大歳神社の御利益を感じずにはいられません🙏
混雑するSA内の道路で落ちた小さなボルトを探すのは無理なので、何か代わりを探しますがさすがにボルト類のスペアはバイクに積んでいませんし、SAではボルトの販売もしていないので困ってしまいました;;
家に帰ればいくらでもある6mmボルトが、今ここに一本ないだけでバイクを動かせなくなる現実に直面し、なぜかいろいろな部品に感謝したい気持ちになりますが、とりあえずなんとか針金で固定するとか、外しても支障がない部品のボルトを使用できないかとバイクを見つめていると、マフラーのセンターパイプに取り付けているヨシムラ製カーボンヒートガードのボルトが使えそうな事に気が付き、試してみるとネジ山の長さが短いものの、何とか固定できたので極力ギアチェンジしないようにして、結局真っ暗な時間になりましたが無事帰宅できました😂
たかがボルト一本、されど・・ですねw 早速バイクを整備し、何種類かのボルトの予備を車載工具袋に入れておきましたが、それにしても最後は参りました😓
ブログ一覧 |
SV650X | 日記
Posted at
2025/01/19 18:24:39