
ツーリングに行く際、各地の道の駅に寄るのは大きな楽しみの一つですが、運が良いとアトラクションイベントやパフォーマンスショー、コラボ企画による出店等が開催されているのに出くわすことがあります。
ただ映画やアニメといったコラボ企画をやっていても、内容を知らない作品の場合はそのままスルーする事も多々ありますが、以前から何度か過去ブログでも書いている「ゆるキャン△」という作品については、本当に色々な場所でよく目にするのでこないだの休日、ついに長女が契約しているサブスクでとりあえず3話程度アニメを見ましたが、なるほど可愛い女の子達がキャンプしたり、部活したりするほのぼの日常系なストーリーなんだな、という程度で理解はしたものの、その時は正直それほど興味は湧きませんでした🤔
そんな先日の仕事帰り、まだ行った事がないスーパー銭湯を開拓しようと、名古屋市名東区にある「らくスパガーデン」というスーパー銭湯に行ってみたのですが、BOOKコーナーに物凄い数の漫画があり、その中に偶然「ゆるキャン△」があったので、暇つぶしに丁度良いと読んでみたら・・これ、
漫画の方がずっと面白いじゃないかw
話のメインとなる場所が山梨なので、長野、静岡、愛知でのエピソードも多く、今まで私が走りに行って立ち寄った場所も頻繁にでてくる上、主人公の一人である志摩リンちゃんは50cc原付のビーノで、伊豆に長駆キャンプ遠征するぐらいのバイク好きで

その友達の土岐綾乃ちゃんは、私もかつて愛車としていたAPE100を駆る、険道好きだけど体力のないバイク乗りとして描かれており、作中ではリンちゃん母等のバイクに関係する面白エピソードもたくさん登場するため、私もすっかりハマってしまい、これまでの単行本を全て購入してしまいました😂
余談ですが、私が高校生だった頃の名古屋市では<3ない運動>というバイクを「運転させない」「買わせない」「免許を取らせない」といった、悪名高い管理教育が特に徹底されていたので、こっそり免許を取った私の同級生も停学処分になり、卒業まで免許を取り上げられたりしていた時代だったので、高校生でバイクツーリングができる主人公達に、ちょっと羨ましい気持ちがあるのかも知れません。
そんな感じで前置きが長くなりましたが、2年前に大井川鐵道を見に、道の駅「奥大井音戯の郷」に立ち寄った際の事。

ここで初めて道の駅との「ゆるキャン△」コラボを見たのですが、作品内ではここら千頭駅周辺で実際に営業しているお店が(名前はちょっといじってありますが)登場しており、いわゆる聖地とも言われる所以になっているのですが、当時の私はその事を知らなかったので

こんなジャンボ豚串が駅を出てすぐに売っている事も知りませんでしたし・・・

まさかこんな駅のすぐ近くで、ダムカレーが名物の食べ物屋さんがある事も知りませんでした😭
そんな訳で、今日は作中にでてくるジャンボ豚串、ダムカレー、川根茶ソフトクリームを食べる事を目的に、もう一度道の駅「奥大井音戯の郷」へ走りに行く事にしましたが、今年のツーリングプランも終わった今、節約のため行きは下道で、戻りのみ高速を使って帰る事にしました。

国道23号に合流して静岡方面へ走りますが、今年3月に名豊道路が全線開通して以来、便利過ぎる道になったので、幸田桐山IC辺りから豊川為当ICまでは逆に混雑する様になってしまい

結果国道23号を使用する頻度が減り、昨年はあれだけモーニングを食べに立ち寄った道の駅「にしお岡ノ山」に行く事もなくなっていたので、久しぶりの訪問となりました。

幸いいっぷく亭の和食そばモーニング550円はまだ健在でしたが、すごく混んでいて券売機待ちが行列になっていたので、間違えて洋食モーニングを押してしまったようです😱 洋食のパンも美味しいからいいんだけど、ここのおにぎりが食べたかった😭

道の駅「にしお岡ノ山」を出てしばらく走ると、やはりというか名豊道路はずっと先まで真っ赤な渋滞表示です😩 休日の朝6時とかならスイスイ走れるので、この道を快適に使いたいなら早起き必須ですな。

渋滞さえ過ぎてしまえば、道の駅「潮見坂」まで信号のない、幅広の綺麗な道を快適に走る事ができます。

わざわざここで!?と私も思いますが、スマートライドモニターの更新情報が来ていたので、テザリング接続してしめやかにバージョンアップ。めぼしい内容はGoPro等カメラとの連携機能の追加と、あとはいつもの画面の最適化、安定性の向上ぐらいですが、私のスマホとの相性が良いのか、今までも使用中に接続が途切れた事は無く、すでに十分安定しているのであまりメリットは無さそうですが、更新すると電池の持ちが良くなったり、画面移動時のレスポンスアップ等の隠し効果があるケースも過去にはあったので、これからもメーカーには末永くバージョンアップ、頑張って欲しいです😄

2年ぶりの道の駅「奥大井音戯の郷」に到着です。やはり名古屋からだとここまではかなり遠くて、下道だと休憩時間込みで約4時間半かかりましたが、法定速度120kmの区間が長い、新東名高速を使った自宅までの帰り時間は約3時間弱でした。名豊道路の渋滞が無ければ下道でももっと早く到着できると思いますが、片道200Kmぐらいの距離があるので、次回来るときには素直に行き帰り共に高速道路を使った方が良さそうですな。
すでに13時を過ぎてお腹が鳴っていますので、まずはジャンボ豚串をいただきますか!と千頭駅に行きますが

ぬお!?豚串を販売しているやんばい処さん・・営業していませんが、まさか閉店しちゃった?

ギギギ・・何と静岡駅伝大会に出店するため今日はお休みなのだとか😱 今月唯一の臨時休業日に来てしまうとは、何時もの事ながらなんてツイてないんだ😨

すごく豚串を食べたかったので本当に残念ですが、気を取り直して作中では「Cafeなかまる」となっていた、「Cafeうえまる」さんにダムカレーを食べに行きます。

店内は多くのお客さんで混雑していましたが、カウンター席もあるので幸いすぐ座れました😄 まずは券売機で食べたい物を購入しますが、ランチメニューがとても豊富で、ダムカレーだけでも長島、大井川、塩郷、千頭と4種類あるようなので、ここは作中で主人公のなでしこちゃんが食べていた、長島ダムカレーの大盛を注文。

店内ではグッズの販売もしており、全面的に「ゆるキャン△」を推したお店になっています。バイクに乗ったリンちゃんのオリジナルアクリルスタンドがあったので、購入したかったのですが私のようなおっさんがこれください!と言うのも照れくさいのと、自宅で飾ると長女から絶対冷やかされると思ったので自重しました・・が、大量のグッズを売っていた道の駅「しもべ」に今行くと、絶対何か買ってしまいそうです😅

長島ダムカレーが来ました!大盛りの割にご飯が少なく見えますが、結構ぎゅっと敷き詰めているので見た目以上に量はありました。カレー自体は全然辛くないオーソドックスな感じでしたが、ご飯の堤を壊すと、作中通りカレーが流れ込んで美味しくいただきました😋

おまけでこんなオリジナルダムカードもいただきましたw 恐らくダムカレー全種に用意してあると思われるので、好きな人はコンプリート目指しちゃいそうですね。

続いて川根茶のソフトクリームも食べました🍦 「ゆるキャン△」を見ていなければバニラ一択だったと思いますが、実際食べて見るとお茶の風味がマッチして美味しかったので、「ゆるキャン△」効果だけで人気商品となった訳ではなさそうです。

帰宅前に道の駅「奥大井音戯の郷」内にも立ち寄りましたが、内容は変わりましたが2年前と同じく、「ゆるキャン△」を前面に展開したディスプレイがありました。

ここでは「ゆるキャン△」大井川MAPを配布しており、作中でキャンプした場所や立ち寄ったお店が分かり易く表示されており、ファンならこれを貰いに来るだけでも価値がありそうです。

そんな感じで千頭駅構内や案内所周辺でも、街全体で「ゆるキャン△」を前面に出しているので、聖地と言われるのも納得です。こうして人気漫画と地域がコラボする事で私のようなお客さんも来ますし、街の特色としてアピールする事もできるので、こういった取り組みはすごく良い事だと思いました。
とりあえず「ゆるキャン△」の全貌を把握した今、今までスルーしていた山梨や長野の聖地にも、再度改めて行かなくてはなるまい。