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《ご注意》
私は全く意図しませんが、もしかすると人によっては内容を不快に感じてしまうかもしれませんので、どうぞ気になる方は読まずにスルーしてやって下さい。
大丈夫だと言う方はお付き合い頂けると幸いですが、お勧めはできません。
勝手ですが、無理にコメントも要りません。
それでは…
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人や人のアイディアを利用して(踏み台にして)自分だけ利益を得ようとする人は昔から多く居る。そして強い立場の存在には媚を売り(内心馬鹿にしている)逆らわない(信念は無い)。
そのくせ立場が逆転すると急に強くなる。
強い奴には滅法弱く、弱い奴には滅法強い。
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例えば本来ならば、客観的に冷静に公正に判断し行動しなければならない存在の組合組織の代表や幹部が、組合員の利益よりも自分の利益や立場を優先したとする。
自分より強い立場の会社には媚びを売り、泣きついてきた組合員だけを助け恩を売る。
そして生まれる運命共同体。
一蓮托生。
無理が通れば道理がひっこむ自己都合の世界。
金が絡めば尚更だ。
そして、金の切れ目が縁の切れ目…。
そんな稀薄な人間関係。
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ここで御伽話を一つ。
とある労働組合組織で金を扱える立場にいる人間Aが、金にだらしない人間Bから同情を買う様にせがまれ規則を破って金を横領し勝手に貸す不正が行われたとする。
味をしめたBが借金の返済が完了する前にまた金をせがみにくる。Aは一度規則を破っている弱みで又貸しする。
そうこうする内、Bは返済せずにトンズラ。
鼻から違法に借りた金などまともに返済する気など無かったのだ。
貸した側も期待などしていない。
分かってやっているのだ。
ただ事実を隠し揉み消すだけ。
そしてB2、B3と延々と続く負の連鎖…。
第三者Cが内部告発やたまたま得た事実でこれに気づき、問題視してB2を含むB達に遠回りに諭したとする。
当然B達は穴を捲りAに報告する。
Cは分かってやっているのだ。
A達は人の意見など素直に聞くタイプでは無い。Aが下に見ているCの存在なら尚更だ。
だからB達から間接的に話を聞いて襟を正してくれさえすればそれだけで良かったのだ。
が、B2もAも基本クズだった…。
Bは元々一人二人では無く沢山いるのだ(B1、B2、B3、B4…)。
様々な理由で不正に金を借りる奴。
返すあても無く、返す気も無い。
自分さえ助かる事しか考えていない。
助かればそれで良い。
全体的な問題の根本解決など鼻から考えていないのだ。
Cは諦めて関わらない事にしたが、思っていた以上にB達は多かった。
B2は他のB達と共に組織化し、Aと結束して様々な手段でCを陥れる。
話を都合良く捏造して全てのBに根回しして仲間につける。
会社をも利用して周囲からのCへの情報を意図的に遮断し、人格も無視して追い込み始める。
そして邪魔な存在として排除するだけ。
誰が関わっても同じなのだろう。
それだけの存在。
仲間などでは無かったのだ。
それが慣例なのだ…。
多勢に無勢。
本来ならば勝ち目は無い。
と言うか、初めから勝ち負けなどCは全く考えていなかったのだが…。
自分が過去に悪い冗談として言った事が、本当に実践されているとは思っていなかったのである…。
借りたのならば、
真面目に働き、付き合いを減らし、倹しく生きて返すのが筋だ。
それが一般常識と認識している。
自分ならばそうしている。
借りたのではなく貰ったのならば『良かったな。』と嫌みを言うだけだろう。
どちらにせよ、恨みを買うだけなのならば同じだ。
いつか真面な人が手を挙げ、真面な人が後押しし、真面目に生きていても避けられない様な難題に直面している人だけ救われる様な制度を作って欲しかった。
愚かな負の連鎖は終わりにし、そんな制度を作ってくれる事を望んだだけだった…。
それが叶うならば協力を惜しまなかった。
何も知らない内は執行部に協力していたのだ。
真面目に生きている人が救われ、差別無く公平に安心して仕事ができる環境。
そんな理想への淡い期待は、ヘラヘラ笑いながら踏み躙られた。
ストレスで記憶力や判断力も低下する。
老化以前に人為的なストレスで劣化してしまったようだ…。
Cはもういい歳だ。もう以前の様には回復はしないだろう。
それでもただ臆する事無く、日々信念を持って働くだけだ。
しつこい奴には鏡を見せるだけ。
『お前の姿はこんなだぞ?』と…。
気がつかなくてもどうでも良い。
勘違いされようがどうでも良い。
そう…もうどうでも良くなってしまったのだ。
仮に万が一自分達の不正が発覚したとしても、Aは言い訳をするだけだ。
組織化したB達も後ろにいるので安全だ。
Aは言う。
良心からの人助けだったと。
…組合員の金で。
金に困っている人を助けたいだけだったと。
…組合員の金で。
自己弁護しかしない。
自己弁護が前提の謝罪。
謝ってるから許してね、テヘペロ。
今まで皆同じ事をしてきたのだから、たいした事では無いだろう。
自分が手を挙げ競合も無く難なく椅子に座る椅子取りゲーム。
出来レースだ。
お前らが承認したから座っている。
自分が座る番が来ただけだ。
たいした事では無いから責任は取らない。
A達には説明責任も存在しない。
組合執行部も責任を追求しない。
そしてまた誰かが同じ事を繰り返すだけ…。
Aはしっかり組合費から金を貰っている身分である。
自分が作った借金を返す為に…。
公然と得る事ができる金だ。
組合員の為に働いているのだから当然だ。
金の為に…。
最初から責任を取る気などはサラサラ無い。
それが慣例なのだから何が悪いと…。
何期も続けて自ら手を挙げその席を得たA達には、その気にさえなれば、ルールを変える事もできた筈だ。
その時間も十分にあった。
組合員の為になる、組合員の誰もが通るだろう困難を援護するための制度を作る事も…。
その為の支援を得られる制度を会社側にも二重に提案し、交渉する時間もあった筈だ。
実現と実現への努力は別だ。
生活が改善される為に活動し続けるのが労働組合である。
…筈だ。
自分の損得しか考えていない奴は人の話など聞く気などサラサラ無い。
当然C達の話も。
自分が金を得られればそれで良い。
仮に制度を導入する為に、共済費を上げて組合費を下げる事にでもなれば、身入りが減る。
減っては困るのだ。
変えたルールは自分達の為に都合良く機能する部分だけだった。
活動費の上限の撤廃。
組織に入った人間だけが潤う。
組織に泣きついた人間だけが秘密裏に施しを受ける事ができる。
ルールを整備し組合員全員の生活を守る事など鼻から考えて無いのだ。
完全にカバーできるだけの財源が無いと突っぱねるだけだろう。
周囲に問題を提起し環境を改善する努力など皆無なのだ。
やっていますと上っ面だけ体裁をとる。
問題だと思っていない証拠だ。
組合員の一人である筈のCの権利を守る発想など皆無なのだ。
自分達の貰う金の事しか考えていない。
それが現実。
そして慣例…。
過去にいた同じ様な奴も皆排除された。
そんな邪魔なC達は、ただ逆恨みされ陥れられるだけの存在なのだ…。
ここで問いたい。
そんな人間A達が本当に良心を語れるのか?
A達は神様なのか?
チャンチャラおかしい話である。
本当にあったら酷い話だ。
人の親とは思えない。
同じ人間なのかと疑うレベルだ。
タイトルを付けるなら差し詰め
『金の生る木』といったところか…。
何も知らない奴は知らないままただ木に水をやり続けるだけ。知っていてもユニオンショップを掲げられれば、やはり筋を通してただ水をやり続けるだけ。
関われば自分が陥れられかねない。
触らぬ神に祟り無し。
水がある限りいつまでも木は枯れないのだ。
そんなありそうな恐ろしい物語…。
責任ある立場に自ら手を挙げ、その立場を利用して組織的に金を操り、権力を行使する。言いなりにならない奴や異議を唱える奴は陥れて一掃する…。
役職の無い環境(上下の無い環境)下で得た、責任ある立場に勝手に勘違いする輩も多いのでは。だまっていても目の前に金が集まる環境(人の金)になれば尚更だろう。
この現代で…。
欲やしがらみを無視し、主観を捨て公正な判断を下す。
人間一個人がそんな完全無欠な判断などできるはずがないのだ。
だから民主主義は存在するのだ。
失敗や間違いから学習し、時代や環境の変化に合わせ、ゆっくりとしかし確実に無理なくルールは改善されて行くべきだ。
責任ある立場を理解しない危うい存在は権力を得たと勘違いし、遂にはルールを無視しマイルールで行動し始める。
ルールが自分の都合で足枷になり邪魔になれば、立場を悪用し別の理由を付けて周囲を騙してルールまで変更し始める。
自分等の欲を満たす為に。
そんな存在に言う言葉は一つくらいか?
『お前はただの公僕だぞ?』と…。
タガが外れた存在が自分を正当化して組織化し、良心を忘れ暴走した悪意が新たな悪意を生み、邪魔なる個を陥れ追い込む負の連鎖…。
恐ろしい御伽話です。
ルールは本来、人の欲や身勝手な考え方や行動が発する他人への悪意を抑制する為にあるはず。
責任ある立場に立った人間が、
『俺がルールブックだ!』
…となってしまわない為にそれを抑制するルールも必要なのである。
残念な世の中だ。
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世の中と言えば、
世の中にはこんなシステムも存在する。
①に『饅頭食うか?』と言われた②が、良心からくれるのかと勘違いして、喜んで貰った饅頭を食ったとする。
しばらくして①は②を呼び、『この前、饅頭あげたよね?だからこれ頼んでいい?』
これが現実。
そしてそれが本来の目的なのである。
持ちつ持たれつ…。
これがいわゆる、《毒饅頭システム》
ただしそのシステムが成立するのは、饅頭を貰う側の人間が饅頭は甘く美味しい物だと認識している場合だけだ。
勘違いしてはいけないのは、饅頭が嫌いな人間もいるという事実だ…。
変な奴と言われるだろう。
饅頭だけ食い逃げする奴も勿論いる。
いても良いのだ。頼みを受け入れる奴が見つかるまで探すだけなのである。
人を見て最初から甘い饅頭を見せない場合もある。しょっぱい饅頭を出してきて、
『お前だけにやるんだよ。』
と恩着せがましい台詞付きで…。
ここでは直接関係無い話だが、個人的には塩豆大福が好きだ。
しょっぱい饅頭もきっと売れる気がする…。
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面白くないオチですみません、オチて無いし面白くない話ですよね。
今日はこれくらいにしておきます。
読んで頂いた方、本当に長々と私のくだらない御伽話に最後までお付き合い頂きありがとうございました。
不快にさせてしまっていたらごめんなさい。変な奴の御伽話ですから気にしないでください。
愚かな話と笑って頂けて、一部の皆さんには笑いを提供できたのであれば、それも誰かのお役に立てて幸いです。
失礼致します。
コーコダディ