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車好きの間では、富士重工がトヨタとダイハツとの関係を深め、それにより自社での
軽自動車の開発から撤退するという話でもちきりであります。
OEMでトヨタ　ダイハツから小型車　軽自動車を譲り受け、自社のアレンジで売り出す
方針のようですが、これは実に賢明なやり方だと思いますね。

でこの手の話でよく出るのが、トヨタ＝悪　という図式です。
トヨタの息にかかったスバルは独自性を失い　ダメになるというおきまりの発想です　笑
スバルをつまらない自動車メーカーにするのは、すばりトヨタであり、もっと暴走した
意見になると今の自動車界をつまらなくし、若者を車に興味をなくさせたのもトヨタの
責任であるというのもあります。
若者が車に興味を無くした要因は他にあります。　少子化　環境問題　趣味の多様化　
それらが複雑に絡み合って　車の販売台数減少に陥らせた。　
トヨタはその時代の流れに合うような車作りをしたにすぎない。

どうして　トヨタ＝悪の発想になるのか　私にはわかりません。
私はトヨタのようなメーカーがあったからこそ日本の車文化が発展したと思います。
運転が楽しくなるようなスポーツカーばかりがもてはやされるのは車文化とは言えない。
車に興味のない人も　道具として使わざるを得ない人も満足できるのが成熟した車の
文化だと思います。　それを考えるとトヨタこそ最大の功労者だと思いますね。

今回の関係を深読みしますと、トヨタがスバルを必要としていたこと　それ以上に　実は
スバルこそがトヨタを必要としていたのだと思います。
お互い欠けていたものを補い合うことで双方が発展する　実にすばらしいことじゃありませんか。
なぜもっと前向きな考え方ができないのか　不思議です。
スバリストの中には軽分野からの撤退を惜しむ声も多いようです。　某評論家はスバル
サンバーの独自性を評価し、なぜ撤退なのか？という意見のようですが、あんな旧時代
の産物　何処が良いのか私には全く分かりません。　とにかく今のスバルにとっては、
軽分野なんてただのお荷物にしかすぎないのですよ。　
もっと早めに切ったほうが良かったのかもしれません。

そんなわけで　スバル乗りの私が興味あるのは、５月発売のイクシーガがどんな車に
なるのか　インプレッサのNAスポーツバージョンは出るのか　トヨタとの共同開発スポーツ
カーはどこまで開発されているか　次期レガシィはどんなか　とか　両社を取り巻く
未来にはなかなか楽しみなものを感じます。　
おっとダイハツも忘れちゃいけませんね　笑

前回トラヴィックの名前を出しましたが、あ～あの車か　確かに良い車だと思われた
方はかなりのマニアでしょう　笑
どんな車か知りたい方は みんカラ車種別ユーザーレポート・トラヴィックへどうぞ

で私も試乗したことがありますが、ドアを閉めた時の重厚な響きにビックリしました。
さっ　さすがに欧州車ベースは違うと・・・・　加速したときの印象も多くの国産車と
全く違いました。　最初アクセルを踏み出した時はちょっとかったるいのかなと
思いましたが、これは多くの国産車にあるようなちょっと踏んだだけでもドッカンと
加速してしまうアクセル特性にならされてしまっていたからです。
ハンドリングも自然でした。　自然なロールを伴いながらステアリングを切った分だけ
曲がってくれる感じです。　重厚な乗り味もよかった。
でも結局その時　ミニバンは必要無いということでB4を買ったわけですが。
これはもう７年も前の話で　当時トラヴィックが発売されたばかりの頃です。

これもオペルザフィーラの基本技術がしっかりしていたからだとは思いますが、もし
ダイハツ　トヨタからOEM供給された時はどうでしょう。　基本さえしっかりしていれば
スバルの手にかかり、かなりの”スバル車”ができるのではないかと考えます。
今の国産車は欧州車に比べ、基本性能だって負けていません。　たぶんスバルの
手にかかれば　えっ　こんな車もできるんだ　なんてこともあるかもしれません。

裏切られた　失望したという気持ちも分かりますが、ここらで富士重工の技術を信じて
スバルマジックに賭けてみようではありませんか。

追記・・・
中古車市場をみますとトラヴィックはまだタマがあるようですね。
トルクフルな加速感　しなやかで重厚感のある乗り味　クイックではないが、
楽しいハンドリング　どれをとっても当時の国産車にはない個性でした。
もう一度乗ってみたい気もします。　

失礼　前回のエントリー私の早とちりです(m_m)

　（１） 小型ＦＲスポーツ車をトヨタと富士重が共同開発し、両社で市場展開
　（２）トヨタから富士重へ小型車をＯＥＭ供給
　（３）ダイハツから富士重へ、軽自動車と小型車「クー」をＯＥＭ供給

軽自動車はダイハツからのOEMで販売するようですね。　（１）は前々から話題に
上っていたので省きますが、なるほどと思うのが後の２、３です。

昔　オペルのザフィーラをスバルのチューニングによりトラヴィックとして発売して
いましたが、あれも隠れた名車ではないかと思っています。
つまり全く特徴のないオペル車をスバル独自のチューニングであれだけの車に
してしまう。　スバルにはそれだけの技術と職人気質あふれる人材がいたという
証明になるでしょう。　多くのスバリストの意見を見ると正直失望したという意見が
圧倒的に多いわけですが、私はそうは思いません。
いつまでも水平対向エンジン　４WD技術だけでやっていけるわけでもありませんし、
トヨタやダイハツのような全く対照的なメーカーと組むことによって、今までスバル
だけではできなかったような商品開発をしてほしい　いや　スバルならできると。

消極的ではありますが、ここでエールを送っておこうと思います。

富士重工に栄光あれ！！

トヨタ・ダイハツ・富士重工、開発・生産で新たな協力関係に合意

今日朝の速報によりますと、関係を強化して富士重工は軽自動車の生産販売を
辞めるそうな。　

私も賛成　
お荷物の軽部門なんてとっとと捨てて、より利益率の高い部門に
集約したほうが賢明だと思います。

またも更新！　なにぶん本日は大雨で仕事が暇なので　ハイ

携帯オーディオを使ってる方ならどなたもお世話になるイヤフォンです。
本体に付属の物より、より高級なものにして良い音質で聴きたいというのが人情です。

私　実際同価格のものを購入して聞き比べてみました。
耳にねじ込み内部に完全に密着して高音質を目指した完全密閉型です。
このタイプには高級なものが多く、値段で数万円というのもあるようですが、一般リスナーが
買うには非現実的です。　
エントリーはソニーNUDE・EX Monitor MDR-EX８５SL
相対するはオーディオテクニカ　　ATH-CKM５０です
写真では左がソニー　右のメモリーオーディオに付いてるヤツがオーディオテクニカです。
値段はどちらも実売値で４９８０円　お値段が手頃なのがいいですね。

で結果がどうかといいますと。
こんなに差があるとは思いませんでした。
まずソニー　
基本的に色づけのないニュートラルな音で、あらゆるジャンルの音楽を
無難に聴かせるタイプ。
でも音量を上げると中音から高音の繊細な感じが実にすばらしい。
どんな音楽も実に表現力よく聴かせます。
対するオーディオテクニカはといいますと、なかなかパワフルな音で
メリハリがきいている。
低音の迫力はなかなかありますが、長く聴いてると疲れるタイプ。
それより気になったのは、無録音部分の”サー”というノイズが異常に耳につく。
野外で大音量でロックを聴くならいいのかもしれないが、静かな場所で
じっくり音楽を聴きたい時には全くダメ。　
耳障りでしょうがありません。
また高域音の再現力に大きな差があります。密度の濃いソニーに対し、キンキンと耳に付く
不快な音質。　最初聞き比べた時はあまりのレベルの差に愕然としました。
金　かえせ～って気分でしたね　笑

私　長年ソニー信者をやっていますが、別にそれが理由というわけではありません。
ソニーが良すぎたのか　それともオーディオテクニカがダメなのか　
少なくともオーディオテクニカの音が私の趣味趣向に合ってないことは確かなようです。
とりあえず野外でロックを聴く専用に使いましょうかね～