2025年02月11日
デリカの購入時のトラブルを通じて、改めて中古車購入に関して自分なりに考えを整理してみました。
これまで車はほとんど中古車を購入していて、その時の記憶を思い出してみると
初めての車は日産のラシーン。たしか車検つけて乗り出し40万くらいで契約。
年式走行距離までは覚えてなかった。
納車の際の説明で「タイヤもブリヂストンのそこそこのやつ履かせました」「スペアタイアカバーも純正の新品に交換しておきました」とのことで、スペアタイヤ含めたデザインが特徴的なラシーンだったから嬉しかった。結局ラシーンは購入後1年ちょっとでライフスタイルが変わった関係で手放してしまった。(もったいない)
その際買ったクルマ屋に連絡したら1万円と税金の還付を受取り引き取ってもらった。
サービス含め、買うときも売るときも良い意味で今では考えられない相場感笑。
その後、別のクルマ屋との付き合いが始まって、そこでファミリカーとして日産ラフェスタ(実質プレマシーになる前のモデル)
10年落ち7万キロ車検残6ヶ月の車体を中古スタッドレス、ETCセット込で38万円で購入。
この時購入時に「納車整備で徹底的に整備するから車検の時に全然費用かかんないよ」と言われ、実際そうだった。1点車自体の問題で、リコール寸前くらいの不具合(エンジンマウントだったかな)のメーカー対応未実施で、期間が経過してしまったため、車検に合わせて有償で交換した。その際も「この状態の車にお客さんが乗っているのが自分としては納得できない」という車屋さんのプライドで、該当部分の作業工賃は無料で交換してくれた。
その後、大きなトラブルなく、結局7年(登録ベースで17年)乗った。最後はエアバッグのエラーが出たタイミングで「これから色々不具合出てくるから乗り換えした方がいいよ」とのアドバイスによりお別れ。次の車(新車)の下取りとして6万円ついた。
実はラフェスタの後、同じクルマ屋で中古を頼もうと思っていたところ、「もう中古車販売は行わない」とのこと。理由を聞いたところ、「メルカリ、ヤフオクその他個人売買が台頭してきた関係で、予算設定のラインがおかしくなってきている。メルカリと比較されても困るし、内容を説明しても結局高いとそっちに流れてしまうから」だそうです。とっても残念。
そんなところで新車のフリードを購入したり、友人からビッグホーンが回ってきたりと愛車遍歴が続いている中で、今回のガリバーでのデリカ購入。
結論から言えば全く販売スタイルが違うこともあり、これまでの経験(いい思い出)が全く活用できなかったのが本音。
というかこれまでの「当たり前」のレベルが高すぎて自分の経験値なんて実は上がっていなかった。笑
スタッドレス11年落ちの経緯もしかり。
その他ハンドル異音(いわゆるデリカのハンドルグーグー音)やドア開閉時の異音についても「経年劣化なので」の一言で終わり。どちらもDIYのシリコングリス一吹きで解消した。せめてやってから言え。
中古車購入から始まる自動車まわりのCoL向上のために、消費者にそれなりの知識が必要であるという前提にたった営業スタイルというのは大手としてどうなんだろうか。
今回のやりとり、車を買っているというよりは古着を買ってるような感覚だったなと。
「痛みや色落ち、ほつれなんかあって当たり前、買う時、買った後に直してくれなんて言わないですよね」みたいな。
デリカ購入後、たまたま同じガリバーで車を購入したという人と話をする機会があって聞いてみたところ、その人としては特別不満は無かったこと「中古車は必ず不具合出るから保証で対応する」というスタンスでセールスを受けていたとのことでした。
もちろん車の個体差もあるからトラブルがなければそれが一番なので、その方は良かったと思うし、自分は対応含めハズレのタイミングだったのかなと。
その後我が家のデリカは好調な様子。何度も言いますがとにかく車自体にまったくもって罪は無い。ただ商品としての愛情をかけてもらえなかった可愛そうな個体だったのかなと。
Posted at 2025/02/11 21:52:28 | |
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