パワーウインドウ モーター+レギュレーター交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
運転席のウインドウが閉まったっきり動かなくなってしまいました。はぐってスイッチを動かすとンンと一応音がするので、スイッチではなくモーターか機構の方だろうと当たりをつけました。
ドア内装の取り外しは、ネジがロックハンドルに一つ、とっての底に二つ。ドアミラー下あたりにクリップが一つ。スイッチははまっているだけなので上に外しコネクターを抜けば、あとはバキバキ外れます。最後は上に持ち上げます。その時邪魔なのでドアミラーのカバーも引っ張って外しときます。
2
上がオクで調達したもの。ファンカーゴは初代ヴィッツの兄弟車なので、運転席のパワーウインドレギュレーターは共通で多分85710-52010です。運転席は需要が多いせいか数が少ない。オクでは品番では出てないので、bbとかプラッツとか各車種の出物を比較しなきゃならず面倒。で結局ファンカーゴ用が一番安かった。
3
窓が動かずガラスが外せないので、いきなり困ります。が、ネットで調べると一番遠い一箇所だけネジを外さずにおくといいということで、丸印のところは緩めて他を外すと、レギュレーターごと窓が下がって、つまり落ちてくるわけで落っことさないように注意し詰め物もしておきます。
4
ガラスは二箇所で止まっています。後ろ側は開口部なのでどこでも外せますが前側はこの丸い穴からしか外せません。赤く見えているのが前側のボルトの位置です。ここでボルトを落とすと面倒ですが、ちゃんと下の穴のところに落ちてきました。すごいぞトヨタ。
5
取り付ける前に、ちょっと待った。モーターセンサーのリセットが必要です。トルクスネジ3本外すとレギュレーターからモーターが取り外せます。この時レギュレーターがバネで戻るので挟まれないように注意。
モーターだけコネクターに繋ぎ、アップ側にスイッチを入れて6回転以上(数えるほどじゃない)空回りさせれば初期化完了。取り付ける時はバネに逆らい頑張って押してギアの中間位置(だいたいで良い)になるようにモーターを取り付けます。
最初の一回は挟み込みストップが効かないらしいので注意です。
実は一遍そのままつけちゃって、全閉したら閉まってから1/3バックして止まり、慌てて調べてやり直しました。ありがとうインターネット。
6
外した時うっかりしてガラスを下まで落としてしまい、ガイドレールから外れてしまいました。これを戻すのも一苦労。後ろを差し込んでおいて前下がりにすると入りました。明かりが届きにくいのでよく見えない。
7
取り付けは、まずガラスはガムテープで上に吊っておきます。レギュレーター本体を仮止めして、ガラスを落とさないように取り付けられる位置まで下げ、後側の取り付けネジとレギュレーターを共じめ固定します。そのあとコネクターを繋いで、例の穴の位置までガラスを下げてボルトでしめます。この時穴のセンターより少し上に止めると下に指が入り、ボルトを落とさなくてすみます。ガラスが固定できたら、全体を本締めしビニールと内装を戻し、スイッチをつければ完成です。内装を取り付ける前にテスト。うん完璧!
8
余談、新しい(入手した)方はトルクスネジにマイナス溝が切ってありました。意味ないじゃんトヨタw
実はこのモーターはバカ高いんです。モノタロウでみたら1.8万円です。
中古を簡単に再利用させないようにトルクスネジを使ってみたが、現場で不評、しょうがなくマイナス溝付きに変えた、なんてとこですかね。
いやいやすぐ舐めて外れなくなるからですよね、トヨタさん。
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