BMW E46 後期のドアミラーを分解してみました。
フィルム配線のやつですが、上に跳ね上がる可倒式は似たような構造なのではないかと・・・。
モーターはマブチの130なのでしょうか?
こんな小さいモーターで動くんですね。
バラす = 壊す
架台とベースを繋ぐ軸パイプのフランジを削り落とすしかバラす方法が分かりませんでした。
たぶん組立て時にカシめて結合させてるんだと思います。
中が壊れたら、ミラーAssy での交換しかない感じ。
軸パイプの代替品を作れば、再組立ては可能だと思います。
樹脂ギヤは大丈夫でした
モーター音だけして可倒しない場合の不具合は、この樹脂ギャの山が摩耗して空回りする場合だと思います。
なぜ摩耗するのかは、使い込みよりも経年によるグリス劣化の潤滑不良の要素が大きいと個人的に思います。
ここに小さな穴を明ける事ができれば・・・
ドアミラーを分解せずに潤滑するには、画像の黄色マークの所に穴を明けて、スプレー式グリースを注入すれば潤滑出来そうです。
開けた穴はコーキング剤で埋めれば大丈夫でしょう。
ギヤが摩耗してしまってる場合は、意味がありませんが・・・。
位置決めのピン
自分の症状は、本来止まる位置に止まらず、回り続ける症状でした。
推測ですが、画像のピンが何かの拍子で入り込んだままになったのではないでしょうか?
これも潤滑不良もあるかと思いますが、摩耗でピンが収まる穴が変形してもいて、これが最も影響が大きいと見ます。
回転が止まらない症状になって回し続けるとハーネスを巻いてしまいます。
正規の位置で止まらない場合は、直ぐに可倒スイッチを押し直してミラーが回り過ぎない様に止まるまで対処し続けた方がイイです。
自分のは、すぐに気づいたので巻いてませんでした。
但し、ピンで位置決めされるのでモーターに負荷が掛ったら電源がストップされる制御になってるのではと思いますので、配線を巻く程の作動は制御的に発しないかもしれませんが、そこまで試してません。
このピンも潤滑すれば、入り込んだままの状態を軽減できると思います。
ドアミラーのカバーを外せば、このピンは隙間から見えるので、隙間から潤滑すれば今回の様な症状は改善されたのではと推測します。
ん~、これらの事が分かってたら、交換や分解せずに対処出来てたかもしれませんね。
Posted at 2024/01/09 09:36:36 | |
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