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しんげん神奈川のブログ一覧

2019年05月10日 イイね!

まあ少し位はGW気分を味わおうかと・・・中篇

まあ少し位はGW気分を味わおうかと・・・中篇    旧古河邸を後にしたワタクシ達が次に向かった

 場所は、徒歩僅か12分の場所に在る、これまた

 東京に在る日本庭園の代名詞的な存在である、

 “六義園” です! しかしココに向かう道中

 色々とありまして・・・。


 まず、徒歩で向かうか、クルマで行くかで愚姉と一悶着。一応健康を気にする愚姉は徒歩で向

かいたいと言い、ワタクシは疲れているし、どちらにしてもまたフィットに帰って来るのだから

クルマで行こうと暫し話し合いが御たれましたが、結局“坊(仮名)”を車内に置きっぱなしは可哀相

との結論に至り、フィットで向かう事にしたのだが・・・。


 まず徒歩で12分なのだから、クルマでは2~3分程で行けるだろうとの目論見がアッサリと

崩れ去った。兎に角この地域は一方通行が多く、近くてもかなり遠回りをする事になった事!

 そしてもう一つは、何故か“白黒パンダ車”が多くこの辺りを巡回しており、しかもあろう事か

その内の一台が善良な市民が乗車しているフィットにピッタリとマークして来たという事!

 やはりワタクシは兎も角、モロ“姐御肌”オーラ出しまくりの愚姉が原因だと判ってはいたが、

尚更怪しい動きは出来ないと思い、更に大きな通りを使って次の場所へと向かった為、かなりの

時間をロスしてしまったのだ・・・。


 さて、ようやく辿り着いたその場所とは、“六義園”! 小石川に在る後楽園と並び東京の二大

庭園の一つである此の場所は、しかしワタクシは一度も行った事が無かったので是非行きたいと

思っていた場所であった。

 と言う訳でココで久しぶりに薀蓄を言わせてもらうと・・・。


 そもそも巷で言われる大名屋敷とは江戸藩邸を指すのが一般である。しかしこの大名屋敷にも

色々有り、大名家の奥方や子息などが住み、また幕府と領地の連絡場所という今で言う大使館の

様な役割があった“上屋敷”と、大名家の完全プライベート空間として拝領されていた広大な土地

を構え、主に庭園など別邸としての役割が大きく、また江戸時代にしばしば起こった大火の

避難場所としたり、復興までの仮屋敷としても使用されたりした。藩により様々な用途に利用さ

れ、本国から送られる米や各種物資を貯蔵する蔵屋敷として、遊行や散策のために作られた庭園

として、あるいは菜園などとして転用される場合もあった“下屋敷”が大きく述べられるであろう!

 因みにその他にも、上で少し述べたが“中屋敷”や“蔵屋敷”等も在るには在ったが、それらは大藩

と呼ばれる石高の高い大大名家に限られていた為ココでは除外する。

 その中でも、此の六義園は当代随一の大名庭園を誇る場所なのだ! それに奇跡と言って良い

存在でもある!

 それは、数回起きた江戸の大火を全て回避し、更に東京を壊滅状態にした2大大災害である、

≪関東大震災≫と≪東京大空襲≫のいずれの魔手からも逃れられたという事!因みにその二つの

大災害、特に東京大空襲でそれまで約6割ほど残っていた大名屋敷の99.9%を消失させたの

だから、ホント鬼畜米英その名の通りの愚挙をアングロサクソン野郎共はやらかした訳である!

 とまあ歴史薀蓄はこの辺で、この六義園について述べるとしましょうか・・・。


 まずは此の生い立ちからですが、皆さん御存知の様にこの六義園は当時権勢を誇った柳沢吉保

が築いた甲斐甲府藩の“下屋敷”であり、当時は平地であった場所に川から水を引き、山を拵え、

江戸時代の全国の景勝地を全て網羅した様な回遊式の築山泉水庭園です!

 当時から随一と言われた庭園を擁するこの地に、時の将軍徳川綱吉が公式だけで58回“御成り”

になったと言うだけでもその凄さが判ろうというモノである! 因みに“御成り”とは将軍家の当主

(つまり現役の征夷大将軍)が訪れる事であり、これに対して天皇家の当主(つまり今上天皇)が

訪れる事は“僥倖”と言う語彙が使われる。因みに現役の将軍に来てもらう事は当時の大名の

最高の栄誉であり、どの藩も其れを願うと共に大藩の殆どは将軍来邸の為の門である“御成門”

をわざわざ増設した位だし、それに一度でも御成り出来たら末代までの栄誉として藩全体が誇り

とする大事業でもあった。つまりそれだけ凄い事を公式だけで58回以上も御成りになったこの

場所は、正に天下一の大名庭園だという事なのだ!

 因みに“赤門”で有名な東大の門ですがこれは当時ココに在った加賀前田藩の上屋敷で官位が

三位以上の大名に嫁いだ徳川将軍家の娘の敬称である“御守殿門”でありコレも一種の“御成門”

といえるだろう・・・。


 さて小難しい事はコレ位にして、六義園に、いざ潜入!!
 

    と言う訳で其の模様は・・・

      
      → “ココ” “ココ” をクリック!(((*≧艸≦)ププッ!

  つづく!
Posted at 2019/05/12 15:31:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 美術館・博物館 | 旅行/地域
2019年05月06日 イイね!

まあ少し位はGW気分を味わおうかと・・・前篇

まあ少し位はGW気分を味わおうかと・・・前篇
 折角のGW。たとえ一日だけの休みで

   あろうとも、そこは楽しもうと老体に

     鞭を打ち、予てから行きたかった或る

        場所へと向かった・・・。



    その模様は・・・

      → “ココ”“ココ” をクリック!(●´艸`)ムフフ

  つづく!
Posted at 2019/05/06 22:44:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 美術館・博物館 | 旅行/地域
2019年03月26日 イイね!

行って来ました、チームラボ プラネッツ♪

行って来ました、チームラボ プラネッツ♪
  愚母の一周忌を終えた後、愚姉がもう

 一日休暇を取ったからドッカ行こう!と

 言い出したので、じゃあとばかりに私が

 気になっていた場所へ行く事にした・・・。


 そこはワタクシにとって古巣の職場である、“築地”とその移転先である、豊洲市場だった。

 市場が移動した後の築地の寂れ具合が気になっていたし新しい市場の活気も知りたかった。

 と言う訳でまずは築地から向かったのだが・・・。


 と、今回は色々初めて尽くしの経験をする事となった。

 まず人出だが、これは昔ワタクシが居た頃よりも混雑していた! 嬉しい誤算だが、

未だに海外では築地ブランドが衰える事無く浸透している様であり、その結果外人達の

姿が多く見られた。と言うより客の7割は外人だったであろう。

 そしてまず一つ目の初めては、屋台での購入とその立ち食い&歩き食いだ!

 築地に長く勤めている人間は、そもそもあまり魚介類を喰わない。喰い飽きたという

事もあるが、それよりも魚介類はあくまでも築地魚河岸の人間にとって商品であり日常食

では無いという事。コレは鮪で有名な大間の地元民が、実は殆ど鮪を食べた事が無いのに

似ている。 と言う事でやはり食べやすい串物に偏ったのは致し方無いが、帆立と鰻と鮪の

串物を立て続けに食した。勿論値段にも味にも不満が有ったが、それでも何か悪い事をして

いる様な感じと言うか、子供の頃背伸びしてタバコを吸った様な禁断の味がしたというか、

まあそんな感じが新鮮だったのは或る意味楽しめたので良しとした・・・。


 次の初めては、新しく出来ていた魚河岸ビルなるモノである!結構立派な建物であり

これは築地場外が市場移転後も生き残ろうとする必死さが感じられた建造物だと思った。

 中は魚介類の仲卸業者が数社入っているだけでなく、むさいオッサンが大勢居る築地には

似合わない、お洒落な“フードコート”が入っていた。そこで昼飯を喰う事にしたのだが、

これまた初めての経験をする事となった。それは“天丼”を喰ったという事!

 実際ワタクシは築地に居た頃、朝飯(5:30)は、カツカレー大盛りと国産牛ステーキで、
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昼飯(13:30)はモヤシ叉焼麺に特大焼売というルーティンを絶やす事無く続けていた。
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魚介類はよく差し入れや貰いモノが有ったので、自分で買う事はあまり無く、いわんや

魚介系の加工食品は更に食べる機会が無かった。 故に魚介類てんこ盛りの天丼を築地で

喰う日が来るとは、感慨深いものが有った・・・(-_- )シミジミ www


 さて、腹も膨れた事だし、お次は豊洲へ行こうとしたのだが、この新しい市場は基本的に

一班人は入れない事になっている為、顔パス出来る私だけならともかく、顔パス出来ない

愚姉がいた事もあり、新市場は断念しそれに代わる事をサーチしたら何と市場のすぐ近くに

あのデジタルアートが楽しめる期間限定のチームラボであるプラネッツが在る事を知った

ので、急遽向かう事にしたのだが・・・。


 ココでトラブルが生じた。 兎に角、豊洲と言う場所は新興地域であるので、

あらゆる事が不案内であった。それは案内板一つに絞っても不満爆発のレベルであり、

クルマが無いと大変な場所と言う文字通り孤島なのに、駐車場の数と容量が絶対的に不足して

いるのである! コレにより時間制限のあるチームラボに間に合わない恐れが生じたのだ!

というより、実際間に合わなかった。それは何処の駐車場も全て満車であり、全く出入りが

無い状態だったので、ココに停めるのは諦めるしかなかった。しかし既に料金は支払っていた

ので諦めきれず、ならばここから一旦離れて別の駅の近くに在る駐車場に車を停めてそこから

電車で来ようとの判断を下し、先日行ったばかりのビックサイト駅へと向かったのだった・・・。


 結果、何とか入る事が出来た。まあ既に料金は支払い済みであり、遅刻も主催者側が駐車場を

確保していないという一面があった訳で、そこをつついて何とか滑り込む事が出来たのだと

思う。 まあ、ワタクシの顔が段々赤く膨れて行く様を間近で見ざるを得なかったスタッフ

の心情によるモノだとも言えるが・・・(((*≧艸≦)ププッ!


 さて、ではそのプラネッツの中身はと言えば・・・。

 実はこのアトラクション、かなりの決まり事が有った。確かに納得の行く説明だったの

だが、中には首を傾げるモノも有った。そして実際に体験してみると、次々と不具合を

感じる事となった。 まずは通路が暗く、更に順路も示されていないので、迷子になるだけ

でなく、何度か壁にぶち当たったのだから、洒落では済まない! 更にアトラクションの中

には、かなりの体力を必要とする場所もあり、それは完全にスタッフの説明不足による

トラブルがいつか必ず起こるだろうと感じた・・・。

 ※ こんな感じです~♪


 とまあ、久し振りの姉弟のプチ旅行を堪能し、充実した一日を過ごせたのは良い事であろう♪


 とは言え流石に病身にはキツイ日々でもあったと反省し、眠りの途に着くのであった・・・。

   プ━━(*´゚艸゚`*)━━!!

   ※尚、この日の模様は、愛車紹介ホンダ フィット フォトギャラリー内の

           → “ココ”“ココ”にありますので暇な時にでも、どうぞご覧下さい!


                           でわでわ~♪お(*'o'*)や(*'O'*)す(*'。'*)みぃ(*'-'*)ノ""
Posted at 2019/03/26 02:26:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 美術館・博物館 | 旅行/地域
2018年01月08日 イイね!

正月三箇日・・・其の陸  危険な香り漂う休日 編

正月三箇日・・・其の陸  危険な香り漂う休日 編
 という訳で、まずは“アメ横”に向かった・・・。


 築地時代に客からアメ横と比較する様な事をよく言われたが、そ

の都度ハッキリと否定していた。築地とアメ横は全く違う場所だと!

 平たく言えば、アメ横は “ディスカウントエリア” であり、築地は

“ハイソフィッシュマーケット”という事である! ≪バッタモン≫が

殆どで、ソレを怪しいルートから仕入れ≪カサ≫を増やし、その分

を客前で安くして売るというビジネスモデルを確立しているアメ横に対し、築地はあくまでも世界の

あらゆる“最高品質”の魚介類を扱い、それらを江戸時代から続く仲買い人に渡し、そして≪やんご

とない人々≫や老舗料亭に流すのが日本橋時代から続く“魚市場”築地のビジネスモデルなのだ。

要するにアメ横と築地では品物の価値そのものの単価の違いと、値切りが出来るか出来無いかと

言う大きな違いがあるのだから・・・。


 話が逸れたが、久しぶりにアメ横を歩いていると、昔と全くと言って良い程様変わりしている事に

気が付いた。それは、街の匂いである。≪臭い≫と言ってもイイだろう。そう、このエリアからは日本

の匂いがしてこない。雰囲気とかでは無く、本当に臭いが違うのだ!その理由は直ぐに判った。そ

れはつまりこの場所がアジア料理の屋台が軒を連ねる場所へと変化していたからに他ならない!

 まず飛び交う言語が滅茶苦茶だった。支那や半島や東南アジア系や、はてまた中東の言語で溢

れ返っていた。故に店で飲食する人達や道端に屯する人達もその大半が外人であり、殆ど日本色

が消されていたと言っても過言では無かったのだ。

 「まあ、美味いモノなら別にどの国のでも良いが・・・」

と珍しいメニューを見ながら歩いていると、突然愚姉が、○○を買いたいと言い出したので、確か

ソレはアノ場所に在ったと記憶を手繰り寄せ、急遽予定変更アジアンフードを喰う事をせず、目的

の場所へと歩を進めたのだが・・・。


 それは近道の裏路地を抜ける時に起こった。

 ココでもう一つアメ横が激変していた事に気付いた。それは此の裏路地に屯する黒人達だった。

 六本木や歌舞伎町で見慣れていた黒人は、身長2メートル以上、体重100キロ以上という偉丈夫

だらけだったが、アメ横の裏路地に屯する黒人達はどれも比較的身体の小さい者ばかりであった。

それに肌の色も同じ黒人なのだが、その深みと言うか奥行と言うか、兎に角同じ黒でも全くと言って

良い程色が違うクロなのだ!

 と、さりげなく観察しながら裏路地を抜けようとした時、背後から違和感が漂って来た。

 首を動かさず其方に気を集中し、気持ち歩の速度を緩めた。すると背後から迫って来た人物は

逆に歩の速度を速め、私の少し前を歩く愚姉の背後へと迫って行った。自然ケツの穴に力を籠め

体内の或るスイッチが音も無く入った。

 「コイツ・・・やる・・・な・・・」

ショルダーバックを右肩にかけていた愚姉の姿を見てそう直感したからであるが今や≪獲物≫と

化したであろう愚姉もソノ気配を感じたらしく、気持ち緩めに歩の速度を遅めた。その動きで私は

次に愚姉が採るであろう行動を察知し、私の前に割り込んで来た人物を愚姉と挟む様にその人物

の背後に着くと、彼の右半身に軸を合わせ“その時”を待った。ココまでの動きは正に阿吽の呼吸

と言うべきものだった。私はこの人物を今度はマジマジと後ろから観察した。この人物、所謂黒人

なのだが、タッパは私よりもやや低く、しかし全身バネといった感じの精悍な身体は、まるでカモシ

カを連想させた。私は此の黒人以外に近づいている者が居ないか確認した後、この人物の左手

と腰に視線を集中させた。恐らくこれから≪アクション≫を起こすとするならばそのどちらかが最初

に動くからだ。そして彼がアクションを起こした場合、左利きの愚姉は、右足を軸足にして、“中段

後ろ蹴り”を、彼の股間に叩き込むであろう。そうして右後ろ・・・私から見て右前に飛んで来た彼を、

今度は私の左足を軸足とした“中段回し蹴り”を彼の右脇腹に叩き込み、愚姉と前後挟撃体制で

一気にケリをつける段取りが出来上がっていた。

 そしてあと数歩で表通りに出るという場所に迫った時、ついに前を行く人物から強い瘴気を感じ、

それと同時に彼の腰と左手が一気に動いた!! 次の瞬間、

  「今だっ!」

と、愚姉と私も殺気を放出し、一気に戦闘態勢に突入した!! しかし、これまた次の瞬間、彼は

右側にピョーンと大きく飛び退き、そのまま風を切る様なダッシュで表通りの人混みの中へと姿を

消した。それはまるで野生動物の様な動きであった。こればかりは日本人に真似出来ないキレの

ある行動だったが、スグに後ろを振り返り裏路地を確認した。よく見ると路地の端に屯っていた黒人

達の姿もいつの間にか消えていた。



 「アイツらもグルだったんだろうな・・・」

人知れずホッと胸を撫で下ろし、同じく道の真ん中で仁王立ちしている愚姉に近寄った。

 「アンタの気配を感じ取られたのよ!!」

ワタクシに対する第一声が、それであった。確かに久しぶりの“立ち回り”だったので、ついつい

気合が入り過ぎていたきらいはあった。が、獲物を逃がした悔しさは私も同じである。故にこれ

また久しぶりに美しい姉弟が声を合わせて同時に呟いた。

 「クソ・・・」

今迄姉弟が力を合わせて一緒にトラブルに立ち向かった事は、実は一度も無い。今まで何度か

一緒に居た時に起こった修羅場の時も、≪どちらか一人だけで対峙していた≫ というのがこれ

までの流れだったからだ。故に今回の件は正に千歳一遇の好機だった訳だ。そう思えば尚更悔し

さが沸き起こる。既にお互い中高年の域に居る訳だから、今後このレベルで動ける筈も無く、一度

しかない人生でエポックメイキングな出来事として記憶に刻む事が出来ない焦燥感に暫く打ちのめ

されていた。

 という訳で暫くはアツくなった体と頭を冷やす必要に迫られ、電車に乗らずにこのまま秋葉原まで

歩いて行く事にした・・・。


    つづく!
Posted at 2018/01/09 01:38:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 美術館・博物館 | 日記
2018年01月07日 イイね!

正月三箇日・・・其の伍  ボタンの掛け違いな休日 編

正月三箇日・・・其の伍  ボタンの掛け違いな休日 編
 「まだ正月三箇日だってのに、凄い混雑じゃの・・・」

その宣伝が功を奏したか、ジャポニズム展は大盛況で

あった。館内に入るや否や、行列に継ぐ行列で好き勝手

に魅入る事が出来ない状態となっていた。

 「しっかし、日本人は実直だの~」

展示物の順路を忠実に守り、誰一人文句を言わずに、ひたすら順番を待つその姿勢に思わず

苦笑した。 別に割り込まなければいい訳で、順路など守らず観たいモノを見ればいいのだから、

運営側の順路に従って最初から順番に観る必要はないのである。

 という訳で、しんげん家の二名はココから好き勝手に観て廻る事にした・・・。


 見始めてスグに感じたのは、展示物の多さだった。よくもまあこんなに集めたモノだと感心しき

りだったが、こんなお堅い催物にも拘らず、運営側の展示方法にチョット茶目っ気を感じた場所も

有った。それは展示エリアの或る一角に、黒いパーテーションで仕切られた場所が在ったのだが、

それはまるでビデオショップの“或るコーナー”や、ドンキ内に在る“或るエリア”にそっくりの雰囲気

を醸し出してたからに他ならない。口元に下衆な笑みを湛えながらソコに入ると、案の定ソコには

所謂“春画”が展示されていた・・・。


 一通り観終り外へ出ようとしたら、この同じチケットで常設の美術エリアも観れる事が判り、ブル

ジョワジーにも拘らず貧乏…性…ではなく、庶民派のワタクシはこれ幸いとばかりに其方のエリア

へと入場した。愚姉は見飽きているらしく、会場の隅のベンチで休んでいた。ワタクシは西洋美術

にはトンと興味が無いのだが、それでもかなりの貴重な美術品だという事は否応なく判った。しか

もこれらの殆どが、“松方コレクション”なる個人の所有物だった事には驚きを隠せなかった。因み

にこれら松方コレクションを維持管理する為にこの国立西洋美術館が開設されたというのだから、

正に驚愕以外の何者でも無かろう!

 しかしワタクシが思ったのはそれだけでは無かった。それは同じ貴重なモノの収集ではあるが、

事クルマに関しても同じ様なストーリーが有った事に思い至ったからである。

 それは皆さん御存知、“松田コレクション”の事である!



 今はもう閉館してしまったが、かつて箱根の地に、“ポルシェ博物館” と “フェラーリ美術館”が

在った。 そして、ソコに展示されていたクルマは全て、個人の所有物だったのだ。 それが所謂

“松田コレクション”なのだが、美術品と車という違いこそあれ、そのどちらも個人の所有物で成り

立っていた事には素直に尊敬の念が止まない。しかも両者とも“松”の文字が共通しているのも、

何か縁の様なモノを感じたのは否めない。

 という訳でこれにて今回の目的を果たしたかに思えたが、実はもう二つ程、上野に来たのには

理由が有った。故にこれからそれらを処理するべく上野の森を後にしたのだが・・・。


 その一つが上野に最近出来た“ラーメンストリート”なる場所に行き、ラーメンを食する事であった。

 実は昨夜、大晦日に放送された“孤独のグルメ”を録画していたのを思い出し、再度観返しして

いた時である。愚姉が“ラーメン食べたくなった!”と愚図り出したのだ。そこで明日上野に行く事を

言ったのだが、じゃあナンカ其処らへんに出来たラーメン屋に行こうという事になり、調べたら上野

駅を御徒町方面に下って行った所に在る事が判り、そこへ向かう事にしたのだった。しかし!

 いざその場所へ着いた時、驚愕の言葉が愚姉から発せられた!

 「イケネ・・・昨夜ラーメン食べたんだっけ・・・」

あっけらかんとしている愚姉の顔をマジマジと見ながら柵の記憶を辿った。確かにビデオを観て

ラーメン喰いたいと駄々を捏ね始めた愚姉を黙らせる為に、冷凍の味噌ラーメンを深夜のコンビニ

で買って来て、それをズルズルと喰っている愚姉の姿が脳裏に浮かんで来た。

 「・・・って、ココに来るまで思い出さんかったんか!」

私は全く悪びれない態度を保った愚姉を怒鳴った・・・。

 結局、折角此処まで来たのだから、もっと美味しいモノを食べようとの意見でまとまり、この場を

後にした。 ついでにココは思いっきり“おのぼりさん”宜しく、久しぶりに下町風情を楽しもうとの

追加案も出たので、じゃあもう一つの目的地である秋葉原まで歩いて行く事にした。まあこんな時

でしか長距離を歩く事も無い、アラフィフと還暦間近の姉弟にとっては、運動不足解消の意味も

間違い無くあったのだが・・・。


     つづく!
Posted at 2018/01/08 23:38:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 美術館・博物館 | 日記

プロフィール

「[整備] #フィット 洗車&ワックス&コーティング! https://minkara.carview.co.jp/userid/336753/car/884194/5362549/note.aspx
何シテル?   06/16 21:28
犬、クルマ、バイク、食べ歩き等で常に忙しい休日を送っている、渋谷生まれの代々木育ち。でも今は川崎(笑) 遊びの資格を、結構持っているので(スキューバ、ボート、ス...
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凄い偉業ですよコレは!!! 
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2018/10/07 07:59:57
≪“ダンディズム”・・・男の幸せとは・・・≫ Epilogue  そして・・・重大発表・・・ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/29 22:01:45

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