しんげん神奈川のブログ一覧

　　ポルシェショップを後にした私は、一路セレブの街の

　代名詞たる、田園調布に向かっていた・・・。


　　途中、色々なクルマに遭遇し、短い道中にも拘らず、

　一通り喜怒哀楽を晒す事に陥ったが、程無く目的の

　地へと到着した・・・。


　　店内には昔の上野で、一大バイク用品会社を興していた、旧“コーリン”の社長と、築地すし

　ざんまいの社長と、三波伸介と、ジャバザハットを足して4で割った様な店主がデスクチェアーに

　踏ん反り返っていた。一見気難しそうな雰囲気を醸し出してはいたが、実際は気さくなオッサンで

　あった。　欲しいクルマを告げると一歩、歩くごとに膝に水が溜まりそうな感じがする巨体をものとも

　せずに、懇切丁寧な態度で案内してくれた・・・。


　　とは言え、余りクルマに詳しい感じはせず、商談については今席を外している営業マンが帰って

　来るまで待ってくれとの事だった。まあいいでしょうと、狭いながらもマニアックなクルマを取り揃え

　ている店内をブラついた。

　　この店は、古い英国車をメインに取り扱っている様で、最近英国車に心惹かれ始めている私には

　とても有意義な時間となった。



　暫くして、営業マンが戻って来た。それも古いトライアンフに乗って来たので、まずはそのクルマに

付いて聞き倒した・・・（笑）

　雑談が一段落したら、早速ボクスターについての商談を始めた・・・。


　最近、あまり家族以外の人間と話をしていなかったので、多少言い方がぶっきら棒になっていた

かもしれない。いつの間にか、ジャバザハットの社長と若い営業マンは、背筋を伸ばし、襟を正して

私の戯言に耳を傾けていた・・・（苦爆）

　納得の商談を終え、いよいよ次期愛車探訪もクライマックスを迎えたとの実感が体内を支配し始

めた。　これなら、”S” も “GTS” も “スパイダー” もいらないと思う位、このボクスターは良かった。


　※ホントに素晴らしいエキゾーストノートですな～



　二人に見送られながら店を後にすると、フィットの車内で大人しく待って居る“坊(仮名)”に御褒美

のおやつをあげながら帰宅の途に着いた。

　大渋滞にハマった時、ようやく今日が連休の最終日だという事に気が付いた。全く曜日の感覚が

麻痺していた。しかしそんな事よりも、これから次期愛車を購入する為の金策に走らねばならない

事に思いを馳せていた。

　「ま、取り敢えず・・・吉牛特盛を2杯喰った後、豚丼卵入りを喰うのはやめよう・・・」

そう心に強く誓う、アラフィフのオッサンであった。


　※尚、この日の模様は、愛車紹介ベントレーターボR と ポルシェ カブリオレ フォトギャラリー

　　　　　　　　　　　内の→ “ココ” と “ココ” にありますので暇な時にでも、どうぞご覧下さい！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でわでわ！