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NDロドスタ乗りのブログ一覧

2022年07月28日 イイね!

個人的な意見の投稿開始の巻(エネルギー関連)

まずは車の話題を書き終えてから、個人的な意見を文章化しようと当初は考えていたのですが。ちょっと、車の文章を書く筆の進み方が重くなってきました。
他にもっと書きたい事を抱えている状態では、別の内容の文章を書こうとしても気分が乗ってくれません。
と、いう訳で。予定を変更して、今文章化したいと思っている内容を、まず書き上げてしまい。すっきりした後で、車の事を書く事にしました。
ですので、ここから先は車とは基本的に関係のない文章になります。興味のない方は、タイトルで内容を判断して。そのままスルーして頂ければと思います。

さて。まずは私が、情報源としてかなりの信頼を寄せているツイッターサイトをご紹介させて頂きます。『FireRoadster』というウェブサイトを運営されている、Fire丸山さんのツイッターアカウントになります。

https://twitter.com/fireroadster

毎日、気分転換と情報収集のためにネットサーフィンをする際。ここはほぼ毎日訪れて、新規書き込みをチェックしています。
なぜかというと。結構幅広い分野の情報が、入れ替わり立ち替わり入ってきて。その情報の質も、かなり高いと感じられるからです。
まずは『しばらく前に、このFire丸山さんのツイッターを見ていて目に留まった情報』をご紹介させて頂きます。まずはエネルギー分野から。
・・・なおここで、『なぜ、直近ではなくしばらく前のものなのか?』と思われる方も多いと思われますが。それはどんどん新しい情報が書き込まれていく為、保存したリンクがたちまち過去へと押し流されてしまうからですね。
で、リンクを保存した後。この文章を書き始められる状態になるまで時間がかかってしまい。以前リンクを保存した時期から直近までの情報も追加しようとすると、なかなか膨大な内容となってしまう為。そこまで網羅するのは止めておく事にしました。では、早速ご紹介していきますね。

https://mobile.twitter.com/denkochan_plc/status/1545686483415465984



『効果的な節ガスの方法としては、やはり原発再稼働があげられます。岸田総理の主張のとおり、原発1機でLNG100万トンの節約が可能です。
ここでも原発再稼働の遅れの影響が出ています。すぐに動かすことは難しいですが、冬に向けて早急に稼働させないといけません。』


https://mobile.twitter.com/Prof_Nogita/status/1544950170374504448



『ほんとそう思います。原子力発電所も廃止になっていないのが30基も動いていないで、電力不足だと言っている国は日本以外にない。と同じように、世界最高のクリーン石炭火力技術がある国で石炭を廃止しようとしている国は日本以外にない。滑稽です。』

https://mobile.twitter.com/TotalWorld1/status/1544634763700477952



『ビル・ゲイツ再エネをわらう「東京には2700万人にて台風は毎年3日くる。3日間の必要電力は22GWHだが、その電力を供給する太陽光の蓄電技術などない」』

https://mobile.twitter.com/Twilightepco/status/1543447602972147712



『太陽光が余るのは春秋の昼間、需給逼迫が起こるのは太陽光の出力が減る夕方でタイミングが違う。日経新聞も「送電網の整備」を掲げるが供給力自体が足りていないので融通できる電力そのものを増やさなきゃ意味がない。「実は余っている」という発想は民主党政権時代の埋蔵金から何も進歩していない。』

https://mobile.twitter.com/kuroneko_zaza/status/1544635064235233280



『よく、自民もその後にこれを変えなかったって言う人が居るけど。直接的にカネになる物を一度許可して。その後に簡単に取り上げる事出来るとでも思ってるんかね?』

『消費税増税して、原発停止して、再エネを電気代より高いベラボーな値段で買い取ってその差額を国民負担にさせたのは全部民主党の仕業なんやぞ。

再エネ法は民主党と禿バンクが組んで中韓の太陽光パネル業者と投資家を儲けさせる為の法。その負担は日本国民。今でもその負の遺産を国民が負担してる。』


https://mobile.twitter.com/SHOTT2012/status/1543495884729552896



『日本で蓄電サイトの建設が進まないのは、リチウム電池を使用するよりも揚水式や重力蓄電の法が蓄電容量が圧倒的に大きく、かつ安全だからですね。』



『太陽光信者の辛坊治郎氏が「太陽光と蓄電池で云々」言ってましたけど。テスラのこの世界最大の蓄電施設でも、18万kwを4時間分の蓄電しかできない。

東京電力管内の必要量は真夜中でも1時間あたり3000万kwだから、お話にもならない。』


https://mobile.twitter.com/denkochan_plc/status/1543070099305033728



『辛坊氏が今日も再エネファンタジーを炸裂させています。内容を確認していきましょう。
1.設備容量について
再エネを設備容量で論じるのは明らかな間違いです。
効率を考えれば1~2割(kWhで)が良いところでしょう。原発○機分と同じ表現です。食べログの点数以上に当てになりません。』




『2.太陽光の発電量のおかげで停電にならない
太陽光の発電ピークと電力需要のピークにはタイムラグがあります。さらに、天候でも変動します。この、バックアップのために火力発電は非効率な運転を強いられます。これはコスト、CO2排出増加に無駄があります。
参考→』




『改めて、このグラフを見ると再エネを生かすのは難しいなと感じます。ソーラーパネルの発電量は、太陽高度に依存します。つまり昼12時前後がMAXです。一方、エアコンの需要は、温度と関連性があります。つまりタイムラグができてしまいます。』



『辛坊氏はどや顔で、日中は3割も発電だと喜んでいますが、この発想こそが再エネファンタジーです。時間変動、天候変動などが想定される電源が3割も入り込むことは、普通の発想なら問題視しないといけません。』

https://mobile.twitter.com/SeoTomoko3/status/1541212903571075074



『100万kwの原発10基が不規則運転しているようなものと。

電力需給ひっ迫警報発令の3月22日、電力需要は4500万kwで、登録された太陽光の設備容量は1777万kwで39%。太陽光は晴天時ピーク値で1400万kwの電力供給だが曇天には174万kw。』


https://mobile.twitter.com/Q900owner/status/1542115491921432576



『何を言ってるんだ。
11年経って、消費電力は増えてる。

今売ってるTVは11年前より大画面で解像度は2Kではなく4Kか8K。

同インチなら解像度あがるとパネル開口率が下がるのでバックライトは余計に焚いてる。
画像エンジンも4KならFHDの4倍、8Kは16倍の画像処理のため、消費電力は増えてる。』


https://mobile.twitter.com/kx3g/status/1542098341848576000



『「なぜ急に電力不足になったのか説明がない。」←エネ庁と再生エネ利権に群がる議員たちの誘導で電力自由化が決まってしまった時に、必ずこうなりますよと電力関係者は皆指摘していましたよ。』

と、エネルギー関連の書き込みだけでこんな感じでしょうか。
なお気を付けなければならないのは、目にした情報をそのまま鵜呑みにするのではなく。ここに書かれている情報は本当に正しいのか?と、自分の頭で考えながら読んでいく事です。入手した情報を、そのまま受け入れただけで分かった気になって。きちんと理解も考証もしないまま使っていたのでは、付け焼き刃にすらなるかどうかも怪しいところです。
大量の情報に振り回されるのではなく、きちんと必要な情報を選び出して手の内に納め。手札として、自在に使いこなせるようになりたいものですね。
さて、他の人の意見を単純に引用するのはこれくらいにしておいて。ここからは自分の考えを文章化していこうと思います。
先日、ちょっと資源エネルギー庁が公開している『2022年度の電力需給見通しと対策について』という資料を読んで見たところ。今年度の冬は、なかなかマズい状況になりそうです。以下、資料より抜粋した画像になります。







まず1枚目ですが。もし今冬が、10年に1度クラスの厳しい寒さとなった場合。特に東京エリアは、電気の供給力が約200万KW不足する見込みです。
次に2枚目の画像ですが。東京エリアが電力不足になった場合、他地域から電力を融通してもらえるかを見たところ。一番頼りにしたいであろう東北エリアも、電力の予備率は3.4%程度の見込みであり。東京エリアに融通できるほどの余力は、あったにしてもごくわずかだと思われます。
中部や北陸エリアは、更に厳しく。関西などの60MHz地帯から変換器を通して50MHzの電力を融通してもらうルートについても、やはり供給してもらえるほどの余力は無さそうです。このまま行けば今冬の東京エリアでは、無対策のままでは大規模停電が起こる可能性があり。それを避ける為の計画停電の実施もあり得る感じですね。
3枚目の画像にあるKW公募とは。電力が不足しそうになった時に、不足分の電力を供給して欲しいと電力会社に対して要請し。あくまで電力会社側の自由意志によって、予定していた以上の電力を発電してもらうという事です。
要約すれば『燃料価格の高騰により、火力発電所を動かすコストが上がった上。電気代に上限が設定される事で、燃料価格代の上昇分を電気代に十分反映できなくなり。今や発電量を増やせば増やすほど赤字が膨らんでしまう事は重々承知ですが。それでも社会の混乱を防ぐ為。あくまで自己犠牲の精神で、更なる赤字が業績に上乗せされてしまう事を承知の上で、どうか発電量を増やして下さい』と電力会社に対して要請するという事ですね。
で、ついでに。『公募が行われるかどうかは、あくまで電力が不足する事が確実になってから、直前に決定されます。その上で、公募に応じるかどうかは電力会社側の自由意志による判断ですので。追加分の電力を発電する為の火力発電所は、電力会社側の個別の判断と責任の元に維持しておいて下さい。もちろん、維持管理費は全額そちらの自己負担でお願いします』という感じでしょうか?

新規電力会社の自由参入が解禁されると同時に、既存の電力会社は供給義務から解放されました。ですので当然、公募が行われても応札しないという選択肢もある訳です。非常時への備えは、最悪の状況を想定して行うべきであると考えるならば。図に書かれているように、応札ゼロのまま電力不足が現実に訪れる可能性を考慮しなければなりません。
その危機が、わずか半年後に訪れる可能性があると考えると。『今から大型の火力発電所を多数建設し始め、その全てを短期間で完成させて、半年後には既に釜に火が入っていて、電力不足を補えるだけの電力を安定的に発電して供給できるだけの体勢が整っている』みたいな解決法は不可能です。ですが現在停止中の原子力発電所を、更に追加で再稼働するのであれば。半年以内に、発電開始まで持って行くのは不可能ではないと思われます。

東日本大震災による福島の原発事故を振り返ってみれば。被災した原発は、非常に古いものではありましたが。あれほどの大地震に見舞われたにもかかわらず、原発は地震が原因では破損しませんでした。その後の事故は、津波によって予備電源が失われた結果、冷却が止まってしまった事により起きたものです。つまり予備電源さえ確実に維持されるよう万全を期していれば、原発のある地域で大地震が起きたとしても、そこから原発事故に繋がる確率は、世間で思われているよりもかなり低いのでは?とも考えられる訳です。
深刻な電力不足が、わずか半年後に起こるかもしれない現状では。将来的には脱原発の方向へ向かうにしても、まずは目先の危機を乗り越える為。そして原発への依存度を次第に下げて行きつつ、それでも社会の電力需要に応えられる新規発電施設を建設する為。少なくとも直近では、その気になればすぐに使う事のできる原子力発電所を活用すべきでは?と考えます。

そして、次の段階で。目先の電力不足を乗り越え、新規発電所(主に火力?)の建設も進み。原発の稼働数を、そろそろ減らし始めても大丈夫かな?という段階まで来た時。停止した原発の燃料棒は、どれくらいの期間で安全な温度まで下がるのか?を調べてみました。検索して見つけたのは、以下のQ&Aです。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1398648288

『原子炉でもプールでも、水冷が止まるとやがて熱がこもり燃料が溶けだす危険がありますが、水冷が止まってから溶けるまでの時間は、原子炉での燃焼(核反応)停止から水冷保管されていた期間で変わります。保管期間が無い停止直後の状態だと、福島第一1号機のように数時間で全部溶けます。保管期間が半年くらいだと水冷停止後3日程度で溶け始め、1年なら6日程度の余裕があります。2年くらい経てば、閉じ込められて空冷も無い閉鎖空間でないとほとんど溶けだしません(物が燃えるような高温にはなるようです)』

こちらを参照したところ。水に漬かった状態で冷やし続けて2年ほど経過すれば、仮に電源喪失で冷却が止まったとしても、燃料棒が溶ける心配はほぼ無さそうです。
強いて言えば。『閉じ込められて空冷も無い閉鎖空間』の具体例としては、原子炉の格納容器内が思い浮かびますので。取り出して燃料プールに移しておく必要はありそうです。

さて、これから増やしていくべき新規発電施設についてですが。石油、天然ガスの他に、旧来の石炭火力を再評価する事も考慮に入れておくべきではないでしょうか。なぜなら日本の石炭火力発電所の効率は、世界最高レベルにあり。環境への負荷も、他国の石炭火力発電所より明らかに低いからです。
なお、他国と比べてどれくらい効率が優れているかというと。こんな感じで、見事なまでのトップ独走状態です。



少し前までは、欧米諸国はこの効率の良さには目もくれず。石炭火力を用いている日本の事を厳しく批判していました。ですがウクライナ危機により、状況は一変。EU諸国が『環境に優しい、太陽光などの再生可能エネルギー』などを推進して来られたのは、ロシアから天然ガス等が安定供給されていたから、という裏事情が明らかになってしまい。例えばドイツなどは、あれほど批判してきた石炭火力発電所を再稼働させています。(でもなぜか、電力不足にも関わらず原発は予定通り廃炉にするみたいです)

ところで、話は変わりますが。私の好きな漫画『湾岸ミッドナイト』の中に、こんな台詞があります。

『たとえば人生には、ある日突然に加速がつくように変わる時がある。階段をいっきに上がるように視野が広がり、見えなかったコトが見える時だ。
・・・だが、その時に動けない人がたくさんいる。停滞した流れの時に自分を作っていなかったからだ。
人の動きを見て、動く。受け身の考え方、リアクションの生き方をする人にそれは多い。
次の流れにそなえ、いつも爪を研いでおく。
悪い流れ、乗れない流れのその裏に、必ず新しい流れがある。
それを意識し、それを考え、そして信じて。爪を研いでいるか、だ』

国際情勢においても、今はまさにその時ではないか、という気がします。
既に、これまでの流れが変わる事は確定済み。今は次にどんな流れが来るかを読んで、新たな流れに乗れるよう準備すべき時です。
もし今、脱原発の意見を主張したいのであれば。まずは『なぜ、どういった状況で、原発は危険な存在となり得るのか?』を考えて見ましょう。そうすれば同時に、『どういう状況でなら、原発は安全に動かせるのか?』という条件も見えてきます。
原発に代わる新規の発電所を作りたいのであれば、当然それを作るには十分な電力が必要。ならばその電力を得る為には、電力不足の直近では原発に頼る事も必要でしょう。
例えば、今後10年の間に大地震に見舞われる可能性が少ない地域に存在する原発については、7年間だけ再稼働させて電力不足を解消させる。そしてその7年間の間に新規発電所を必要なだけ建設し。順次、本来はとうに寿命を終えていたはずの老朽火力発電所や原発と入れ替えていく。
7年後には、再稼働させた原発は停止。以降は最低2年以上、万全のバックアップ体勢を整えて燃料棒を水冷で冷却する。
そうして、最低9年。念の為に1年余計に燃料棒の冷却期間を確保しておいて、最終的に10年間を無事に過ごせたならば。以降はもう燃料棒は十分に温度が下がっている為、仮に大地震により電源喪失となっても、メルトダウンの恐れは無くなります。
と、こんな感じで思考を柔軟にして、現在手の内にあるカードを存分に活用し。次の時代のエネルギー政策を考えていくべきだと、個人的には考えています。
Posted at 2022/07/29 03:07:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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