4編構想で書き始めたこちらの文章も、これで3本目。今回は医療関連の話題になります。まず、ご紹介したいのがこちらのリンクです。
https://mobile.twitter.com/EARL_COVID19_tw/status/1553304034294972416
『尾身会長がNHKで"職務放棄"の仰天発言!コロナ対策は自助で、犠牲は国民の「許容度」の問題』
『これのどこが仰天発言なのか。2年間経ってどうすればいいのかも分からないほど多くの国民は馬鹿じゃないですし、自助にしないなら今後どうしたいんです?』
まず日刊ゲンダイが、尾身会長の発言を批判する記事を書き。その記事を、医療系のツイッター主が批判している、という構図になります。
では記事を開いて、尾身会長の発言がどのようなものだったのかを見てみます。
「従来までは国、自治体が国民にお願いし、国民が従うというフェーズだった。今は、いろんなことを学んできたので一般市民が主体的に自分で判断していろいろと工夫するフェーズに入った」
つまり新型コロナ発生当初は、人々の間に感染予防対策に関する知識が十分に行き渡っていなかった為。マスク、手洗い、うがい、アルコール消毒、ソーシャルディスタンス等の対策を国や自治体から国民に伝え、それを実行してもらえるようお願いしていた。
また感染が大流行して波が来た時には、移動を自粛し。都道府県境は可能な限り越えないようにする等の対策も、これまで幾度も繰り返してきた。
そうして2年が経った今。国民の間には、『こういった場合にはどういう行動を取れば良いか』という知識と経験が根付いてきつつある。
ならばもう。国や自治体などから、これまで繰り返してきたのと同じ内容の要請をするまでもなく。国民は既に、自主的に自分と周囲の身を守れるようになって来ているのではないか?という事ですね。
「このまま放っておくと、体力が悪い、体の脆弱な高齢者の死亡者数は第6波を超える可能性がある」
このまま放っておくと、と前置きしていますので。特に問題発言という訳ではなく。単に可能性を述べているだけですね。
「重症者数、感染者数、一般医療の制限をどこまで我々が許容するか、国民的なコンセンサスが必要だ」 ※コンセンサス:意見の一致、合意
ここまで読んだ頃には、記事に書かれている記者のコメントに疑問を感じてきましたので。手が加えられていない元の発言を聞いてみる事にします。
https://www.youtube.com/watch?v=2t0i3E0eSU4
NHK日曜討論 2022年7月24日 尾身会長久々に出演【コロナ新薬はまだか?ポイントは若者?】の動画になります。
こちらに関しては、コメントは特にしません。ご自身で直接聞いてみて、判断して下さい。
それと最後に。記事の権威付けに使われていた、『西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏』がどんな方かも調べてみます。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/02/23/kiji/20200223s00041000343000c.html
『新型コロナウイルスについて、
医学博士の中原秀臣氏は「新型コロナウイルスはインフルエンザよりちょっと怖い病気だと思ってください。ちょっと皆さん、怖がり過ぎている。WHOは80%以上は軽症だと言っている。だから皆さん、インフルエンザになったことあるでしょ。入院した方いらっしゃいます?」と指摘。一方、東京歯科大学教授の寺嶋毅氏は「僕はインフルエンザの10倍怖い。インフルエンザに比べると致死率も。(中原氏は)軽症の方が80%とおっしゃいましたけど、ということは20%は、10人に1人は重症になる」と話し、専門家の間でも見方は分かれた。』
2020年2月23日の時点では、上記のようなスタンスの方だった模様です。現在は、きちんと新型コロナの脅威を認識して頂いている事を祈ります。
次は、必要な情報のご紹介をさせて頂きます。
https://twitter.com/tosh_taniguc/status/1549523732758409216
『オミクロン変異体BA.5に対しては2回接種だけでは不十分で3回(ブースター)接種をすると中和活性が向上するというScienceからの報告。
BA.5の感染拡大を乗り切るためには3回接種が必要だというデータが次々とでていますね。』
『3回目(ブースター)接種を受けることにより、万が一コロナに感染しても排出する感染性ウイルス量が低くなるというデータがあります。(Nature Medicine他)。
自分の周りの人に感染を広げないためにも、まだ3回目未接種の方はぜひ接種することをご検討ください。』
https://mobile.twitter.com/MIKITO_777/status/1553208930008190976
『現状、このオミクロン用のワクチンが最大のゲームチェンジャーです。
これを確保でき、迅速に接種できるか否かで、秋から冬にかけて起きるであろう第8波を抑え込めるかが決まります。
政府は全力でこの確保に当たるべきです。
米、モデルナと改良コロナワクチン供給契約』
https://mobile.twitter.com/tak53381102/status/1546568465141891072
『モデルナ2価ワクチンがオミクロンBA4.5も含めて全ての変異体に有意な中和抗体をもたらしたという情報。8月には出荷できる状態、秋には間に合うか。日本に届けばよいが。』
https://twitter.com/EARL_COVID19_tw/status/1549070216943915008
『ほとんどが無症状といまだに口から出まかせ言ってる人いるんですねぇ。オミクロン株流行期以降は無症状の陽性者は相当少ないですよ。私の県なんかそもそも症状ありが96%です。検査はたしかに増えましたが、陽性率は3倍に増加している以上、「検査を増やしたからこんだけ増えた」は成り立ちませんね。』
https://mobile.twitter.com/Zx0Fc/status/1542135923781128192
『感染者のワクチン接種歴は確認しているが、小児でワクチン接種者で感染した人はほぼ見かけない。すごい。
自治体は夏休みの間に希望する子ども達がワクチン打てるように頑張って準備、広報してほしい。』
https://mobile.twitter.com/Invesdoctor/status/1553215782091628544
『「5類感染症」と「新型インフルエンザ等感染症の5類相当」を区別せずに「5類」と語っている人は、ごめんなさい、全員アウトです』
『「5類感染症」というのは、「新型インフルエンザ等感染症」とは違い、ただの季節性インフルエンザ等と完全に同じ扱いにするということです。新たな変異ウイルスが出てきたとき、「日本・ジ・エンド」になるため、政府はこれは無いと明言しています』
『「新型インフルエンザ等感染症」というのは、要請の実効性などを持たせつつ、柔軟に骨抜きにすることが可能な制度で、本来「2類相当」なら入院勧告となるものが自宅療養になったり、自由度が高いものです。そのため、現在「2類相当」という理解は誤りで、「5類相当」に近づけている過渡期にあります』
『ニュースを見て、「政府は5類にしないと言ったり5類にすると言ったり、政府の言ってることがバラバラやんけ」とおっしゃる方へ。それはあなたの勉強不足です』
と、ここまでが最近流れている情報ですね。それと一応。過去のこちらの件にも触れておきます。
https://seijichishin.com/?p=62812
https://seijichishin.com/?p=66438
『「ワクチン交渉は非公表なのでこれまで報じられていませんが、実は立憲民主党所属議員の軽率な国会での言動がファイザーの怒りを買い、ワクチン供給の遅れに一役買ったという重い事実があるのです」(官邸周辺者)
「ワクチン確保が後手後手に回ってきてるんじゃないかと指摘もある中で、私はぜひ、3社以外でロシア製ワクチン、中国製ワクチンも含めて確保に努めるべき」
当時、政府はファイザーと供給量や時期を巡りギリギリの交渉や駆け引きを行っていたという。
「この国会発言を知ったファイザー幹部は激怒。『我々のワクチンは世界が求めているものだ。日本以外に求めているところはいくらでもある』『国会という公式の場で、中国やロシアから供給を受けるなどという議論がなされているのであれば、日本の態度は理解した』として態度を硬化してしまったのです。難しい交渉が一層紛糾し、供給の遅れに繋がったという経緯があります」(同前)』
『立憲民主党がいくら支持率が消費税以下であっても、一応は政権交代を標榜している野党第一党である。そして、立憲民主党が珍政党であっても、それは国内の話で、外国から見れば、残念ながら我国を代表する政党の一つなのだ。
世界中からファイザーに要求が殺到する中で、政府が少しでも国民を救うためにギリギリの交渉をしている中、国会で中国やロシアのワクチンを使えと野党第一党が言い出せば、どうなるかは明らかだ。
ファイザーからすれば政府が野党を使ってブラフを仕掛けてきているなどと誤解しかねないし、もしくはそれが我国の国論なのかとも思うのも無理はない』
3編目の文章は、この辺までにしておきます。
ちょっと事情により、全4編を急いで完成させる必要を感じました。その事情というのは。中国が、大量の武器を台湾に一番近い福建省に運んでいたり。有事徴用大型フェリー3隻が台湾海峡へ移動しているといった情報が入って来た事です。
単なる大規模演習ならば、まあ問題ないのですが。ウクライナ危機以降は、世界レベルで色々と常識が変わりましたので。この文章はここで終わりにして、すぐに次の防衛関連の文章を書き始めようと思います。
Posted at 2022/08/01 19:14:10 | |
トラックバック(0) | 日記