仕事でスマートロックに触れる機会があり、便利そうなので自分の家にも導入したくなった。
ただ家は数年前に新築したばかりで一応リモートキーがついてて電気錠になっている。後付けするのもなんか勿体ない。
電気錠の制御盤には解除ボタンがあるのでそこにBotを両面テープで貼り付けて操作しても良いな〜と思ったが、電池交換(恐らく1年に1回くらい)面倒臭いし、両面テープで貼り付ける為、剥がれかけたりして上手く押せない可能性も出てくると思うので電気的に何とか接続できないかとトライしてみました。
まずはSESAMIBot2とタッチを購入。開閉センサーとハブ3も一緒に購入したが、こちらは後のテスト用。
いきなりBot2を分解します。1度も使ってない新品。あーもったいない。
モーターの制御信号を調べてみる
モーターの動作電流
無負荷時で32mA程度だった。意外と省電力。
これなら電池も公表通り1年くらいは持つよね。
モーターの制御にドライバーICを使ってたので一応波形も測ってみたが、PWM制御は行っていない模様。
Bot2はアームを正転 反転させる事ができるのだが、単純に出力のプラス・マイナスを反転しているだけみたい。
秋月電子でパーツを調達してサクッと基盤を作成。
右側は3.3Vの電源部。USB-Cの5VをレギュレーターICを使って3.3Vに降圧。せっかくならBot2も電池レスにしたい。
左側は電気錠と接続する為のフォトカプラ。DIPタイプなので変換基盤使用。
電源アダプタ、Bot2を接続するとこんな感じ。
次は制御盤を改造。メーカーはLIXIL。
右下の施解錠ボタンをフォトカプラを使ってON・OFFさせるため、スイッチからリード線を引き出す。
取り外して分解
スイッチにリード線をはんだ付け。
ちなみにスイッチにかかる電圧と電流を調べてみたが、3.3V 0.4mAだった。
ケース裏側に穴を開けて配線を引き出し改造は完了
基盤とBot2を接続。
ちょうど制御盤の裏側が排水管のパイプスペースで空間が空いていた為、BOXを外して基盤とBot2一式を壁内に押し込んだ。基盤はジップロックに入れて絶縁処理(笑)
USBアダプタも制御盤の電源を分岐しコンセントを取付してアダプタを設置。
BOXを外してしまったのではさみ金具を使って制御盤を壁面に復旧。
セサミタッチは玄関外部に取付。
ドアだと夏場西日が当たり寿命が縮まりそうなので影になる場所へ取付してみた。
Bot2は壁内にしたがBluetoothの電波も問題なく届いた。
指紋やSuicaで開閉できるようになって超絶便利になった。特に子供に鍵を持たせなくて良くなったのは大きく、今までは無くした際の損失が大きかったが(リモコンキーは2万円位する)指紋やSuicaなら無くしても500円だし、登録もスマホからすぐ解除可能。
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2025/01/05 20:28:16