
早いもので24か月点検を受けました。
2年で17,600㎞/年間8,800㎞と、自分ではそこそこ走っている印象です。過去クルマで記憶にある走行距離は、E90 335i(400Nm)年5,000㎞、F12 528i(350Nm)年3,400㎞、GLC43(500Nm)年6,000㎞となっています。こうして振り返ると、自分がクルマに何を求めているか?がはっきりします。
今回もメカニカルなトラブルは皆無ですが、リアスポイラーを交換してもらいました。写真はないのですが、両サイドの部分が紫色に変色してきており、ネットで調べてみると同様のクレームがフェンダー部のダミーダクトで起きていることが判明、販売店に相談したところ保証の対象ということで交換していただきました。

代車でお借りしたのはi4(eDrive40)、一泊二日のわずかな時間ですがEVを楽しませていただきました。静かでトルクフルな(420Nm)モーターによる滑らかな走りは、少しの罪悪感もなく加速していきます。よほど自制心がないと免許証が何枚あっても足りなくなりそうです。また、相対的に頭が軽いので、フロントに荷重をかけて舵を切り、アクセルオンするとなんとも後輪駆動らしい動きをします。決して軽いクルマではないのですがね(2080㎏)。唯一の欠点は停止間際のブレーキ制御、回生と完全停止の引継ぎがやや粗く、いわゆるカックンブレーキになります(これもしばらく乗れば慣れそうです)。

カーブドディスプレイの未来感やハーマンカードンのオーディオも良い音を奏でています。制御のしやすさや走りの質感を考えると、時代はEVに向かっていることを認めざるを得ません。家族にも「こっちが良いから買い替えてといわれる始末(誰のお金で買うのだ?)。
尤も、環境負荷やエネルギー効率の観点では国の電源構成の最適化を、実際の利用には充電インフラの拡充とバッテリーの性能向上が不可欠ですが…。

自宅で追いREWITECを行い、幹線道路でエンジンを撹拌してきました。改めて乗った我がF97、i4より300㎏も重く重心が高いにもかかわらず、剛性感や加速は明らかに上でありました。複雑な内燃機関で制御を成し遂げるM社の技術には、ただただ脱帽です。ただしeDrive50に乗れば、少なくとも加速の印象は変わるのでしょうね。
Posted at 2023/02/23 19:22:08 | |
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