2009年06月19日
旧「しらせ」、解体免れる?=保存利用先、再公募へ-鉄の価格下落や反対の声で6月19日17時51分配信 時事通信
老朽化による退役後、引き取り手が見つからず、解体して払い下げることが決まっていた旧南極観測船「しらせ」について、政府の南極地域観測統合推進本部は19日、保存活用に向けて買い手を再度公募することを決めた。
1982年に建造された旧しらせは、老朽化により昨年7月に退役。南極観測への理解促進などに役立つ形での保存活用を条件に、売却先を公募したところ、7件の応募があった。しかし、売却額のほかに初期費用約10億円、年間維持費に約1億円かかることなどから条件が折り合わず、昨年10月、解体しての売却が決まった。
ところが、昨年来の鉄スクラップ価格の下落により、解体しての売却先がなかなか見つからないことや、南極観測隊OBをはじめ、一般からも「なぜ解体するのか」など反対の声が多数寄せられたことなどから、保存利用の道を再度検討することを決めた。
今後、7月初旬までに公募要領を決定。9月まで公募を行い、12月に売却契約を結ぶ。売却価格は、市場価格の下落を背景に、前回より低くなる見込みだという。
名古屋港には南極観測船ふじが展示されてますが、しらせも活躍した艦ですから定住の地が見つかると良いですね。
Posted at 2009/06/19 21:28:48 | |
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2009年06月19日
難産のすえに開港の静岡空港 早くも不測事態の前途多難
ダイヤモンド・オンライン6月19日(金) 8時30分配信 / 経済 - 経済総合
6月4日に開港した富士山静岡空港が連日、大にぎわいを見せている。ターミナルビル内は行き交う人びとでごった返し、そこかしこに長い行列が。苦難のすえにやっと開港した最後の地方空港である。関係者も大喜びかと思いきや、現実はやはりそう甘くない。
開港から4日間で約4万6800人が空港ビルに入館したのに対し、搭乗客は約6800人。空港に詰めかけたのは見物客がほとんどで、本来のにぎわいとは異なる。
開港後4日間の定期便とチャーター便の平均搭乗率は76.3%。開港前から懸念されていたことが早くも現実化しつつある。一つは、1日3往復する福岡便だ。朝夕の2便を計画した日本航空(JAL)に対し静岡県は、搭乗率が70%を下回った場合、1席当たり1万5800円の支援金を支払うという搭乗率保証を福岡便にのみ提示、3便の就航を実現させた。制度導入に批判の声も出たが、石川嘉延知事は「まさかのときの下支え」と説明し、押し切った。
しかし、福岡便の搭乗率は昼便の低迷が足を引っ張り、68.5%。まさかではすまされない厳しい状況だ。それどころか、国内3路線、国際2路線の定期便の路線維持自体が危うい。週4便の就航予定だった中国東方航空の上海便が、新型インフルエンザの影響を理由に、6月の定期便6便の欠航を決めたが、初便の搭乗率が4割にも満たず、7月以降の運航を検討するという。
さらにもう一点。山を削り、谷を埋めて造られた静岡空港は天候が変わりやすく、濃霧や低い雲が発生しやすい。開港2日目に懸念していたことが起きた。夕方に到着予定の2便が視界不良で着陸できず、中部国際空港への着陸を余儀なくされたのだ。このため、静岡空港発の2便が欠航になった。
視界良好とはとても言いがたい。
出来たばかりですから見物客の方が多いのはしょうがないとしても・・・。
>山を削り、谷を埋めて造られた静岡空港は天候が変わりやすく、濃霧や低い雲が発生しやすい
開港前から風や霧は話題になってましたが、前途多難な空港ですね。
Posted at 2009/06/19 21:23:32 | |
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