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前の日記でも書きましたが、私が免許を取得した昭和50年代はまだまだクルマの内装色は、ほとんどが黒。しかも素材はビニールレザーで、グレードがGTなどスポーツ系では、シートにハトメのようなエア抜きリングがついていたり、今でいうところのダッツン・バケットのようなデザインばかりでした。
そんな理由からも、私はクルマの内装は「黒」が一番好きです。
私のJA4・トゥデイは、内装もかなり廉価なMiで、シートの生地も他のグレードとは違います。色も淡いブルーとグレーのツートーンで、決してスポーティとは言い難い配色です。
そんな淡いルームカラーをなんとか変えたくて、昨日は近所のホームセンターで伸縮タイプの汎用シートカバーを買ってみました。
フロントの2脚は、サイズ感もそこそこ合っていて、わずか2,000円の汎用シートカバーにしては、満足感がかなり高いものでした。
そして、リアシート用は汎用タイプがなかったので、同じホームセンターの2階にある生地売り場で、「これは!!」と思うドンズバな生地を見つけたので、うまく工夫してリアシートもブラック化に成功しました。
生地はTシャツなどに使われている伸び縮みする綿ですが、素材の時点ですでに幅約45cmの筒状になっています。これを130cmの長さで2本購入して、リアシートを背もたれと座面それぞれを丸ごと包んで完成です。
よくある筒状の枕カバーをまくらに入れる要領でシートを包みます。左右の空いた口はそれぞれを安全ピンで数カ所留めて完成です。
裁断や縫製もなく、リアシートを外せれば、ものの30分ほどでできあがりました。
もともとが筒状の生地なので変なシワやズレ、張りの強弱もなく、ピシッ!!と包めて、我ながら素晴らしい出来栄えだと思いましたw。
ということで、私の理想の「黒いシート」になったトゥデイですが、内張りのグレーは黒との対比でこのままの状態でも悪くないでしょう。
車体全体のパッと見も、内装がごちゃごちゃしなくなったので、とてもシンプルで「廉価版」らしい車格になったと思います。
シートカバー2脚で4,000円、生地2,000円とお手軽でコスト・パフォーマンスも上々です。
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Posted at 2022/05/01 13:22:52 | |
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