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少し前のブログで「新車情報’97 ホンダ・ライフ」の話の中で、テレビ収録用のライフの広報車にはブリヂストンのREGNOが履かされていた、という記述をしました。
昨日、ネットオークションでポチった「Motor Fan別冊・ホンダライフのすべて」という冊子が届いたので、中をつらつらと見ていたら「おぉっ!!」というキャプションを発見しました。
件の「新車情報’97 ホンダ・ライフ」に出ていたライフと同じREGNOを装着していると書かれているのです。
それでもまだ疑いの念を拭いきれない私は、REGNOの歴史を調べてみました。
ネットで拾った画像のとおり、REGNO GR-01は初代の銘柄で、その製造年は1981年(昭和56年)から、次世代のGR-04が1985年(昭和60年)に登場していることを考えると、かなり古いタイヤです。
JA4・ライフの誕生が1997年(平成9年)ですから、新車のライフにREGNO GR-01が装着されていることが、時代考証的にみても「?」なことです。
これは、先述のブログで書いた「ライフのような軽自動車の新車装着タイヤがREGNOなのか!?」というオーバー・スペックな驚きよりもさらに深い謎な事実です。
私の調べ方が甘いのか、もしかしたらREGNO GR-01は1997年(平成9年)まで新品を製造して販売していたのか? とも疑心しましたが、いくらなんでも12年ものあいだ同じ設計のタイヤを売り続けるはずもなし、ましてやブリヂストンの乗用車タイヤの旗艦商品です。
その後、同誌をペラペラとめくっていくと、途中ページの見開きのMotor Fanの取材車(グレードはTタイプ)の装着タイヤがDUNLOP製だという事実も見つけました。この写真からはDUNLOPのロゴは確認できましたが、タイヤ銘柄を示す商品名や型番が確認できず、もしかしたら、よくある、いわゆる新車装着専用のカタログ外モデルなのかもしれません。
時はすでに25年経ち、今となっては「新車情報’97」の三本和彦氏の記憶をたどるぐらいしか、その術はありませんが、さきほど「三本和彦」さんを検索したところ、お元気そうでしたが、すで90歳のご高齢とのこと。当時なら「テレビ取材だからって、上等なタイヤを履かせるのはインチキくさいですなぁ。」なんて辛口のコメントを言っていたかもしれませんが、今なら「安全に走れば、それでいいです、クルマは。」なんて、穏やかな言葉を言いそうですねw。
さてと、私はまだまだやることがあります。
そうです、ネットオークションで155/65R13サイズのREGNO GR-01を探すことです(爆!!)

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Posted at 2022/05/10 10:38:43 | |
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