
まず・・・今回の事故でお亡くなりになった方々のご冥福を心からお祈りします。
気分を悪くする表現のブログになると思います。その時は、スルーでお願いします。
~~~~~~~~~引用開始~~~~~~~~~ 【産経新聞より】
長野県軽井沢町のスキーバス転落事故で、現場の状況などから、バスがガードレールを突き破って落下する直前、運転手が急ブレーキをかけていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。直前まで時速80キロ近い速度で走行していたとみられ、急ブレーキをしたが間に合わず転落したもようだ。死亡した土屋広運転手(65)の体内からアルコール分は検出されなかったことも判明した。長野県警は崖に転落した原因を慎重に調べている。
捜査関係者らによると、道路上に残っていたタイヤ痕は片側1本だけで、バスは落下直前、車体の左側が浮き、右側に傾いた状態で走行していた。タイヤ痕の形状を詳しく調べたところ、バスは転落直前に急ブレーキをかけていたことが判明した。タイヤ痕と転落場所の関係などから、時速80キロ近いスピードが出ていたとみられる。現場区間は時速50キロ制限だった。
土屋運転手の死因は全身を強く打った多発性外傷。解剖の結果、アルコール分や薬を服用した形跡はなかった。大型バスの運転に不慣れだったことなどから、県警は運転ミスや居眠り運転の可能性を視野に慎重に調べている。
県警は17日、バスを長野県上田市の自動車メーカーに移送。検証を行って事故原因を調べる。走行時間・距離などが記録された運行記録計(タコグラフ)の解析も進めるが、損傷が激しいことから難航も予想される。
~~~~~~~~~引用開始~~~~~~~~~~【時事通信より】
長野県軽井沢町のスキーバス転落事故で、運行会社「イーエスピー」(東京都羽村市)の運転手が大型バスの運転に習熟していなかった可能性があることが18日までに、同社などへの取材で分かった。
特別監査では、国が定める運転手教育を行っていないことが判明しており、国土交通省は管理体制を詳しく調べている。
バスは同県飯山市のスキー場に向けて、14日午後11時ごろ東京・原宿を出発。約3時間後の15日未明、国道の峠を越えた後、下り坂で崖下に転落した。土屋広運転手(65)が運転していたとみられる。
同社によると、冬場に運行が増えるスキーツアーに対応するため昨年12月、土屋運転手を契約社員として採用した。同運転手は「大型バスの運転も大丈夫だ」と説明していたが、同社は過去の運転歴などは確認していなかった。
採用時の面接を行った荒井強所長は「心配なので、慣れるまで一般道は運転させないようにしようと思っていた」と話した。土屋運転手は14日までに研修運転を2回行い、ツアーの営業運転を3回行った。今回は4回目のツアーで、報酬は、長野県での約8時間の休憩も含めて往復で2万5000円だった。
特別監査では、同社は昨年1月以降、国が定める年1回の運転手教育を行っていなかったことが判明した。土屋運転手の免許証種別などを記載する書類作成なども怠っていた。
3カ月に1回の定期点検を行っていなかったバスもあり、国交省は事故を起こしたバスの整備が適切だったかも含めて確認を進める。
~~~~~~~~引用終わり~~~~~~~~~
事故現場の地図画像を見てもらったらわかるように、コーナーのきつい(ヘアピンカーブ)峠道が終わり、少しスピードを出せそうな下り坂で事故が起こったようです。
『初心者にはきついかもね・・・』 これが私が事故報道を見た時、最初に思ったことです。
転覆して大破したバス映像・・・一番最初に目がいったのがスペアタイヤでした。おそらく装着されていたのは夏タイヤだと思います。溝も確認できない程の夏タイヤが装着されていたと思います。タイヤを見る限りででは経営が良くない会社のバスと思ってしまいました。
ドライバー教育中では・・・?
ドライバー教育、これは私のブラックな会社でも行っていますが、基本動作ができるようになってから1週間ぐらいが平均と思います。【この基本動作ですが、止まる、発進する、曲がる、バックするを指します】私も度々、運転の教育係として同乗しますが、初心者は慌てると何をするかわからない。教習車のように指導員の所にブレーキも無い、まして今回のようにお客さんの乗車中に教育を行っていたとしたら・・・怖いです。ちなみに営業中の指導が普通に行われております。
慌てる心理・・・私も関西圏でドライバーをやっていますが、慌てることは度々あります。荷物が喋らないので無理はせず、延着などは放置気味になっています。(笑)
今回は、スキーツアー・・・40人弱のお客様・・・延着=クレーム(イメージ)と思えば慌てたことでしょうww 時間のかかった峠道・・・その後の開けた下り坂・・・
おそらくお客さんは知らないはず・・・?
普通60歳過ぎのオジサマが初心者とは思わないですよね?私でも見た目で熟練ドライバーと思うとおもいます。私の会社も初心者の口の達者な高齢ドライバーが増殖中です。普通に収入が欲しかったりしたら虚偽申請も・・・?
行政指導はドラーバー達は知っていたか・・・?
経営を含め、運賃や行政処分等を知らないドライバーは多いと思います。監査等は入るのは知っていても、その後の評価などは知らないはず・・・?健康診断?まともな物は行った事ありません~ww
コスト的に時間的に見合っていたの・・・?
2万5千円・・・?2人分・・・残りの10万ちょっとで東京~長野を往復・・・会社的には高速代がネックです。おそらくその辺の指導はドライバーに会ったはず?(高速代超過分自腹等)
そもそもスキーツアーに限らず、東京~大阪便等の料金っておかしくないですか?4000円で大阪から東京へ行けたりするんですよ!今回の事故のツアー料金は知りませんが考えた方が良いかもと思います。深夜に走るタクシーに深夜料金があって、バスに無い・・・便利な深夜バス~何故そんなに低料金なんでしょう?
ツアーの間に挟まれた約がついた休憩時間・・・遅れれば少なくなるし、仮眠中に会社から連絡が入れば受けないといけないし・・・辛い所です。
いつも事故が起きるたびに報道されますが・・・
事故と弁当はドライバー持ち・・・
それが基本!!
・・・・・・追伸・・・・・・
SA・PA を使用されるドライバーさん達へ・・・
こんな悲惨な事故を減らす為にも大型車用の駐車場の使用を控えめでお願いします。
Posted at 2016/01/18 12:05:15 | |
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