折角バッテリーを移設したので経緯を載せておきますね☆
実際情報不足で困ったことがあったので役に立てればb
今回のお題はトランクにバッテリーを移動です♪
S14のバッテリーはホイールより前方かつ上の位置に設置されています。
旋回時にこの位置に重たい物があると、慣性によって直進する力が働き
遠心力と共に旋回に抵抗が生まれます。しかもS14は見た目の割にボディが軽く(1.2t以下)、E/Gでフロント寄りの重量バランスです。
そこでフロントから10kg近い物をごっそり消してトランクに移動するわけですからそれはそれは♪駆動輪にトラクションが増えてさらにオイシイ☆
■用意した物
□ケーブル Audio-technica TPC-4(10000円)
よく市販のブースターケーブを使う人がいますが危険です。
スターター始動時には100A前後流れますので、8sq程度ケーブルでは全然不足なのです。最低でも22sqくらいの物を使いましょう☆
このケーブルは許容電流120Aの高級OFCケーブルです。耐摩耗・熱性共に優れ、オーディオ派にもお勧め♪・・・ただ高価なのが痛い。
あと10m絶対必要です。10mでピッタリ、9mだと恐らく足りないです。
※線材の太さ 22sq(22mm) = 4ゲージ / 8sq(mm) = 8ゲージ
□リング端子 Audio-technica TL4-M8RK(1300円)
1万円近くするような圧着工具なんか持っていませんし、ウォーターポンプライヤで留める自信も無いです。なのでこれはイモネジで固定できるようになっています☆ 見た目も高級感バッチリb
節約したいなら、安い圧着端子に溢れんばかりのハンダなんて方法も・・・
□アースブロック Audio-technica TEB-4(1300円)
マイナスでは無くプラス側ですが、ヒューズBOXから8sqが2本と10sqくらいのケーブルが1本計3本出ています。コレを22スケアにまとめて繋ぐわけですから意外に悩みますよね?
これを使えば確実かつ簡単にE/Gルーム内で集線できます☆
□バッテリー端子 エーモン製JIS用銅端子(1200円)
□バッテリーホルダ エーモン製JIS用ホルダー(800円)
□端子カバー エーモン製端子カバー(300円 ※車検には必須)
自分に合った物を↑
ちょっと高く付きますが、上記材料で揃えれば特別な工具も必要無く
確実に施工する事ができると思います。
■エンジン内取り付け編
自分はこのような配線にしています。
アースターミナルをスロットル脇の元アースが取られていたインマニに固定し、そこを基準に各箇所へアースを取っています。
12V線はピッチリとアースブロックにはめ込んで固定します。
車両火災にならないよう、またエンジンの揺れを考慮して固定は慎重に行います。(本体は6Mの頭細いボルトでサービスホールに固定)
■車室内へ配線
自分はこのフェンダー内を通して車内へ引き込みました。が
想像以上にフェンダーを通すのは難しいです;;;
配線の引き方ですが、ホイール裏の内張カバーを取っ払えば大体わかります。ケーブルの束があり、そこのゴムを慎重にカッターで切ってケーブルを差し込んでいきますが、これがまた出てこない><
黄色の場所に穴を開けて錆び止めして通した方が楽かもですよ 笑
■車室内から配線
フェンダーに配線を試行錯誤しながら押し込んでると、足元のヒューズBOXの裏あたりから若干顔を出す(かも)ので引っぱりだしましょう♪
その際ヒューズBOXは完全に取り外さなくとも、ネジを取って浮かせないと手が入りません。
そしてE/Gルーム側に1m程残して長さを整え、室内からリアシート脇を這わせるように配線していきます。このケーブル、クリアブルー&シルバーの綺麗な色なのであえて見せてます☆
他にもクリアレッドとクリアブラックがあり・・・インテリアにもイイ|ω`)
■トランク内配線
といきたい所ですがまずはバッテリーホルダー用に穴を開けます↑
一個はサービスホールを広げ、もう片方はドリルで開けます。
穴が空いたらホルダを裏から通して固定して、よかったら外すします。
この時裏に何も無いのを確認して空けましょうね♪
そして室内からのラインをバッテリーに繋ぎます。
繋がったらとりあえずエンジンをかけてテストしてみましょう☆
※今後の計画に供え、サクションをついでに外していました。するとAACバルブへのパイピングを付け忘れていて、始動せずに焦りました ぇ
■インプレッション
まずE/G始動。ほんの若干かかりが悪い・・・まぁ走り出せばオルタでの供給もあっていつもと変化は無い筈です。
いつも後退して道に出るのですが、
イキナリ違いを感じました。
いつも引っぱって出るような感覚が車全体で滑るようにバック。。。いきなりこの違いは?!ニヤけつつ1st・・・2stと4000rpm程で次々シフトアップしていきます。
重苦しい感じが無くなって、トラクションが上がったのか加速が軽やか!そしてアクセルワークに速度が敏感に追従します!
まさに噂通りシルビアでの効果は覿面です><
確実にいいですが、悪く言えばアクセルがピーキーな分浮いて走るようです。
しかし決して不安定になったわけではなく、むしろカーブで安心して踏みこめます。交差点等での急角カーブでも面白い程切れます。実際にはリアがドッシリして、重すぎるフロントが開放されたのでこちらの方が安定はしているかもしれませんね。
この辺は重たいターボ車では味わえない感覚でしょうね|∀-)b
費用対効果としては凄くお勧めですよ。トランクルーム内ならケース無しでバッテリー積んで車検通りますし、下手な強化バー一本数万で買うよりも断然効果がありますよ。
この素人でも分かるんです 笑
ブログ一覧 |
S14 | クルマ
Posted at
2007/11/30 03:30:48