救命医療

今日は久しぶりにクライミング・ジムへ行ってきました。
久しぶりに会う仲間も、「最近仕事が忙しくって、久しぶりなんですよ。」と言ってました。

帰り支度をしていたジムの閉店間際に、その仲間がうずくまってしまいジムのスタッフに支えられて休憩室に入ってきました。
意識はしっかりしているけど、ふらふらして立てないと。
特に気持ち悪い訳でもないと言うので、10分ほど休ませて車で自宅まで送る事にしたんですが、他のお客さんが「もしかしたら血管が・・・。」なんて言うので、大事をとって、救急車を呼ぶことにしました。
良く観察すると、なにやら左腕の動きが緩慢な感じ。

救急車は10分ほどで到着し、現場での簡単な問診により「脳外科のある病院を探します」とのこと。
しかし、そこからが長い！40分以上も救急車は受け入れ先を探し続けることに。行き先が決まらないから救急車も出発出来ず。
日曜日の午後８時過ぎと時間的には不利でしたが、そんなに田舎町でもないのに。

結局、隣接市の市立病院へ搬送されましたが、脳溢血なんて珍しい疾患ではないし、時間を争う事態なのに受け入れ先が決まるまでこんなに時間が掛かるなんて！

最近、救急患者のたらい回しをニュースで目にしますが、身近に遭遇して他人事じゃないなぁと、改めて実感しました。