TEIN EnduraPro PLUS  

ローダウンスプリングを装着してから2年、ずっと悩まされ続けていたやや大き目の段差や荒れた路面での衝撃をどうにかしたいと常々思っていました。
最終手段としてビル脚を捨てて社外品に交換するという決断を中々下せずにいましたが、やっと腹を括ることにしました。

ダンパーを交換するなら減衰力調整付がよいが、リヤのラゲッジボードを加工したくないので、KYBのExtage一択かと考えていましたが、昨年末にテインのEnduraProシリーズにVM用がラインナップされたので二択となりました。

KYBのExtageではなくEnduraProに決めた最大の理由は、HBS(ハイドロバンプストッパー)付であること。
VMは元々サスペンションのバンプストロークが短いうえ、Myレヴォはローダウンスプリングを装着しているので、すぐにバンプタッチしてしまいます。
1G状態でHBSがすでに作動してしまっているようだと意味がないので、テインのHPから何度か問い合わせをして、Myレヴォのローダウン量でもHBS作動までストロークがあることを確認できたので、懸念事項をクリアできたので交換を決意するに至りました。

参考までにテインとのQ&Aは以下の通り。

Q1.取り付けにあたり、リヤのラゲッジボードの加工は必要になりますか。
⇒加工は不要です。

Q2.純正車高において、伸び側ストローク、縮み側ストロークはそれぞれいくつでしょうか。
⇒フロント：縮側：41㎜、伸側：82㎜
　　リア　：縮側：60㎜、伸側：51㎜
※バンプラバーを抜いた状態での寸法。

Q3.純正車高基準で、HBS作動までの縮側ストロークはいくつでしょうか。
⇒フロント：34.7㎜
　　リア　：46.5㎜

[インプレッション]
(前後共16段調整のハードから8段戻し)
純正ビル脚はフリクションが大きいのか突っ張るような感じでしたが、EndulaPro PLUSは角が取れたような感じでしなやかに動きます。

荒れた路面を試しに走ったところ、これまではガツンという衝撃があったのが無くなりました。
HBSが期待通りに機能しているようです。

近所のプチワインディングを少し攻めてみましたが、不安なく駆け抜けることができました。

高速走行はまだ確認できていませんが、ここまでで不満が全くないので☆5。

これで理想の足回りが完成です！