我が家のシステムキッチンにビルトインされているIHクッキングヒーターの魚焼きなどに使用する引き出しタイプのグリルの調子が悪くなりました。
引き出し部分が一番奥まで入らなくなり4cmほど手前で止まってしまいます。
レール部分が何かに当たって止まってしまい奥まで入らない感じでした。
業者さんに修理を頼むほどのものかどうかを確認してみようとしたのが運の尽き。
その後5時間以上IHクッキングヒーターと格闘することになってしまいました。
自分の想像ではデスクトップコンピューター内部の電源部分やHD部分などのように各部が独立していてそれを組み合わせて出来上がっているのではないかと思っていました。
IHクッキングヒーターの天板のヒーター部分や引き出し式グリル、コントロールのボタン部分など各部が個々に独立していて組み合わせてあると想像したわけです。
問題が発生している引き出し式グリル部分がユニットで前側に外れませんでしたのでIHクッキングヒーター全体をシステムキッチンから取り外してみました。
これがたいへんな作業でクルマのFRのミッション付きエンジンを上側に外すのと似たような感じでIHクッキングヒーター後部を90°上に上げて引き抜く作業になりました。
このIHクッキングヒーターが重い!
息子とふたりがかりでやっと引き抜けました。
妻が言うには新築時にこのIHクッキングヒーターを業者さんひとりで取り付けていたというので驚きです。
結局各部はユニットごとには分かれておらず引き出し式ヒーターのレール部分は一番下部分なので上から分解していかないとそこに到達できない事が分かってきました。
ここまでバラしたら後には引けなくなり作業時間はどんどん過ぎていきました。
このような基盤へのコネクター部分を数十ヶ所取り外したり数十本ものネジを取り外してもまだレール部分に到達できませんでした。
さらにバラシていってやっと問題が有ると思われるレール部分の一番奥が覗けるところまでいきました。
画像の赤い矢印部分がレールの一番奥のストッパーのような役目をしていて引き出しを一番奥まで戻した時に軽くロックがかかるようになる部分でした。
これがグラグラになって位置が移動してしまい引き出し部が一番奥まで入らない原因になっていました。
覗けるだけで取り外して修理もできないので、完全な修理ではないですがそのストッパー部がグラグラなままでも前にだけは動かない状態に力技でできたのでそれで良しとしました。
これでグリルの引き出し部分は一番奥までスムーズに入り、軽くロックもかかるような状態に戻せました。
後は外した部分を元に戻すだけですがこれもたいへんな作業でした。
ヒーターの作動確認でも全てが正常に作動してくれれホッとしました。
IHクッキングヒーターをシステムキッチンに収納し終えて前側のカバーの一部のペイントが剥げているのに気づきました。
引き出し式グリルの上にあたる部分です。
今日、バイクのマフラーに使った耐熱ペイントでペイントした後にヒートガンで熱を加えて硬化させてから取付けます。
Posted at 2024/01/13 15:07:22 | |
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